目標月収を達成したから、「ビジネス論」を書こうと思う。

■ 私の稼ぎって、お医者さんよりも上なの?

去年、たまたま見かけた「高収入な職業の平均年収ランキング」を見て、ビックリしたことがありました。それが、

え、私の今の収入って、お医者さんやパイロットよりも上なの・・・?!!

ということ。

そのランキングによると、お医者さんやパイロットの平均年収は1200万円前後。もちろんそれは平均だから、1000万円以下のお医者さんもいれば、2000万円や3000万円を超えているお医者さんもいるだろうけれど、それでも私には「こんな私が、一般的な高収入な職業の人よりも稼いでいる」という事実が、すごく衝撃的で、「もしかすると私は、ビジネスが、けっこう得意なのかもしれない・・・」と自分への認識が変わった瞬間だった。

20歳くらいから漠然と、「月収300万円くらいになりたいなぁ」と思っていました。

300万円を毎月コンスタントに稼ぐことができれば、たいていの欲しいものは気兼ねなく買える気がしたし、住みたいところに住めそうだし、自分の物欲の傾向からして買いたいものを買って住みたいところに住んでも月に300万円は使い切らないだろうから節約しなくても勝手に貯金が貯まっていくだろうし、それだとかなり安心して暮らせそうだな、と。(私の場合、300万円を超えたら、もうあまり幸福度数が変わらない気がした。月収が上がるほど毎月の貯金額が増えるから「より安心感は増すかなぁ?」とは思ったけど、そのくらい)

そして29歳を迎えた今、私は、毎月の自由に使えるお金が300万円くらいあります。すべて「下田美咲」という職業で稼いでいるお金です。その他の仕事はしていません。

今の下田美咲業がどんな感じかというと、まず、働いているのは週4日くらいです。週休2日は絶対で、たまに3日以上休む時もあります。

働く日にやっていることは、2時間ほどパソコンに向かって原稿を書くことと、あとは育児をしながらスマホで書ける範囲内のことを書くこと。基本的にはそれだけです。あとは月に1回くらい、旦那さんの休日に打ち合わせに出かけることがあるのと、3ヶ月に1回くらい「ぜひ出たい!」と感じる出演依頼が来た時は、母などに息子をお願いして、メディアに出ることもあります。基本的にワンオペで子育てをしているし、「子育てをエンジョイしたい!」というのが私の意志なので、これ以上のことは今の私にはできません。

私は去年、初めての子どもを産みました。そして先日、息子は1歳になりました。どこにも所属していない私に、産休や育休という制度はないので、無収入になることも覚悟をして出産をしましたが、実際には、産後に収入が落ちた月はひと月もなくて、むしろ産後の方が上がりました。

働き方を工夫した結果、産休を1日も取らずに働き続けることができて、産後も右肩上がりの月収を維持することに成功しました。

私には、学歴もなければ、資格もなく、特別なスキルもなければ、どこにも所属をしておらず、一般的に稼ぐために必要な要素は何1つとしてありません。

だけど、頑張って受験を乗り越えたり、難しい試験をクリアしたり、長年に渡る修行をして技術を磨いた人たちと同じくらいに稼げるようになりました。

■ オンラインサロンで感じたこと

先日、オンラインサロンを始めました。そこでサロンメンバーの悩みを聞いているうちに「ビジネス本を書きたい」という気持ちがフツフツと沸いてきました。

というのも「稼ぎたい」「お金が欲しい」というメンバーが多かった。
私は今まで「下田美咲の読者層」に、そういうイメージを持っていませんでした。みんなにこれほど稼ぎたい意欲があることは、オンラインサロンを始めたことで知った意外な事実でした。

また「月額1万円のオンラインサロン」ということで、なんとなく「お金に余裕がある独身女性が入るのかな? 20〜30代の働き盛りの女性が、さらなるステップアップのヒントを求めて、サロンを活用するのかな? 贅沢な習い事の延長かな?」というイメージを持っていたのですが、実際にサロンを始めてみると、メンバーは本当に様々な人たちで、シングルマザーだったり、休職中の人など、決してお金に余裕があるわけではなさそうな人が「なけなしのお金を」「一発逆転の可能性に賭けて」勇気を出して払っている、という印象を持ちました。

私はこれまでに5冊の著書を発表してきましたが、どれも「恋愛エッセイ」「女性エッセイ」の棚に並ぶタイプの本で、いわゆる「ビジネス本」は書いたことがありません。書こうと思ったこともありませんでした。

だけど、オンラインサロンでみんなの苦悩や葛藤を知るうちに、すごく書きたくなってきて、さっそく企画書を作り、出版社や編集関係者の方に「どう思いますか?」と意見を聞いたりしました。

そこで感じたことが、本屋さんに並ぶような書籍にするにあたっては「下田さんは作家だから・・・」「普通のサラリーマンやOLさんが使えるようなノウハウに落とし込めるかどうかが大事」というハードルが立ちはだかってきそうなこと。

わかる。

わかるのだけど。



なんか、つまらない本になりそう!!

