探せば答えはそこにある
私が森の中で考えること
森を見渡してみると、一見駆逐されたかのように思える生命が、実は形を変えて生きながらえているのを感じます。
死に絶えたかのように思える生命は、森の中にばらばらに散らばって、また別の生命に吸収され、そのバラバラの生命が寄り集まって、また一つの生命となるのでしょう。
そしてその寄せ集めが、また森という大きな生命を形作ります。
それが脈々と受け継がれて、この宇宙の営みとなるのです。
それは落ちていく葉っぱを見ているとよくわかります。
植物も動物も、あらゆる生命は、どのように生きようとも、それは自然とそうなる宿命の中で生きています。
だから、自分の意志に背く必要も、生きづらい生き方を選択する必要もないのだと感じます。
果物はただ、水の流れに身を任せてここまで流れてきました。
あとは妖精と赤ひょうたんに任せておけばいいのです。
無理をしないで自然とできること、それが個々の生命にとっての使命なのでしょう。
ただ一つ、心に大切なものを抱いてさえいれば、 答えはおのずとそこにあるものかもしれませんね。
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