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アイドル推し遍歴〜ももクロ編〜

2022年12月現在、僕はスタプラのアイドルにハマっています。
スタプラとは芸能事務所スターダストのアイドル部門のことで
スターダストプラネットを略してスタプラと呼んでいます。
スタプラのアイドルが誰でも大好きなのでスタプラDDとなります。
そんな僕がスタプラDDになるまでの遍歴を自己紹介がてら
書いていきたいと思います。


まずはやっぱりアイドル好きになったきっかけがももクロなので
僕とももクロとの出会いから辿っていきますがその前に
なぜももクロにハマることになったのかを紐解くために
出会うまでのアイドル推し遍歴と当時の状況を思い出してみます。

モーニング娘。

僕が中学生の時にモーニング娘。が結成されます。
リアルタイムでASAYANを見ていて結成の瞬間もテレビで見ましたし、オーディションからメンバーの加入や卒業もテレビで見ていました。
SNSはおろかインターネットもあまり普及していない時代だし、まだ学生のためお金がないのでテレビからの情報だけでした。
当時はアイドルと言ったらモーニング娘。や松浦亜弥くらいしかいなくて、うたばんやHEY!HEY!HEY!などの歌番組のトーク部分を見て誰が面白いとか可愛いとか、推しという言葉はなかったので誰が好きかを友達と言い合うくらいでライブに行ったことはありませんでした。
ちなみに僕は矢口真里が好きでした。
2005年の久住小春の加入くらいまではテレビで見ていた記憶はあります。

Perfume

2007年頃にPerfumeのポリリズムを聴いて衝撃を受けます。
それまでに聴いたことがない曲調で中毒性が高く、今のスマホくらいの大きさの iPodで繰り返し聴いてました。
この頃にはすでにインターネットも普及しているので、検索し過去の作品を調べてTSUTAYAにCDを借りに行きました。まだ音楽配信とかはなかったのでCD音源を一旦パソコンに読み込んでからiPodに移してたのはいい思い出です。今はサブスクさえ入っていれば検索してそのまま曲が聴けるんだから楽な時代になりましたね。
Perfumeに関しては僕はアイドルだとは思ってなくて、アーティストだと思っています。その線引きは自分でもはっきりわかっていないんですが、SPEEDの事をアイドルだと思わないのと同じ感覚です。中にはSPEEDの事もアイドルだと思う人もいるんでしょうか。
ちなみに僕はのっちが好きでした。

KARA

2010年頃には韓流ブーム真っ只中で少女時代の足派かKARAのおしり派かで分かれていたと思いますが、僕はおしり派でミスターのヒップダンスがセクシーというよりはかっこいいと思って見てました。
ちなみに僕はスンヨンが好きでした。
ここまでの推しを見ると、髪がショートカットからボブくらいの長さという共通点があって、どうやら好きなようです。なんか恥ずかしい。
2008年にはすでにももクロが結成されているのですが、この時はまだ知る由もありません。

AKB48

AKB48は2006年頃からテレビに出始めていて、さまぁ〜ずがやっていた深夜番組に出ていたのでたまたま名前は聞いたことがありました。でも特に気になってはいなかったのですが、RIVERという曲が出たあたりから曲を聴くようになりました。その頃には10人は顔と名前が一致するくらいではありました。総選挙がテレビで放送されるようになり国民的アイドルと言われるようになっていきます。
そして2012年、僕も総選挙のテレビ放送を楽しむため試しに投票してみようと思い、投票権が入っているCDを1枚購入し第4回選抜総選挙で横山由依に投票しました。


さて、2012年の夏までの推し遍歴を書き綴ってきました。
この後ようやくももクロと出会うわけですが、ここまでの遍歴を見てお気付きの方はいますでしょうか。

実は、ここで挙げたアイドルのライブに行ったことはないのです。テレビやネットで見ているだけのただの一視聴者であり、推しとは書きましたが推すというほど追っかけてもいなければ課金もしていません。(AKBのCDを1枚買っただけ)
僕はそもそもロックが好きで、2006年の大学生頃からサンボマスターやマキシマムザホルモンが好きでした。初めて行ったライブもサンボマスターだったし、CDやDVDを買ったりカラオケでもロックの曲ばかり歌っていました。
そんな僕がももクロ沼に落ちる様をお楽しみください。


