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はなまるスキップについて

今回は今月の27日に発売された「はなまるスキップ」という作品について触れていきたいと思います。本作品はまんがタイムきららにて現在連載中の作品です。

1. 『はなまるスキップ』との出会い

作品の内容を触れる前に私とはなまるスキップという作品の出会いについて簡単に触れていきます。

あれは今から約4年半前の出来事……

2016年10月7日、私はいつものように松江駅で梅田に向かう夜行バスを待っていました。そこで某掲示板にて悲しいお知らせを見ることになります。

神様とクインテット、次回最終回。


自分にとっては、本当にショックなお知らせでした。なぜなら、私は神クイのことをきらら無印で一番面白い作品と思っていたから。そしてアニメ化されることも信じていました。

どうして神クイが2巻で終わらないといけないんだ。もっと終わらすべきべき作品は別にあるんじゃないか。という思いを抱き、次第にまんがタイムきららという雑誌に対して怒りや憎しみの感情を抱くようになりました。

そして私はしばらくしてまんがタイムきららの購読を辞めました。MAXやキャラットは楽しく購読していたのに。(ミラクは購読し始めてすぐに休刊になりました。悲しいですね。)





月日は流れて、2020年6月9日
私は再びまんがタイムきららを手に取ることになります。

6月発売のきらら無印は200号の記念号で記念小冊子が付いていました。
そして、その小冊子には「どうして私が美術科に!?」のイラストが掲載されているとのこと。えっ…?どうして?

「どうして私が美術科に!?」は私にとって近年のきらら作品では最も楽しませてくれた作品。この作品の新規イラストが見れるならこれはもうきらら無印を買うしかないと感じました。本作は無印ではなくきららMAXで連載していた作品。連載終了作品が雑誌の垣根を越えて掲載されることは自分にとって驚きの出来事でした。

どうびじゅ新規イラストを堪能した後、記念小冊子をパラパラとページをめくり適当に読んでいく。そしてそのときにかわいらしいイラストで人を惹きつけるような独特なインパクトのある作品と出会いました。この作品こそが「はなまるスキップ」です。


私は「どうして私が美術科に!?」のおかげで、「はなまるスキップ」と出会うことができました。そして、はなまるスキップのおかげでかつて怒りや憎しみの感情を抱いていたまんがタイムきららに対して、今ではきらら4誌の中で最も最新号を読むのが楽しみな雑誌と思えるようになりました。

はなまるスキップのおかげでちくちくしていた私の気持ちが、“ぽかぽか”した気持ちになれました。ありがとうはなまるスキップ。


2. “新感覚”ギャグ4コマ作品『はなまるスキップ』。

さて、ここからが本題です。本作の魅力はきらら公式ツイートが語っているように新感覚(?)ギャグ4コマであることと思います。従来のギャグ4コマにはないようなこの感覚は今まで味わったことがない……そんな感覚を味わえるのが本作最大の魅力かなと思います。

ちなみに私自身の過去ツイートで本作を語るにあたり頻繁に新感覚というワードを用いています。何回、新感覚というワードに頼っているのか。

今回の記事では魅力となっている新感覚とはどのようにして感じることとなったのかを私が最も愛するギャグ4コマ作品かつきらら作品の象徴とも言える「きんいろモザイク」等、ギャグ要素の強いきらら作品および自分が愛する萌え4コマギャグ漫画と比較しながら考えていきます。


まずは主要な登場人物について触れながら新感覚の正体を考えていきます。

星見はる

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これぞ主人公というムーブメントを見せつける星見はる。
『はなまるスキップ』(著:みくるん)第1巻108ページより

本作の主人公(?)
昨今のきららの陰キャ主人公ブームの波に流されず、大宮忍やココアちゃんのような陽キャ・能天気・本能に忠実な感じの今ではクラシカルに思える主人公です。当然ボケ担当。なんだかんだでピクニック同好会は彼女のハーレムみたいに思えるところもありますし、ギャグ4コマというか従来のきらら作品の王道主人公という感じのキャラクターです。


小川めぐり

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好きな言葉は資本主義、小川めぐり。
『はなまるスキップ』(著:みくるん)第1巻91ページより

本作のメインヒロイン(?)
個人的に思う本作品の最大のキーパーソン。星見はるは王道なキャラですが、このキャラは外道です。きららでこんな性格がカスなキャラは初めて見た。きらら界唯一無二な存在。たぶんボケ担当。まともそうでまともじゃない。

