【スターダストプラネット】『「ミューコミVR」 presents スタプラアイドルフェスティバル~今宵、2人目のシンデレラが決まる~』感想 (2021.10.30 横浜アリーナ)
2021年10月30日、横浜アリーナにて、『「ミューコミVR」 presents スタプラアイドルフェスティバル~今宵、2人目のシンデレラが決まる~』が公演されました。スタプラフェスは、今回2度目の開催。「スタプラの中で、たった1人のシンデレラを決めようじゃないか」というコンセプトのもと開催される、いわばお祭りのようなライブです。本来、同年1月に開催されるはずだったこのライブは、先の見えない情勢のため延期になっていました。延期が決まった際、このライブの企画者である、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんは次のように言っていました。「アイドルは半年で大きく変わる。」 実際に、様々なグループで大きな変化がありました。たこやきレインボーの解散。ばってん少女隊のメンバー脱退&新メンバー加入。私立恵比寿中学のオーディションとメンバー加入。Awww!の解散。それぞれのグループが、半年で大きな変化を迎えたと思います。
僕、1月の時点ではチケットを持っていなかったのですが、直前に会場チケットの一般販売があり、無事現地参戦することができました。
《セットリスト》
〈オープニングアクト〉
・浪江女子発組合
・ukka
・B.O.L.T
・いぎなり東北産
・ばってん少女隊
・アメフラっシ
・Awww!
・CROWN POP
・超ときめき♡宣伝部
〈本編〉
《感想》
〈ライブ前〉
そして迎えた当日。現地に着くや否や、目の前に大行列が、、、 待機列に並ぼうと、最後尾に向かっていたら、横浜アリーナを一周していました(笑) ここで心配事がひとつ。「オープニングアクト、間に合わなくね?」 開場が13時で開演が16時。前回のことも考えて14時くらいからオープニングアクトかなと思っていたので、それまでに入れるかどうか勝手に一人で心配していました。結果は余裕で間に合いました(笑)
10月の一般でチケットを取ったので、座席はスタンド席(北)。横浜アリーナに行くのが初めてだったので、見えなかったらどうしようと思っていましたが、全然見えるじゃない(笑) 全体を俯瞰で楽しむにはいい位置でした。
前置きが長くなりましたが、ここからが感想の本編です。
〈オープニングアクト〉
まずはオープニングアクト。
・浪江女子発組合
1組目は浪江女子発組合。僕本当に『なみえのわ』が好きなんですよね。受験期によく聴いていた曲だったのですごく思い出深かったです。
・ukka
2組目はukka。好きな曲だらけのメドレーだったので、すごく楽しかったです。まさに、観たいものを観せてくれました。それと『WINGS』のりじゅちゃんの歌声(「きっときっとキミと」の部分)がすごくよかったです。すごく心に響く歌声でした。
・B.O.L.T
3組目はB.O.L.T。何よりも、生で『Please Together』聴けてよかったです。菜花ちゃんが「なるようにしかならないのです!」を「シンデレラになりたいのです!」とアレンジを加えていました。かわいすぎです。生「なるようにしかならないのです!」はまた次の機会に、、、 それと、B.O.L.Tのパフォーマンスを観ていて思ったのが、るんぱんの煽りが秀逸なんですよ。るんぱんが「クラップ―!」とか「飛ぶよー!」とか言ってくれるので、初見でもすごくノリやすい。B.O.L.Tのライブ絶対楽しいよなーって思いました。
・いぎなり東北産
4組目はいぎなり東北産。強い。この一言に尽きるような気がします。『うぢらとおめだづ』で会場を最高に沸かせつつ、『Whatever』でしっかりと魅せる。MCでも、花怜くんのシンデレラに懸ける熱い想い、東北産の固い絆が伝わってきました。
・ばってん少女隊
5組目はばってん少女隊。やってくれたな(笑) 前日の段階でもしかしたらとは思いましたが、さすがにやらないよなーと思っていました。理子ちゃんのパートの転換(?)で違和感は覚えたんですよ。そしたらきいなちゃんのパートがまた流れて(笑) こういうのって、2、3回目くらいから飽きてくるんですけど、それを超えるとだんだんハイになるんですよね(笑) 6分くらい経ったあたりから、僕のテンションはおかしかったです。「、、、もっとOiSaを、もっとOiSaを、、、」 あと10分は観たかったです(笑)
・アメフラっシ
6組目はアメフラっシ。これぞアメフラっシという感じのセトリでした。アメフラは観るたびにパフォーマンスのクオリティーが上がってる気がします。それと僕の周りの人、みんなアメフラにハマってるんですよね。一緒に行った友人はアメフラ初見だったのですが、すごくいいって言っていました。
・Awww!
