【LIVEを後方で観る理由】
最近、YouTubeや各種SNS、ゲームアプリなどで出現する広告が、
「てっぺんフサフサにしたい男性を探しています!」
と、
「新宿院に通える30代男性、ヒゲ脱毛のモニターを探しています!」
の、
2択で、出てきます。
フサフサのロン毛に進化してヒゲを脱毛したわたしは、チイ兄ちゃんや、小雪、小梅、和也、文也と暮らすのでしょうか?
こんばんは、一番良かった頃の江口洋介です。
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30分ほど時間が出来たので、今日はわたしがライブを後方で観る理由について。
まず、ライブハウスを想像してみて欲しい。
ステージには必死に自己表現をする演者さんが居て、
最前列にはもちろんいつもの熱狂的な奴らが居て、
2列目や3列目には初めて見る方や少しゆっくり見たい方が居て、
もう少し後ろには、ケータイをいじりながら耳だけで聴いてる人やもっと前で観ればいいのにって思うようなノリノリな人も居たりする。
ほかにも、壁際のほうでカメラを構えてるカメコさん、フロアでお客さんと一緒になって楽しんでる他の出演者さん、壁に凭(もた)れて少し斜に構えてるお兄さんは関係者さんなのかな。
スタッフもそう。
眠そうな顔してReverbを調整してるPAさん、手馴れた様子でコーラを注ぐバーカンの元気な女のコ、ウロウロしてるオーナーなのかなっていう少し悪そうなおじさん。
そういうの全部丸めて、その場で起きてる出来事全てが造るのが、ライブなんだって思ってる。
わたしが観たいのは、演者さんだけじゃなくて、その場に居る全ての人のライブ。
そう、ひとつ屋根の下でね。
それが見渡しやすいのが、後方だということ。
その日のライブがつまらないわけでも、カッコつけているわけでも、遠慮しているわけでもなくて、
後ろで観るのが、全体像を俯瞰できるのが、その瞬間を一番余すことなく体感できるような気がして、好きなんです。
みんながみんな、それぞれの好きなように楽しめたらいいですね。
わたしも、みんなのそれを観れる特等席で楽しみます。
今日も楽しいライブをありがとうございました。
次のライブを楽しみにしながら、おやすみなさい。
(※この投稿は全てフィクションです。)
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