口を開けば、辛辣な暴言と嫌味を浴びせ続ける。おまけにブルジョアという存在自体が嫌味なキャラ。彼女のことを受け入れることができるのかどうかがこの作品を楽しめるのか、楽しめないのかの分かれ道になるはず。

引っ込み思案という印象は受けないがぼっちキャラ。陰キャだとか臆病だとかではなく、性格がカスなゆえに友達が少ないという生々しい嫌な感じが新鮮かもしれません。


シェフ子ちゃん

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るあるあに対しては辛辣なシェフ子ちゃん。
『はなまるスキップ』(著:みくるん)第1巻99ページより

本作の赤ちゃん(?)
メインキャラなのに1巻範囲で本名が明かされない。
(本名は最新話で明らかになっている。気になる方は雑誌を買おう。)

前二人がボケなのでツッコミ担当かと思いきやどちらかというボケという印象。ボケとかツッコミとかではなく星見はるや小川めぐりの暴言、悪口を一心に纏うサンドバッグ役というべきでしょうか。特に激しい暴言を浴びせてくる小川めぐりはともかくどんなにひどい言われようを受けても星見はるには好意を持っている辺り、どことなくきんいろモザイクのアリス・カータレットみたいに思えます。髪の金髪(?)ですし。

基本的に辛辣なちくちく言葉を受け続ける彼女ですが、後述する赤井るあに対しては彼女自身が辛辣な言葉を浴びせます。ただただボコボコにされるだけではなく、自分より立場が下の人物に対しては攻撃を与えるのが彼女の特徴に思えます。この特徴って2019年にハマった某アニメのオーコメにて発言のあったおとなしめな子が自分よりおとなしめ子に対して強気に行けるのと同じ感覚なんですよね。こういうところも生々しくて嫌らしい。でもこれがはなまるスキップが特徴だなと思います。


赤井るあ

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応援演説をする、赤井るあ。小川めぐりの応援演説はもっと酷いです。
『はなまるスキップ』(著:みくるん)第1巻72ページより

本作の追加ヒロイン。第5話にて初登場。アニメだと3話で初登場するタイプのキャラクターです。シェフ子ちゃんのいじられ仲間。

4人の中だとツッコミ担当になりがちですが、4コマギャグ漫画でありがちな常識人ぶったおかしいキャラだと思うのでボケ担当認定でいいと思います。
小川めぐりに負けず劣らず酷い応援演説が印象的。

作中のお話ではないのですが、特典イラストで最愛の藤原あやめちゃんとセットにならないところに彼女らしさを感じます。愛おしい。

藤原あやめ

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テレ顔がとてもかわいい藤原あやめ。彼女のかわいさは詐欺じゃない。
『はなまるスキップ』(著:みくるん)第1巻55ページより

本作の良心。私がはなまるスキップの中で一番好きなキャラクターです。
ピクニック同好会のメンバーではないですが、主要キャラなので紹介。

真面目で常識人。とてもかわいい。見てて癒されます。
どうして彼女が畜生だらけの世界に生まれてきたのか不思議。
どれだけ世界がカスみたいなやつが溢れても彼女はこのままで居てほしい。

私の彼女に対する感情は赤井るあそのものなので、私は赤井るあかもしれません。彼女のことが大好きなので小川めぐりの彼女に対する暴言・嫌味を大して本気でキレてました。

橋倉先生

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“これもある意味心霊写真ね”という暴言を浴びせられる橋倉先生。
『はなまるスキップ』(著:みくるん)第1巻31ページより

本作の最大の被害者。妹のシェフ子ちゃん以上に酷い目に合っている印象。

藤原あやめちゃんと共に割と常識人ポジションですが、ピクニック同好会の悪童たちに翻弄されがち。新任だから権力なくて使えないという扱いは本当にひどすぎる。

私は訳あって現実世界にて教育機関を卒業して以降も学校の先生と一緒に過ごす機会に恵まれたのですが、学校の先生は本当に大変だと思います。

残業代も出ないのに頑張る先生、土日も休みなく働く先生、各学校あちこちでいるうつ病で休む先生、うつ病で休む先生の代わりの先生を必死に探す先生など本当に大変だと思います。橋倉先生も現実世界に居る先生のように苦労ばかりの日々ですが、ピクニック同好会に負けないように頑張ってほしいです。