というのが私の正直な感想で。笑

私が書きたいように書いたビジネス本は、きっと、出版社の企画会議は通らなくて、本屋さんに並ぶ本には出来ないのだろう。そう思いました。

だけど。

たぶんそれこそが、下田美咲作品の読者が求めてる「面白い読み物」で、サロンメンバーのような「一発逆転して」「稼げる人になりたい」人たちが求めているビジネス本なんじゃないかなぁ。。。という気がしました。いや、分からないけど。

それに、すっごくそもそも論になるけど「ビジネス本に書いてあるノウハウやセオリーを、読んだ後にちゃんと活かせている人っているの?」ってところが、私には疑問で。ノウハウ化しても、セオリーに落とし込んでも、結局、読んだことを身にするのって、めちゃくちゃ難しい。行動化するのって簡単じゃなくて、できてる人はほとんどいない。

だとしたら私は、もっと、琴線に触れるようなビジネス論が書きたい。目からウロコが落ちたり、ハッとするような言葉に溢れた本を書くことの方が、読んだ人の行動を変える力を持っている気がする。だから、結果的に、そういう本の方がビジネス本として有意義なんじゃないかって思う。

雑誌で見た筋トレを実践するのが難しいように、文字で読んだノウハウやセオリーを本質的に理解するのってめちゃくちゃ難しいけど、「目からウロコが落ちた分だけ価値観はアップデートされる」と思うし、「価値観がアップデートされた分だけ言動は変わる」と思ってるから、私はそっちの方が実際の効果が高いと思ってる。

私のこのセオリーを、そして私が書こうとしているビジネス本の良さを、出版社の会議室のおじさんや、おじさんに圧力をかけられているお姉さんやお兄さんが理解できるかどうかは分からないけど。

そんなわけで「本で出すことにこだわると、私が本当に面白いと思うビジネス本を書ける機会は無いんじゃないか?」と思ったから、noteで書いてみようと思いました。

ただ、ビジネス本を出したい気持ちはあって、出版社からビジネス本のオファーをもらえたとしたら前向きに検討する気マンマンだから、このnoteで書いたことが、いつか書籍に収録されて発売される可能性はあります。そうなった時に、noteで読んだ人は「高く付いた!!」ってなってしまうと思うけど、、、でも発売されない可能性の方が高いから、どっちのリスクをとるかはお任せします。

私が「チャンスがあれば書籍化をしたい」と思う理由は、ビジネス論を求めてビジネス本のコーナーに足を運ぶ読者の人に出会いたいからです。本棚に置かれる本にしないと、私は「下田美咲」を知らない読書家の人たちに出会うことができない。そして世の中の読書家の人たちも「下田美咲のビジネス論」に出会う機会がない。それはお互いにとって「もったいないこと・・・!」だと思うから、「未来の下田美咲論の読者」の人に出会うために、私は定期的に本を出したい。

だけど、いずれにせよ、もしビジネス本を出せるチャンスがあったとしても、今までの本がそうであったように、「下田美咲度、120%!書きたい放題を詰め込みました!」というような本を書ける可能性は無い。書籍用の原稿には、使ってはいけない言葉が必ずあるし、多くの人に当てはまらない項目は優先順位が低くなってカットになる。これは書籍の定めであり、私は書籍を書くにあたってはそこに不満も違和感もない。当然のことだと思ってる。

でも、だからこそ、とりあえず、noteで書いてみようと思うんだ。

下田美咲度120%のビジネス論を。

学歴なし、資格なし、スキルなし、所属なしの私が、
月収300万円を目指して大切にしてきた30のこと。

そんなタイトルの本を書くイメージで

「下田美咲のビジネス論」というマガジンを

見切り発車で発売して

育児の合間を縫って執筆をしながら

30の記事を更新していこうかな、と

思いました。


この記事は、

そのマガジンの、そしていつか本が出せた場合の、

「はじめに」にあたる部分。

「下田美咲のビジネス論」
(2019年5月に完成しました!)


1.「自分のため」になる行為で稼ぐ
2. 耐えて稼ぐと、お金が手元に残らない
3.「締め切りを守る」という進め方では超遅い
4. 完璧主義を捨て、完成度を上げる
5. 実行するタイミングはココ
6. 自分を知るために、世に晒す
7. 企画をノーリスクに仕上げる
8. ギャラの決め方、値段のつけ方
9. 成功するとは思ってないけどやる
10. 企画書はダサくて平気

11.仕事は自分で作る
12.月収以上のお金を自由に使うための財テク
13.どうすればできるか? とことん考える
14.とにかく数字を信じる
15.想像で決めない、行動して確認する
16.はじめの一歩は「検索しまくる」
17.「書く力」「解決する力」に気づいたのは小学生の時
18.クオリティを維持するために休む
19.大きな夢を叶える手順
20.商売をする上で絶対に外せない三か条

21.自分に「もっとお金が欲しい」と思わせる
22.払ったお金を回収する
23.「努力の仕方がわからない」=向いてない
24.「占い師」の求人募集に電話した日のこと
25.凡人が成功するために必要なのが「夢中」
26.他人に利用されたり、メディアに消費されないために大事なこと
27.情報を集めないことで突き抜ける
28.名前を守るために仕事を断る
29.仕事をする上で、一番に気を付けていること
30.今の私を仕事にする

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