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藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました。

先日、神奈川県川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行ってきました。

「藤子・F・不二雄ミュージアム」とは『ドラえもん』、『キテレツ大百科』などで知られる漫画家藤子・F・不二雄の作品原画や関連資料を中心に展示している博物館。

今回の記事では体験レポートを感想を交えて紹介していきます。

行ったのは6月24日の土曜日。
ミュージアムへは何通りか行く方法があるけど「登戸駅」からだとシャトルバス(有料)が出ているので、それに乗っていざ出発。

登戸駅の改札出た付近にはドラえもん像もお出迎え(改札降りた1階にはドラミちゃんもあるよ)。

シャトルバスはミュージアム仕様になってて可愛い。
今回、確認できた絵柄は2種類。藤子・F・不二雄先生のキャラクターが共演してるので「あのキャラの名前なんだっけ?」と楽しみながらチェックするのもありかも。

前回訪れた時とは絵柄が違うので定期的に変えてるんだと思う。
こういう楽しみがあるのも良い。ちなみに登戸駅からはバスで約10分くらい。行きはそうでもないが帰りは混雑するので、状況によっては歩いて駅に行くことも可能な距離である。

これは童話の「大きいカブ」をモチーフにした絵柄。もう一つは「浦島太郎」モチーフ。

ちなみにチケットは基本、日時指定による予約制。
空きがあれば当日券も購入できるらしいが、原則ローソンでの事前購入が必要となっている。
ミュージアムで直接購入はできないので注意して下さい(詳しくは公式サイトをチェック)。

リュックサックなど、大きい荷物がある人はロッカー(100円掛かるが返却される)があるので、そこに入れることを勧めたい。またロッカーに入りきらない荷物は受付にいれば預かってもらえるらしいので、遠方の方で荷物が多い方は相談してみましょう。

ということで入館。訪れるのは今回が2回目。
なので、常設展示に関しては前回より余裕を持って回ることができた。

常設展の目玉は、何といっても「藤子・F・不二雄とドラえもん」。

ドラえもん誕生やアニメ化などの歴史を藤子・F・不二雄のインタビューを交えながら紹介してくれる。展示の中でも一番人が多い場所という印象。だけど、展示が上手い具合に散りばめられているので列が滞留たいりゅうすることは少ない。

他にも藤子・F・不二雄の経歴や仕事場を再現したスペースが展示されており、移動しながら観ていく感じになる。

客層は親子連れが多いが、大学生くらいのカップルや20代ぐらいのグループなど様々。海外からのお客さんも多かった。『ドラえもん』のワールドワイドの人気っぷりが改めて伺える。

そして今回の企画展の「藤子・F・不二雄のSF短編原画展」。自分のお目当てはこの展示。

『ドラえもん』や『キテレツ大百科』も好きだけど、『ミノタウロスの皿』や『定年退食』などのブラックユーモアに溢れたSF短編も大好き。
星新一などが好きな人は絶対好きな世界観だと思う。

最近だとNHKでドラマ化もされて、そうした影響で余計気になっていたこともあった。

自分は第2期の時に訪れた。ちなみに今は第3期が開催中。

自分が訪れたタイミングもあるだろうけど、他の展示より人の波が落ち着いていて、ゆっくり見て回ることができた。

この展示を見て気付かされたのは「自分が想像以上にF先生の短編を知らなかったんだな」ということ。
文庫版のSF短編集は持っていたんだけど、展示されている原画を見て知らない作品が多いことに驚いた(しかもどれも面白そう)。

好きな先生の作品(しかも自分が好きな作風の)が、実がもっと多くあったと知るのは嬉しい。自分が読んでなかった面白い作品がまだまだあったなんてワクワクする。

自分が持っている短編集。この表紙のデザイン結構好き

展示が終わると「体験」を中心にしたコーナーへ。
ここからは写真撮影可能なスポットが多くなる。

ミュージアム内の「みんなのひろば」では、「のび太の家」の再現もあればF先生の漫画を読むことができる漫画コーナーもある。

自分はSF短編原画展を見た足で、すぐに漫画コーナーをチェック。
気になった作品をすぐにチェックできるのが地味にありがたい。そして改めてF先生のSF短編の多さを再認識。改めて収集しようと心に誓う。

