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『ソール・ライターの原点 ニューヨークの色』へ行ってきました。

もう終了してしまったが、8月23日まで渋谷ヒカリエで開催していた『ソール・ライターの原点 ニューヨークの色』に行っていたのでその忘備録を。

会場を訪れたのは8月17日のお昼頃。
場内は動けないほど混雑している訳ではないが、展示物を見るために列ができるくらいには混んでいる。客層は様々。カメラを持った人が多かったという印象。

自分は普段写真展などに足を運ぶことはないのだけどソール・ライターは本屋で写真集を見たときから気になっていた。
※自分が本屋で見かけたのは↓の本。この機会に購入しようかな…

展示は初期のスナップ写真から巨匠のポートレイト、ファッション誌への写真、絵画などそれぞれのカテゴリーに分かれながら、ソールライターの人物、創作の原点に迫っていく構成になっている。

やはりどの写真(特にスナップ)も目を引き付けるくらい素晴らしい。
多分、街中を歩いてる最中に見かけたら足を止めて見とれるくらいに。

ソール・ライターという写真家はどこからか覗いたような写真が多い。また曇ったスリガラス越しに撮った抽象画のような写真も印象的で格好良い。

展示の中でも一番凄かったのは最後に待ち受けるカラースライド・プロジェクションのコーナー。
大型スクリーンに映し出される写真は迫力大。しかも10ものスクリーンに囲まれた空間だ。これまでのコーナーは小さな写真を見ていたので、このコーナーでは写真に囲まれているような錯覚を覚えた。

それぞれカテゴライズされてるのかな。ずっと居れそうなくらい素晴らしい空間だった。
ちなみに会場は基本撮影OKだったけど、撮影したのはこの場所のみ(他の場所は忘れてしまった…)

この写真はソール・ライターの新作を投影したものらしいがどの作品も素晴らしい。空間も相まってソール・ライターの世界の中にいるような感覚を味わえた。

タイミング的に観に行くことができて本当良かった。しかしソール・ライター全国的に人気がある筈なので愛知でも是非開催して欲しい…


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