ももいろクローバーZ

2012年9月頃、当時はライブDVDをジャケ買いするのにハマっていました。ジャケ買いといっても全く知らないアーティストのではなく、名前は知ってるけどちゃんとライブを見たことがないアーティストのDVDを買っていました。今はライブDVDもレンタル出来るようですが、当時はまだあまりなく買うしかなかったと思います。社会人になり数年経って落ち着いたあたりで大きめのテレビを買ったため、大画面で何を見るのがいいか考えたところライブDVDだとなりました。
実際に買ったのはサザン、安室奈美恵、AKB48、RADWINPS、m-flo、木村カエラなどですがその中の一つがももいろクローバーZでした。この豪華な顔ぶれの中ではちょっと浮いてるというか、違和感があるかもしれません。なんで僕もももクロのDVDを買ったのかわかりませんが、確かヨドバシカメラのDVD売り場に平積みされていて、名前聞いたことあるし面白そうだと思って買ったと思います。
「ももいろクリスマス2011」のDVDでさいたまスーパーアリーナで開催したライブでした。最初に格闘技のイベントのプライドのテーマが流れ、レニーハートの巻き舌で紹介されるメンバー、その眼にはうっすら涙をためていて緊張感や大舞台に対するプレッシャーを感じました。アイドルのライブのオープニングとは思えない演出で、まずは問答無用に興奮して気持ちが高まります。格闘技イベントを模範しているからなのか解説員としてバナナマンもいて、一風変わったライブでした。
曲を聴いているとCONTRADICTIONとかDの純情など意外とかっこいい曲があって驚いたのと、全力少女でのれにちゃんの踊りが個性的で印象に残っています。振付が楽しい曲もあってライブに行くのが楽しそうだなと思ったり、バラード曲も白い風とかが意外と良くて驚きました。
また、この時の新曲として披露された猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」は曲調がコロコロ変わって面白い曲で、100人の合唱団とマーティー・フリードマンのギターが壮大で度肝抜かれました。
そしてDVDを見終わったときには満足感が半端なく、すごいものを見てしまったと、それまで見ていたライブでは楽しさカッコよさは感じられたけど、ももクロのライブは面白さと感動も味わえエンタメの全てが詰まってるように感じました。

翌週、たまたま見たライブがよかっただけかもしれないし他のライブはどうなんだろうと、同じ年の夏のライブのDVD「サマーダイブ2011極楽門からこんにちは」を購入しました。
驚いたのは最初の茶番の長さです。いきなり30分ちかい尺のコントというかヒーローショーのようなものを見せられ買ったDVDを間違えたかと思いました。ただ、曲はやっぱりいいし戦隊モノのような衣装もおもしろく、後半はだんだん空が暗くなってくる中、汗だくになりながら歌って踊る彼女たちにエモさを感じて感動していました。
そして特に印象に残っているのがダブルアンコールが起こったときです。時間の関係でもう一度ステージに出られないという場面で、ステージ裏で有安杏果が「もう一度みんなに会いたい、みんなの顔が見たい」と泣きながら言うシーンがあり、感情をむき出しにすることに驚いたのとメンバーにこんな風に思ってもらえるファンは幸せだなぁと思いました。そしてこの約半年後に最初に見たさいたまスーパーアリーナのライブをしたんだと思うと、登場の涙にも納得するし、会場の規模がでかくなっていくその漫画のようなストーリーに胸が熱くなりました。