7組目はAwww!。Awww!はグループとしてラストのパフォーマンスでした。僕もAwww!をライブで観るのは初めてだったのですが、めっちゃいい曲じゃん!特に『泣くな!サイダー』は、このまま終わってしまうにはもったいないくらい神曲だなと思いました。それと、誰かが外周を使っていたのですが、遠くからは誰かわかりませんでした。どうせ播磨だろうなと思ったのですが(笑)、なんか雰囲気違うなと思ったら舞華ちゃんでした。多分後で怒られるんだろうな(笑)
・CROWN POP
8組目はCROWN POP。前回のシンデレラを生み出したグループです。『手のひらに青空』はやっぱり名曲ですね。それと柚姫の部屋フェスでもあったアンコール詐欺(笑) 「あー、あれね」とニヤニヤしながら楽しんでました(笑) それと今回、雪月心愛ちゃんが一時活動休止ということで4人でのパフォーマンスでした。みぃあちゃんは、最初はかわいい系かなと思っていたのですが、だんだんと大人っぽく綺麗になっているので、またの機会に観れたらなーと思います。
・超ときめき♡宣伝部
最後9組目は超ときめき♡宣伝部。TikTokで「すきっ!」が大バズりしてからのとき宣の勢いには、かつてのももクロを彷彿とさせるものを感じます。『7月のサイダー』はもう最高にいい曲ですね。そして、『すきっ!』の会場の一体感。スタンド席だったので全体がよく見えるのですが、会場にいるほとんどが振りコピしていたように感じました。すごいな、とき宣。
〈本編〉
そして、本編。
いやー、やっぱりスタプラって最高ですね。
1曲目は、第1回シンデレラの三田美吹ちゃんのソロパフォーマンス。いぶいぶのオーラがすごかったです。
続いて、ノンストップオープニングメドレー。『Don't Blink』でのB.O.L.Tとももクロのコラボ。『天下一品 ~みちのく革命~』での圧倒的な東北産の圧。『OTOMEdeshite』での帆華ちゃんの「バカバカバカバカ! でもでもでもでもね...」。『頑張ってる途中』での新メンバー紹介。2000年度新成人による『ダイビング』。『START』とかいう激エモ曲。スタプラ全員による『走れ!』。もっと書くべきことたくさんあるんでしょうけど、楽しすぎて忘れました(笑)
そして、シンデレラ決定戦に向けての10秒自己PR。先に謝っておきます。ごめんなさい。10秒は短すぎ!(笑) 全員分細かく覚えられてないんですよね、、、 ただやっぱり、ばっしょーのやつだけは全力で覚えようと頑張りましたよ。さくらちゃんは自分の意外な一面をたくさん話し、きいなちゃんはまさかの「ばってん少女隊」で甘噛み(笑)、りるあちゃんの王道自己紹介に、美舞ちゃんの「心配ないさー」、そして理子ちゃんがしっかりと『OiSa(9分27秒 ver.)』に触れ、最後愛ちゃんが幸せなオーラを放ち、ばってん少女隊の10秒PRは終わりました。ほんとにきいなちゃんの甘噛みがかわいすぎました(笑)
ただ、僕の中で一番印象に残ったのは、とき宣でした。だって「王子様!」とか言うんですよ! 僕そういうのに耐性が無さすぎて、鼻血が出るかと思いました(笑)
次に来たのは、今夜も(アイ)ドル箱。まあここで最初に触れるべきものは『サドンデス』でしょう。控えめに言って最高でした。まずこれは何かっていうと、抽選でエビ中のバックダンサーにばっしょーととき宣がつくことになったんですよ。まぁバックダンサーだから、後ろで踊るだけだろうと思っていました。そしたら、あらまビックリ! エビ中が最初に脱落してるじゃないですか! そしたら、ばっしょーとき宣のソロパートですよ! 頑張って調べたので、書いておきます。(なんで俺の勝手に使ってるんだよ!という方がいらしたら、おっしゃってください。直ちに謝ります(笑))