その他、手のひらを簡単に返すような邪悪なモブ共もいますが、登場人物紹介は以上です。

登場人物の特徴を見ていきますと、小川めぐりやシェフ子ちゃんのような妙に嫌らしい人間臭さのある設定が新感覚の正体?かなと思います。どうびじゅのようにキャラクターの人間臭さを売りにする作品ならともかくギャグ4コマの作品はそのへんは割とあっさりでむしろコイツほんまに人間?と思わせるつくりのキャラクターのほうが多く感じます。

登場人物の役割を見ていきますとピクニック同好会4人はいずれもどちらかというとボケ担当で明確かつ強烈なツッコミ役が不在です。

きららの象徴とも言えるきんいろモザイクの場合ですととボケ役の主人公の大宮忍が居て、勉強はできないがツッコミ役の猪熊陽子が居る。そして、常識人に見えてそうじゃないアリスと小路綾、そしてふざけている様で常識人な感じの九条カレンが居る。

きらら作品というかギャグ4コマの登場人物だとこのような構成が基本だと私は考えています。カレンのポジションのキャラは居ませんが、きんいろモザイクと同じくきららMAXで連載していた「はんどすたんど!」や冒頭で紹介した神様とクインテットの作者の作品である「さくらマイマイ」はこの基本となる構成の登場人物が配置されています。

はなまるスキップと出会うまでは、強烈なツッコミこそがギャグ4コマでとても重要な要素だと思っていました。はんどすたんど!だと乙宮いちご(勉強はできる)、さくらマイマイだと鈴森純(勉強はできない)というインパクトのあるツッコミキャラが居ました。

いままで出会った好きな作品には明確なツッコミキャラが居て、はなまるスキップと同じくまんがタイムきららにて連載された「スマイル・スタイル」21連続ツッコミを見たときはこれぞギャグ4コマの醍醐味だとおもっていました。

はなまるスキップでもボケに対して基本的にツッコミは入るものの、明確なツッコミ役が居ないためにツッコミどころである部分がさらっと流されていく場面があるように感じます。こういう部分が新感覚の正体であり、治安が悪いと本作が称される所以に思えます。酷いことを言っていてもさらりと流され放置される感じ、これこそがはなまるスキップの面白さだとも思います。


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上記ツイート文面のように読者すらもツッコミどころをスルーしてしまう、この感覚こそまさにはなまるスキップでしか味わえない新感覚ですね。


はなまるスキップという作品の特徴ですと、他には時事ネタを積極的に活用することが挙げられます。

時事ネタで思い出すのが、「キルミーベイベー」の魅力を語る某ブログ。

きららギャグ4コマの頂点とも言えるキルミーベイベーなんですが、某ブログ記事では作品の魅力のひとつとして時事ネタがほとんどないことを挙げられていました。これを見てなるほどなぁと思った記憶があるので、時事ネタを多用しても面白いと感じるはなまるスキップがすごいなぁと思いました。


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『はなまるスキップ』(著:みくるん)第1巻96ページより

いくら新型コロナウイルスが蔓延してる世の中であっても、感染防止対策をアピールするきらら作品は本作だけだと思います。デフォルメされた可愛いイラストのギャグ漫画で真面目に感染対策なんて言われると笑うしかないし、タブーとされると思っていた時事ネタも作品の特色を逆手にとって使えば面白さを増すことができる。これも新感覚に思えます。




ここまではなまるスキップの特徴を連ねてきて思った新感覚とは、明確なツッコミキャラの存在だとか時事ネタはなるべく使わないだとか、今まで自分がギャグ4コマで重要と思っていた要素を否定しても面白いと思わせる感覚なんだと思います。

今まで自分が重要と思っていた要素の否定という意味では優しさを否定することもはなまるスキップという作品に新感覚だと思わせるものと思います。

私が大好きな作品である比較対象にあげたきんいろモザイクはかわいらしいイラスト、そして切れ味するどい狂気を感じさせるギャグはもちろんですが、一番の魅力は作中から感じられる優しさだと思いました。

ギャグ要素が強い作品でありながら、読者を不快にさせないように徹底的に優しい世界を作り上げていました。そんなきんいろモザイクという作品が私は大好きでした。

まんがタイムきららの読者層はかなり繊細だと思います。
これは同じく大好きだった作品の神様とクインテットの話ですが、流石にこれは酷いのではだとか、不快だとかと言われるエピソードがありました。