この2枚のDVDを見た時点でもう沼に落ちていたのかもしれませんが、次に普段の姿やバラエティでの立ち振る舞いはどうなんだろうと思い、ももクロChanのDVDを買いました。これでダメ押しですね。
早見あかりの脱退で号泣しました。
5人のももクロから見始めたのであかりんにはそれほど思い入れはないはずなんですが、あの脱退の報告の映像を見せられたら泣いてしまいます。

もう沼にどっぷりつかっていたので売ってるDVDを買い漁り、動画を見たり、CDを買ったりして楽しんでいたのですが、ここで事件が起こります。

なんと山手線の電車内で有安杏果と遭遇してしまうのです。

普通に電車に乗り何気なく席に座ったらお向かいの席に女子高生が座っていて居眠りしていたのですが、それがどう見ても杏果でした。はじめてプライベートの芸能人(しかも現在沼にドはまり中の)を発見して興奮していましたが、周りのひとは誰も気づいている様子はなく、ひとりでずっとドキドキしていました。でも好きになってまだ1か月程だし見間違いかもしれないと思い、相手が寝ているのをいいことにガン見していたら、電車が恵比寿駅に到着した瞬間に起きて急いで降りていきました。これで杏果確定です。
スターダストの事務所は恵比寿にあるし、時期も男祭り2012というライブの1週間くらい前だったので、きっとリハーサルに向かうところなのでしょう。学業とリハーサルで忙しいため電車内で寝ていたんだと気付き、これはもう運命だと思ってファンクラブに入会し杏果推しとなりました。

ももクロ沼にはまって自分ではモノノフになったつもりでしたが、この時点でまだライブに参戦できていません。コールしたこともサイリウムを振ったこともありません。でも現場はどんな雰囲気なんだろうと躊躇していると、僕にとって最適なイベントが開催されます。ぴあ50周年ライブというフェスのようなイベントでももクロが出演するというのです。しかも僕が以前から好きだったマキシマムザホルモンも。どちらのライブにも行ったことがないため、ファンじゃなくてうまくのれなくても違和感がない現場は初陣には最高です。それでも一人じゃ怖いので友達を連れて行きました。

ここで失敗したのが物販です。この日のホルモンのTシャツは普段ほとんど黒しか発売しないところ、物販(乙女)戦争だと言って5色のホルモンTを売り、ももクロ側もホルモンTのデザインに寄せたTシャツを発売したためどちらも売り切れてしまいました。フェスというものが初めてなのと物販も初めてだったので油断してました。それだけが心残りです。

ライブは初心者なので後ろのほうから見たのですが、初めて見るサイリウムの海に感動し、本物のももクロに興奮しましたがあっという間に出番が終わって物足りなさを感じました。そこでやっぱりワンマンライブに参戦しないとという気持ちが強まりました。また、ホルモンのライブでは普段見ないサイリウムにホルモンメンバーも感動していたようで、持ってるなら点灯させてと煽るとまだ残っていたモノノフが一斉に点灯し、心温まる楽しいライブでした。
ちなみにこの日、ももクロは初めてのミュージックステーション出演という記念すべき日で、ぴあフェスの会場である幕張メッセでライブしてからテレビ朝日に行きMステ出演という強行スケジュールでした。もちろんホルモンの出番が終わったらすぐ家に帰ってMステを見て感動してました。

そしてこの年の最後、ももクロにとって夢であった紅白歌合戦に初出場。

もちろんリアルタイムで見ました。どっぷり感情移入していたので、うれしさと感動で号泣しました。ももクロを知って4か月程でしたが、それまでのストーリーを紅白前に知れて良かったと心から思いました。


2012年のこの4か月間でももクロ沼に奥深くまで沈んで
2022年いまだに浮上していませんし、浮上する気もありません。
さらにその沼はスタプラ沼と名前を変えて横に広くなり続けます。
ここまで読んでくれた皆さんもこの沼に入ってみませんか?

以上、僕のアイドル推し遍歴~ももクロ編~でした。
次回はほかのスタプラアイドル編を書きたいと思います。いつか…。

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