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ブリキカラスが語る!        グリップ・リラックス・ローテンション

毎週金・土・日曜日に下北沢でお笑い無料ライブを主催している
「下北GRIP」です。
2021年、下北GRIPの魅力を皆さんにもっと知ってもらうため、
各曜日レギュラーの芸人さんのインタビュー企画を行います!
第4回目の今回は、ブリキカラスの小林メロディさん、
黒田和基さんにお話を伺います!
東京のライブシーンで引っ張りだこのほか、
昨年のM-1では準々決勝に出場し賞レースでも
大活躍の2人の人となりを知るべく、
様々な質問をぶつけました。

■ラジオは「自分たちが王様」、
悲惨な話も面白おかしく!


スタッフ:2人が最近印象に残っているお仕事について
教えてください!

小林メロディさん(以下、メロディ):GERAというアプリで
去年7月から僕らのラジオが始まりました。
僕らが職務質問によく遭うことにちなんで
『ブリキカラスのショクシツ!』というタイトルを
つけたんですけど、ラジオが始まってコンビで
コミニケーションの場が取れたし、
なんとなく相方も珍しく楽しそうにやっている気がしてます。

黒田和基さん(以下、黒田):いつも暗い顔をしているんですけど、
ラジオの時は楽しいですね。

メロディ:漫才している時も寝起きでなんとなく
ツッコんでる時あるよね。

黒田:ラジオって自分たちが王様じゃないですか。
それが良いですよね。偉そうにできる。

メロディ:あー確かに。我々は内弁慶なので。
収録中に2人で王様気分で盛り上がっている時は
本当にいいコンビだなぁって思います。

スタッフ:ラジオを始めてから知った相方の意外な
一面はありましたか。

メロディ:相方の昔の事を普段はそんなに話さないので、
そういうのが聞けるのはラジオならではだなと思います。
あとラジオの時は相方はすごいふざけて、
のびのびしているんですが、
そういう一面はラジオで新しく知れたかなと思います。

黒田:メロディはキャラで暗いのかと思ってたら、
本当に過去も悲惨なほど暗くて、
すごい悲しいエピソードが...今となっては
すごい面白いんだけど、当時はきつかったんだろうなって。

メロディ:部活とかで虐げられてきた部分はありましたね。
僕は学生時代バスケ部で下手くそだったので
ずっと試合に出られなかったんですけど、
『月刊バスケットボール』っていうバスケ少年少女が
全員読むような雑誌に載ったことがあるんです。
しかもそれが見開き2ページの写真の真ん中で
僕がシュートを打っている写真でした。
すごい大々的に載ってるんですけど
僕がシュート打っている奥の方で、
男子バスケ部が練習しているんですよ。
それで、僕の周りには女子バスケ部がいるんですよ。
僕はその時、男子バスケ部で通用しなくて
女バスに混ぜられてて、その所が撮られちゃったんです。
しかも、その回で見開きだったのが
僕と田臥勇太だけだったんです。
田臥と不本意ながら並んだというか…(笑)
こういう悲惨だけど面白いエピソードを話してるので、
よかったらこのノートを読んでいる人にも
ラジオ聴いてほしいです。

スタッフ:ラジオを始めることに抵抗はありませんでしたか。

黒田:最初は30分話すなんて無理だと思ってました。
絶対もたないと思ってたんですけど何とかもった。

メロディ:意外にラジオ体力があったというか、
ダラダラ喋るのは得意だったみたい。
僕たちはゆっくりしゃべるので、
それが「リラックスしたい時にぴったり」という声は聞きますね。
それはありがたいです。

黒田:「眠りたいときに良い」とか言われるので、
面白いかどうかは分からないですけど(笑)

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