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奢ってくれないと困る。あなたのことを性的な目で見たいから

下田美咲さんという女性をご存じでしょうか。13歳からモデルをしながらも事務所には所属せず、自宅の車を宣伝カーに改造してゲリラパフォーマンスを行ったり、「飲み会コール動画」などのオリジナル動画を180本以上手がけてYouTubeにアップしている一風変わった美女です。そんな下田さんは、恋愛においても全力投球し、10代の頃から身体をはって愛と契について研究してきたのだそう。その結果、男性や恋愛に関して独自の持論を持つようになったようで……。 本連載では下田さんが男性に対して「一目置いた」「惚れた」と感じたエピソードを中心に、ちょっとびっくりするようなユニークな恋愛論を語っていただきます。第1回目は、デートでのお会計問題についてです。

はじめまして。下田美咲です。

26年前に、ナンパ師の父(チャラい)と小悪魔な母(どチャラい)にオギノ式で作られ、誕生しました。クレイジーな姉(恐い)とNo.1ホストの弟(鬼畜)とシラけた犬の5人と一匹の家族構成です。好きな男性のタイプは私にだけ優しい人で、外見だと、何回見てもイマイチ覚えられない感じの顔が好みです。

今日は、私が一目置いた素敵な奢り方をしてくれた男の子の話をします。が、その前に、デート時のお会計についての私の断固としたスタンスを説明します。

「私も半分出しますよ」パフォーマンスはしない

私はデートの際のお会計において「私も半分出しますよ」パフォーマンスをしたことが、一度もない。初デートであっても、何度目かのデートであっても。財布を小脇に抱えて「いくら出せばいいですか」顔を作ったことも、ない。

お願い。断固として払ってほしい。と思っているからだ。これはお金の問題ではない(正直なところ、私はほとんどの同世代の男子よりも稼いでいるので、お金は持っている)。しかし。 デートでワリカンの流れになってしまったら、私は相手を性的な目で見れなくなってしまうのだ(詳しくは後述)。

それは避けたいと思っているから、私は好きになる可能性のある男の人とのデートでは、財布を出すふりをしない姿勢を26年間貫いている。出すそぶりを一切しないことで、相手から図々しい女だと思われる危険性があるとしても。その人と恋をしたい時ほど、財布は出さない。

付き合うかどうか決めかねていた彼

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