私は楽しく笑わせてもらったトーコさんのアイドル回。でもきららの読者層の中にはこのエピソードを不快と思う人も居ました。

この神クイの事例から私はきんいろモザイクのように徹底的に優しい世界を作り上げ読者に不快感を与えない要素も4コマギャグやきらら作品で重要と思いました。


でも、はなまるスキップという作品にこの要素はありませんでした。


正直者が報われない世界。それが「はなまるスキップ」です。

これは、初めてはなまるスキップを読んだときに見たオチの煽り文。この煽り文のようにはなまるスキップの世界は優しくなんかはないのです。

私が本作のキーパーソンだと述べた不法投棄女、小川めぐり。
彼女が毎回のように暴言・嫌味を吐く限り、優しさなんてない。ずっと一部の読者に不快感を与えた神クイのトーコさんアイドル回のような話が続く。

でも、改めて単行本で一気にまとめて読み返すとそれがはなまるスキップの一番の面白みなのかなと思えてきました。

繰り返し、繰り返し聞かされる暴言・嫌味、それにはどうやってその言い回しを引っ張り出したんだと思えるセンスを感じます。とても面白い。こんな作品は今までになかったと感じます。


ツッコミキャラ・時事ネタの不使用、不快感を与えぬ優しい作品づくり………これらの自分の大好きなきらら作品、ギャグ4コマ作品で重要だと思った要素を切り捨てていき、私に新しいスタイルを提供してくれた作品、それが“新感覚”ギャグ4コマ作品『はなまるスキップ』と言えると思います。

上手くまとめ切れていませんが、これが私の考える『はなまるスキップ』が与えてくれた新感覚の正体です。


3.もっと『はなまるスキップ』を楽しむためのススメ

次に、個人的に「はなまるスキップ」をもっともっと楽しむための方法をお伝えしていきます。と言ってもありとあらゆる漫画を楽しむための共通の楽しみ方ですが。

方法としてはズバリ、雑誌を購読してはなまるスキップを読むことです。


きらら作品で雑誌を購読してこそ楽しめる作品といえば、「ご注文がうさぎですか?」が思い浮かびます。

ご注文はうさぎですか?はきららMAXで連載されているのですが、2014年11月号から現在に至るまで7年弱ずっと巻頭カラーおよびセンターカラーにて掲載されています。

つまり雑誌を購読すればほぼ間違いなく、Koi先生の美麗なイラストを堪能できると言えます。しかし、単行本のみですと収録される14作品中、冒頭の作品以外はモノクロ掲載されてしまい雑誌を購読しないとせっかくのカラーイラストを堪能できなくなります。

このように漫画作品は雑誌を購読して最新話を追っていくからこそ楽しめる要素があります。はなまるスキップも同じように雑誌を買ってリアルタイムで楽しむことでより楽しめると思うので雑誌を購読して作品を読むことをおススメします。


それでは、『はなまるスキップ』の場合だとどうして雑誌を購読してこそ楽しめる作品なのかを自分で感じていることについて触れていきます。


3-1.雑誌で追うからこそ元ネタが分かる柱の内容

はなまるスキップという作品は4コマの内部だけでなく外枠のいわゆる『柱』部分が楽しめる作品です。

あらすじや登場人物の紹介が記載されている柱は普通の作品だと単行本化されると消されちゃうのですが、本作はきららキャラットで連載されていた作品、「ふじょ子とユリ子」と同じように雑誌掲載時のまま掲載されています。

ふじょ子とユリ子は柱の登場人物紹介欄に遊び心を感じる作品でした。同じように、はなまるスキップも柱の部分が面白く楽しめる作品です。単行本を読むだけでも楽しめる柱ですが、雑誌を追っていると謎に思えるあらすじ部分の元ネタがわかってさらに楽しめたりすることがあります。

この事例として、はなまるスキップの1巻のP61から始まる第7話にある柱のあらすじを見ていきます。

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『はなまるスキップ』(著:みくるん)第1巻62ページより

実はこのあらすじの文章の元ネタはきららオタクくんの間で話題となった「ヤング・テレホン・コーナー」のページに記載されていた文章です。

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2020年の夏ごろ発売のきらら各誌で見られた警視庁からのお知らせページ

