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2024年公開を心待ちにしてる新作映画10本

新年明けましておめでとうございます。
ヴィクトリー下村と申します。これまで付き合いのある方も初めましての方もよろしくお願い致します。

新年早々、正月気分どころではないことが起きてますね…被害に遭われた方は心よりお見舞い申し上げます、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

さて、新年最初の記事は2024年公開予定の映画で特に楽しみにしてる映画10本を挙げてみました!

巨匠の新作を中心にさまざまな作品を挙げてあります。興味ある方は是非覗いていって下さい。


①女性版フランケンシュタインの冒険【『哀れなるものたち』】

『ロブスター』、『女王陛下のお気に入り』などで知られるヨルゴス・ランティモス監督の最新作。

ヨルゴス・ランティモスはどの作品も年間ベスト10に入るくらい好きな監督。

それだけに期待値もかなり高い。エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォーとそうそうたる面子が揃っているの楽しみな点。

そんな本作は女性版フランケンシュタインのような設定のファンタジー。かなり奇想天外なストーリーとのこと。原作本も再販されているので気になる方はチェックして欲しい。

1月26日より公開予定。ポストカード付き前売り券も発売中。

【1月23日追記】
先行上映にて鑑賞したので感想をおいておきます。気になる方はこちらもチェックしてみてね。

②ビクトル・エクセ31年ぶりの新作【『瞳を閉じて』】

『ミツバチのささやき』、『エル・スール』などで知られるスペインの巨匠ビクトル・エリセ監督の31年ぶりの長編映画。

物語は映画撮影中に疾走した人気俳優と監督の記憶を巡るミステリーとのこと。ビクトル・エクセのあの静謐な雰囲気を味わえるのが楽しみで仕方ない。

なお『瞳をとじて』の公開記念として『ミツバチのささやき』、『エル・スール』ともに全国の劇場で特別上映されることも決定。
気になる方はそちらもチェックして欲しい。

本作は2月9日より公開予定だ。

③瀬尾まいこ原作を映像化【『夜明けのすべて』】

『きみの鳥はうたえる』、『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督の最新作。

PMS(月経前症候群)を抱えて生きる藤沢さんとその同僚で、パニック障害を抱えている山添君の2人が互いに支えながら生きていこうとする人間ドラマ。

原作は『そして、バトンは渡された』などの作品で知られる作家、瀬尾まいこの同名小説。主演は松村北斗と上白石萌音の2人がつとめている。

原作は読んだことないけど、三宅監督の作品が大好きなのでこちらも期待。予告編の映像からして良い!

本作は2月9日公開予定。

④『ミッド・サマー』監督最新作は悪夢のような【『ボーはおそれている』】

『ヘレディタリー/継承』、『ミッドサマー』で知られるアリ・アスター監督の新作。鬼才としられるアリ・アスター監督とタッグを組むのが『ジョーカー』、『ナポレオン』とこちらも名俳優として知られるホアキン・フェニックス。

怖がりの男ボーが母の元に行こうとするが…という話。
アリ・アスター×ホアキン・フェニックスという組み合わせだけで充分にヤバい作品であることが分かる本作。

本国では既に公開されているが「悪夢の中にいるみたい」といった感想も見かけられる。3時間の悪夢のトリップ、怖くもあり楽しみでもある。

2月16日公開予定。

⑤ポン・ジュノ監督最新作はSF映画!【『ミッキー17(原題)』】

今、最も新作が心待ちにされてる監督の1人ポン・ジュノ。日本でも大ヒットした『パラサイト 半地下の家族』に続く新作はクローンを題材にしたSF映画だ。

宇宙開拓時代、死ぬたびに新しい肉体で生き返る「消耗品」である主人公を題材にしたスリラー。主演は『TENET テネット』、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のロバート・パティンソン。

「クローンとして生き返る自分は果たして自分と呼べるのか?」という「テセウスの船」を題材にした本作。原作を読んだ印象としては密室系スリラーっぽい雰囲気。『スノーピアサー』もSF映画だったが、あの作品も閉じた空間の話だったな。ポン・ジュノ監督はそういうシチュエーションが好きなんだろうか?

