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【提案】ミズノには「イチロー」を世界が共有できるブランドにしてほしい。

イチローが引退した。平成を代表するヒーローである彼の引き際は、熱くこみ上げるものがある。

いつも勇気をもらっていた。イチローが小学生の頃、フォークを投げられるようになるために毎日ボールを指で挟んで持ちつづけたエピソードに励まされたり、母親が読んでいた通販生活でイチローのサイン入りバッドが限定販売しているのを知り、人生初のアルバイトをして買って、部屋の一番いいところに飾ったり。とにかく色んな形で彼の背中を追いかけていた。

そんな中で、メジャーリーグ公式Twitterのとある投稿が目に入ってきた。「Iconic.」

そう、イチローと言えば、この打撃フォーム構えだ。これを見た友人が、イチローのスタンディングフォームを「マイケル・ジョーダン、フレディ・マーキュリー、マイケル・ジャクソンに並ぶ、圧倒的に美しくアイコニックなシルエットだとおもう」と言ってて、まさにそうだと思った。このシルエットは僕らにとって、一種の芸術であり、挑戦を鼓舞するシンボルなのだ。

イチローが「ルーキーイヤーからバッドの形状を変えることなく用具を使い続けた」というミズノは、プレスリリースで感謝のコメントを出していたが、僕はそれだけではもったいないというか、これだけ偉大な選手とずっと並走してきたブランドとしては役不足だと感じた。むしろ期待したいのだ。

NIKEがマイケルジョーダンと生涯契約して、あのジャンプシルエットを、『AIR JORDAN』という世界的なブランドにしたように、ミズノもあのシルエットを人々の記憶に残り続けるブランドにできないか。

ご存知の通り、NIKEはブランドの命運を賭けて、若きジョーダンと莫大な金額での生涯契約を交わし、AIR JORDANをつくった。あるデータによれば、全米で買われた全部のバスケットボール靴の58%、そして子供用バスケットボール靴では77%を占めるという。ほとんどの子供たちはジョーダンのプレーを見たこともないのに。今でもAIR JORDANはバスケ界に留まらず、ストリートカルチャーにおいて特別な存在であり続けている。

もちろん、本人の性格を考えれば断る可能性は高いだろうし、現役引退後では遅すぎるかもしれない。エアジョーダンと比べて語るには条件が違いすぎる。でもこれだけの世界的な記録と記憶をつくってきた「イチローというスタイル」を、選手本人の身体を超えて、世界中で共有・体験しつづけられるものにしてほしい。

日本を代表するスポーツメーカーのミズノにとっては、大きなビジネスリスクを取ってでも挑んでみる価値はあるだろうし、グローバルシーンに広がる契機にもなるはすだ。何よりも一ファンとして、そういうブランドがある未来を見たいのだ。ぼくはミズノの方々とは繋がりがないので、希望的提案をこのnoteに綴っておきたい。

引用 : 日刊スポーツ

追記 : Twitterで @tokyo_makoto さんがシルエットを作ってくれました。やっぱりカッコいいし、これだけで心が前に向くよね。


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高木新平

VISIONING COMPANY「NEWPEACE」代表。20世紀の画一性から多様性を解放するために、新たな産業のビジョンを創って仕掛けています。シェアハウス、自動運転、シェアエコ、SDGs、社会保障改革、新卓球など。6curry、ONFAddなど事業展開中。金髪2児パパ。

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