単行本だけではなんのことかピンとこないあらすじの文章ですが、雑誌を追うと「ヤング・テレホン・コーナー」のページ記載の文章が元ネタであることが分かり、よりもっと柱のおもしろ文章を楽しめたりします。


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上記のツイート文面のように実はこれをやるんじゃないかというオタクくんの予想はありました。オタクくんが冗談半分で言っているような悪ふざけをする、これがはなまるスキップです。


3-2.柱だけでなく煽り文も作品の魅力

はなまるスキップの魅力といえば柱とお伝えしましたが、煽り文も面白いです。しかし煽り文は柱と違い、単行本では記載が消えてしまいます。

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(出典:まんがタイムきらら2021年6月号)

こちらは最新話の煽り文ですが、今年の4月に単行本が発売されたきららキャラットで連載されている某作品に完全に喧嘩を売っています。


おいおいふざけんなよと思い笑わせてくれた煽り文ですが、このエピソードが単行本で収録される際は消されてしまうと思います。

はなまるスキップという作品のエピソードは漫画部分、柱部分、そして煽り文の部分、これら三つの要素が揃ってこそ成り立つと私は思います。だからこそ雑誌を購読してはなまるスキップを読むことをおススメします。

はなまるスキップは「まちカドまぞく」のようにストーリー性が高い作品ではなく、基本的に1話完結なので途中から読んでも楽しめると思います。

単行本を手に取り面白いと思えたのならば、ぜひ雑誌を購読して最新話を追いつつ楽しんでいただきたいと思います。

4. 終わりに

私は見てみたい。地元のローカル局、KBS京都の深夜の24時28分頃にて

『TVアニメ、はなまるスキップはごらんの時間で放送中~みんなもいっしょにぽかぽかしようね!!!』

みたいな感じでCMが入る姿を見てみたい。できれば星見はる(CV花守ゆみり)でこれが流れてほしい。

そして、星見はる・小川めぐり・橋倉せりな・赤井るあのCVを務める声優さんで構成される声優ユニット、ピクニック同好会が歌うEDを聴きたい。

そしてそして、アニメ放映後に東京都あきる野市の〇川キララホールで開催される声優イベントに参加したい。

はなまるスキップのアニメ化を期待します。










しかし、現状だとアニメ化までは厳しいかなと思います。冒頭で触れた「神様とクインテット」と「どうして私が美術科に!?」のアニメ化を私は望んでいましたが、実現する前に原作は完結しました。

今のきらら系列誌には、はなまるスキップ以上に今後のアニメ化等を期待されている作品があると思います。

はなまるスキップが掲載されているまんがタイムきららだと、星見はる同様、こちらも花守ゆみりさんに演じてもらいたいと私は願う、雷門瞬が登場する『星屑テレパス』

私の大好きな作品、きんいろモザイクが連載されていたまんがタイムきららMAXだと、嶺内ともみさんに演じてもらいたいと私は願う、高山萌が登場する『ななどなどなど』

そしてまんがタイムきららキャラットだと、最新話にてはなまるスキップに喧嘩をふっかけられたじゃなくて今年の4月に1巻が発売されたばかりである『またぞろ。』。

これらの作品のほうが、はなまるスキップよりアニメ化される可能性が高いのではと個人的に思います。

3作品とも私にとって大好きなのですが、それ以上にはなまるスキップのことが大好きなのでこれら3作品+はなまるスキップがアニメ化されたらとても嬉しいです。

アニメ化の話ばかりしていますが、きららのオタクになってから何度も何度も自分の好きな作品がアニメ化されずに完結する光景を見てきました。

アニメ化だけが全てじゃないですし、極端な話で言いますと長く作品が続いてより楽しませてくれる時間を多く提供してくれたら幸せです。

長く続けばいいと言いましたが、仮に2巻で終わっても、または2巻が出る前に終わったとしても、治安の悪さゆえにきららから出禁になって連載終了に追い込まれたんだなと笑って受け止めることができます。どう転んでも楽しいのは本当にずるいと思います。




この先、『はなまるスキップ』がどのような未来を描くかどうかはわかりません。

だから私は、どんな未来が訪れるとしても『はなまるスキップ』が最後まで私を楽しませてくれる作品となってくれることを願います。

以上で本記事は終わります。最後にぽかぽかのテーマを添えてお別れです。
ありがとうございました。




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