30代の人生はチルアウトに。
湯河原に、チルアウトしに行こう。
そう言いながら仲間たちと一緒に、湯河原にきた。
チルアウトってカッコよい言い方をしてるけれども、まぁ言うたら「のんびりしよう」ってことだ。
気の合う仲間というか、空気感とテンポが会う仲間たちといると、居心地がよい。
無理をして何かをしないし、のんびりと、みんなの空気感とテンポで、旅をしていく。そんな「余白」がちゃんとある旅は最高なんだなと、自分に合ってるんだなと改めて感じさせてくれた。
ふと旅館に到着して、ビールをダラダラ飲みながら思ったのだが、最近はめっきりチルアウトする時間が減った気がする。
こうやって週末の土日を使って国内を旅行するのも、なんだか久しぶりだし、気がつけばパソコンを開いて、仕事をしてしまう自分がいた。
今日は、2018年4月7日。
実は、3月末で会社を立ち上げて4年が終わり、4月から5期目がはじまった。起業をしたのが26歳の時だったのだけれども、あれからもう4年が経ち、30歳になった。
26歳の時、「4年後、30歳になったら、結婚もしているかもしれないし、今より自由に動けるかなんてわからないから、ブラジルW杯に日本代表を応援にいこう!」と言っていた自分に教えてあげたい。
30歳になっても、結婚もしていないし、いまも変わらず自由な人生を生きているよ、と。そしてまたロシアW杯にいくらしいよ、と。
20歳の時、30歳になると、人生はだいたい終わるものだと思っていた。その年齢までが人生は楽しくて、そこからは下降していくものだと。そう思っていた自分に教えてあげたい。
30歳になっても、人生は楽しいし、まだまだこれからの人生も楽しそうだよ、と。
会社も人生も、思ったよりは順調じゃないけど、思ったほど失敗をしているわけでもない。まぁ、程よい感じなんだなとは感じている。
30歳になってから心に決めていることが、ひとつだけある。
もう少しだけ、「丁寧に人生を生きよう」と。
1つ1つの時間を大切にして、1人1人の友達や仲間を大切にして、1つ1つの仕事に想いを込めて、そして自分も大切にしていくこと。
もう少しだけ、「そんな人生を送っていこう」と。
たまたま湯河原にこんなタイミングでこれて、気の合う仲間とチルアウトする時間を過ごせて、良かった。
やりたいことを、やりたい仲間と、やりたい場所で、やりたい時に、やりたいだけ、やること。
そんな自分の理想とする生き方を実現するために、それが「やれる」自分にならないといけないって思っていたのが、20代。
そのために、努力をしてきたし、がむしゃらに行動してきたし、挑戦を続けてきたし、起業もした。
もちろん後悔をしていることなんて、ひとつもないけれども。20代は、とにかく生き急いでいたし、そのために犠牲にしていることも多かったんだと思う。
大好きだった小説は30歳になるまで読まないって決めていたし、親孝行だって20代はほとんどできていない、本当は会いたい友達ともぜんぜん飲みにいけていないし、こうやってチルアウトする時間を作ることだって、できなかった。
そんなことを取り戻す、30代にしていきたいなと思う。
湯河原で決めました、30代はチルアウトな人生を送ります。背伸びし過ぎることなく、無理のない範囲で、自分に素直に。
チルアウトな人生を。
なんか、調子乗ってるやつみたいで、カッコ悪いけど。
楽しかったなぁ、湯河原。
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「書く日、書くとき、書く場所で」という共同マガジンをやっています。今回は「チルアウト」を共通テーマに書きました。
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