息子は「優しい子」になんて育ってほしくない
「恋人にするならどんな人?」という質問に「優しい人」と答える人は多いし、我が子について「どんな子に育ってほしい?」と訊かれた時に「優しい子に育ってくれればそれで十分」と答える親は多い。
これは日本人の国民性なのか、はたまた今がたまたまそういう時代なのか、よく分からないけれど、とりあえず私が物心がついた頃から現在に至るまで、世間では常に「優しいことは美徳」とされている。
実際に、息子を産んで子どもが出入りする場所に行くようになってからは、親が子どもに「人に優しくしなさい」と教えている場面をよく見かける。
しかし私は、息子を「優しい人」になど育てたくないと思っている。むしろ「どうしよう、優しい男に育ってしまったら…」と、それは恐れている将来像の1つですらある。
それはなぜか。
だって、優しい人って、幸せになる力が弱いんだもん。困る。親としては、それは1番困る!
私は我が子には、他人を幸せにすることよりも、自分自身を幸せにすることを大事にする人間に育ってほしい。
他人に優しくしている分だけ自分を蔑ろにする人
優しさって、実は「超・取扱注意」だと思う。上手に使わないとかなり危険。
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