見出し画像

【ひつじが日報】190321

ぼやっとしてる間にオフ会も終わり、ムラマスさんの個展も終わり、春分の日も終わってました。

…………ぼやっとしすぎた。

3月はもう個展を入れていないので、ひつじが店内は久しぶりのプレーン(と表現するのが正しいかはわからない)状態です。素の内装もそこまで殺風景ではないものの、それでもやっぱり作品がなくなるとこざっぱりとしてるし、広く感じる。そうか断捨離するとこういう気持ちになるのか、と放置気味になっている自宅の掃除をしようと心がけるぐらいの物寂しさを感じています。

ご来店いただく方も作家さん方と個展を目当ての方が減った分、本を読まれる方にじわじわと来ていただけるようになって。ある程度は想定をしていた個展をやるやらないでの違いが、想定以上にくっきりと見えて早速面白いです。あとそのせいかここ数日店内で本の話をする機会が増えて、気づけば本を買いに行く機会も増えて……カウンターに積んでる未読の本も増えて……どうしよう。

開店からずっとバタバタしてて落ち着いて本を読む機会も取れなかったけど、その間にもたくさんの本を寄贈いただいて店内に面白い本がどんどん増えていってるので、ぼちぼち読書も再開していきます。寄贈してもらった本も全部読みたい。蛭子能収のゆるゆる人生相談は今すぐに読みたい。

と言いつつ引き続きバタバタもします。

開店して1ヶ月強。バタつきたくなる具体的な話がありがたい事にちょこちょこと入ってきてるし、一緒に何かやってみたいなって思ってる方からお声がけをいただく機会もじわじわ増えてきました。こんな事ができたら面白そうだよなあ、って夢想していたことを形にできる人が意外と近くにいて、その人が一緒に面白がって動いてくれる、なんとも贅沢な状況が続いています。ドラえもんが近くにいるときののび太の気持ちが今ならなんとなくわかる。心強いったらありゃしない。

ただ一方で個展やイベントはあくまでハレ(非日常)なので、そこに頼りっぱなしになるのも本意ではなく。「開店直後から色々イベントとかやっててすごいですね!!!」というお言葉を頂くことがありますが、その度うーーーん危ないぞこれはと思っていて。最終的にはケの日(日常)を面白がる人を増やしていきたいし、常に何かしらのイベントやってる場所(イベントがないときはものたりない)として認知されるとまずい。プレーンな状態でもふらっと立ち寄ってもらえるような空間にしていかねばだし、イベントがなくても面白い場であるために、ひつじがも個としての力をまだまだつけていかねばなあとこのところずっと考えていました。おかげで脳内ではじゅんいちダビッドソンが「個ですね!」と繰り返し叫んでいます。

ひつじがだけではなく、中の人(自分)もまだまだ力不足。

本を読めてない人間が本を読みましょうなんて口が裂けても言えないし、自ら会いにも行かずに指をくわえて待ってるだけで人が来てくれるわけない。そんな風に足りてない部分ばかりわしゃわしゃと出てくるので、何事もまずは自分から。少しでも時間が捻出できるのであれば、読めるだけ本は読め。できるだけ人に会いに外に出ろ。あと日報も……書けと、頭の中でリトルシモダが度々発破かけてくるので、読むし動くし書こう。

書こう……!

自身も、そしてひつじがもハレとケのバランスをとりながら、その先で面白い日常を過ごしてもらえるようにより一層精進します。そうですね、伸びシロですね。

そんなひつじが、日常を面白がるキャンペーン(今思いついた)として、期間限定でにいじまちささんが作った“MeCo”(ツノ)を置かせていただいてます。店名に合わせて、ひつじっぽいものを選んでいただきました。

装着するだけで誰でもひつじになれる魔法のアイテム。特に女性が着用した際の破壊力は(いい意味で)抜群なので、ぜひツノのある不思議な日常をお試しください。もちろん男性でも着用可能です。破壊力を見せつけてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?