果たしてどどんな作品になるのか、とても楽しみ!

公開日はイギリスで3月29日(日本ではまだ詳しい日程は不明)。

⑥『ドライブ・マイ・カー』監督最新作【『悪は存在しない』】

ポン・ジュノと同じく今最も注目されてる監督でもある濱口竜介の最新作は長野の美しい自然を舞台にさまざまな人間の思惑が絡むドラマとのこと。

「ドライブ・マイ・カー」でもタッグを組んだ音楽家・シンガーソングライターの石橋英子と濱口監督による共同企画として誕生した。

4月26日公開予定。

⑦あの興奮が再び!!【『マッドマックス:フュリオサ』】

日本でも熱狂的なファンを生み出した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年)のキャラクターでもあるフュリオサの過去を題材とした作品。

今回、フュリオサを演じるのは飛ぶ鳥を落とす勢いのアニヤ・テイラー=ジョイ。敵役はクリス・ヘムズワースという何とも豪華な組み合わせ。
アニヤ・テイラー=ジョイ×ジョージ・ミラーという組み合わせがどんな化学反応を生みのか…

2024年公開の作品の中でも一番の楽しみ。なおオーストラリアでは5月23日公開(日本は現時点で詳細な日程は不明)。

⑧ホアキン・フェニックス×レディ・ガガ【『ジョーカー フォリアドゥ(原題)』】

『バットマン』に登場する人気ヴィラン、ジョーカーの誕生ストーリーをホアキン・フェニックスが演じた『ジョーカー』(2019年)。

日本でも50億円を超える大ヒットを記録し社会現象にもなった作品の続編だ。今作ではジョーカーの相手役としてハーレイ・クインを世界的歌姫のレディ・ガガが演じる。

どんな物語になるのかは明かされてないが(ミュージカルになるとの話もある)、撮影監督のローレンス・シャーによれば「皆を驚かすリスキーな作品」になるとのこと。アメリカでは10月4日公開とのこと(日本は詳細な公開日は未定)。楽しみ!

⑨悪ガキ集団 VS 魔女!?【『RIDDLE OF FIRE(原題)』】

全くのノーチェックだったけど、SNSで上がってる画像と予告を観て一気に心を奪われた作品。

何でも悪ガキ軍団と魔女の闘いを描いた作品らしく「『グーニーズ』meetsネオ・ウェスタン」(クロックワークスHPより抜粋)というキャッチコピーだけでも期待できる。

下の予告編の映像を見てもらえれば分かるけど、まず映像が最高。
本作は16mmフィルム撮影らしく、80年代を彷彿とさせる映像が魅力的。そしてキャストも可愛い!

日本ではクロック・ワークスさんが配給権を獲得。公開は2024年とのこと。続報が待ちきれない。

⑩あの問題作が日本公開へ【『オッペンハイマー』】

『インターステラー』、『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督の最新作。、原子爆弾の開発に成功したことで「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材に描いた歴史映画。

原爆という題材のため、ノーラン監督の新作でありながら日本では公開が見送りになっていた作品。「このまま公開見送りなのかな…」と思っていたところ、ビターズ・エンドさんが配給権を獲得。この英断に拍手を送りたい。
既にソフト化もされてるけど、ノーランの新作はやはり劇場で観たいからね…

去年の夏には『バービー』とのミーム化などで悪い意味でも問題になってしまったが、果たしてどんな作品になるのか。公開後の世間の反応も含めて気になる作品だ。

2024年公開予定(現時点では詳細な日程は不明)。

ということで、今年期待している作品10本いかがでしょうか?
みなさんが今年楽しみにしてる映画は何ですか?良かったらコメントなどで教えて下さい。

ではでは、今年が皆様にとって良い一年になりますように…


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