こうしたのび太の家のジオラマも。ガシャポンやスタンプなどここでしか手に入らないグッズも多い。

ミュージアムを訪れたなら「Fシアター」は絶対必見だろう。
なぜなら、このミュージアムだけでしか観ることのできないオリジナル短編アニメが上映されているから。

自分たちが観たのはリバイバル上映の『ウメ星デンカ&ドラえもんパンパロンのスッパッパ!』。「ウメ星デンカ」は全然知らなかったけど、予想以上に面白くてこちらも満足。

このシアター、どこで見ても見易いように設計されているのがとても良い(隣の人とのスペースも程いいし)。
後、ある仕掛けがあるのだけど、それは事前に調べたりせず行ってみて体験して欲しい。

シアターチケットは入場時に配られる。絵柄はランダムでこれを収集するようのグッズもある。

ミュージアムには「はらっぱ」と呼ばれる屋上スペースも。
ここはどこでもドアや土管などのフォトスポットが多数ある。思い出作りに写真を撮りたいという人はここで撮りまくれる。

どのスポットもけっこう並んでいるんだけど、待っていると人が少なくなる瞬間があるので、撮りたい人は少し待ってみるのもありかも。

というか、このミュージアム人が程よく散らばれるように設計されているのが本当素晴らしい。
人が滞留する場所が少ないから他の博物館に比べてストレスを感じない。

なお、この「はらっぱ」でしか買えないお土産が売ってるコーナーもあるので、そこも忘れないように。

フォトスポット近くのベンチで休んで様子見てたら、こんな風に誰もいなくなる瞬間もある。
これはF先生とドラえもんたちオールスターの銅像。等身が不思議ではある。ドラえもんの踏み台にされるゴンスケ…

一通り回った後はミュージアム内にあるカフェへ。

ここは混雑&待ちが予想されるので、食事を考えてる人は早めに予約しておいた方が良い。その場所を離れてもスマートフォンとの連動で待ち時間などは確認できる。

自分たちは12時くらいに予約取って、そこから90分待ちの13時30分くらいに入場できた。待ち時間が長いという人は漫画コーナーとか休憩スペースで時間を潰すのが良いかも(自分たちは漫画読んでたら、けっこうあっという間に時間になってた)。

食べたのはコロ助プレート。ここ味もしっかり美味しいのが良い。下に敷いてある敷き紙も可愛い。
後、アイスココアも食後に。絵柄が可愛すぎて崩さず飲んだよ(絵柄はランダム)

ご飯も食べて一息ついたら、次の予定もあったので、1階のお土産コーナー(恐らくここが一番混雑してる)をチェックして今回はおしまい。

11時に入場して出たのは15時くらいなのでけっこう長く滞在していたな。

今回、購入したのは分かる人には分かるあの皿と、はらっぱのギフトコーナーで購入可能な「辛口台詞カード」のスナック。コースターなどはカフェで注文時に貰えたものになります。

ということで「藤子・F・不二雄ミュージアム」、2回目の今回もとても楽しかった。ただ観るだけじゃなく居心地の良い空間として考えられてると思う。だから長居できちゃうんだよね。

もしこの記事読んで「藤子・F・不二雄ミュージアム」に興味持った人は是非チェックしてみて欲しい。
みんなの知ってる「ドラえもん」に慣れ親しむもよし、知らないF先生の作品に触れるもよし。色んな楽しみ方があるよ。

【おまけ】

辛口セリフスナックのカード。初期のしずかちゃんはまあまあ辛辣だよね…

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