書きながら、この日の記憶が鮮明に蘇ってきました。
あと、『BIONIC CHERRY』と『今宵、ライブの下で』がまさかここで聴けるとは!ももクロは、特にちょっと前の曲がすごく好きなんですよね。『今宵、ライブの下で』は、前日にたまたま聴いてたんですよ。
それと、『Rocket Queen feat. MCU』では全力振りコピをしていたんですが、周り誰も踊っていなかったので、ちょっとだけ恥ずかしくなってしまいました(笑) まぁ全力でするんですけどね(笑)
ラストは先輩4組による『抱きしめてアンセム』。やっぱ柚姫ちゃんの落ちサビがカッコよすぎます。アンセムはいつ聴いても最高に楽しいですね!
〈シンデレラ決定戦〉
そしていよいよシンデレラ決定戦。本日のメインイベントです。
最初に断っておきます。目が足りませんでした。一応ばっしょー(たまにB.O.L.T)のオタクなので、その子たちをすごく追ってしまい、よく観れなかった子が何人かいると思います。あー、目がもっと欲しい(笑)
結論から言います。僕が投票したのは、蒼井りるあちゃんです。理由は、(僕が観た範囲内で)会場内でこのライブを一番に楽しんでいるように思えたからです。この会場では、全員が全力でパフォーマンスしていました。その中でもりるあちゃんは、全力なだけでなく、今この一瞬を本当に楽しんでいるように思えました。全力+楽しそう。これが、僕がりるあちゃんに投票した理由です。
シンデレラ候補は3人いました。あと2人は、柳美舞ちゃんと青山菜花ちゃんです。
柳美舞ちゃんに関しては、唯一僕にレスをくれたという理由です。美舞ちゃんが目の前に来たとき、ペンラの色を青に変えたんです。そして前を向いたら、美舞ちゃんが一瞬でレスをくれました。そのスピードの速さにビックリし、「あぁ、美舞ちゃん、、、」ってなってました。
青山菜花ちゃんは、『ジャンプ』の意外性です。なんとなく歌が上手というのは知っていたのですが、加入当時の幼い感じがまだ僕のイメージの中に残っていました。菜花ちゃんの第一声を聴いた時に、鳥肌が立ちました。”魅せる”歌声だなと思いました。
そしていよいよ、シンデレラの発表。茶番があるとはわかっていつつも、ドキドキしてしまいました(笑)
『overture』がかかり、いよいよ発表の瞬間です。
徐々に発表の瞬間が近づいてきました。
暗闇の中から少しづつ、シンデレラの姿が見えてきました。
『天下一品 ~みちのく革命~』のイントロが流れました。
会場全体がピンク色のペンライトに包まれました。
2人目のシンデレラに選ばれたのは、橘花怜ちゃんでした。
今回のスタプラフェス、前回とは違う気持ちでシンデレラ決定戦に臨む子が多かったのではないでしょうか。前回とは打って変わり、そもそもライブができないという状況が続きました。ライブができるだけでも嬉しい。シンデレラとか関係なしに、まずは自分たちのパフォーマンスを観てほしい。そんな風に思っている子も多かったと思います。
そんな中、橘花怜さんは「シンデレラ宣言」をしました。「今年こそ絶対にシンデレラになる!」 そう言ったのは彼女だけだったと思います。スタプラフェス直前のSHOWROOMの配信でも、シンデレラに懸ける熱い想いを語っていました。東北産全員で、橘花怜をシンデレラにしようとしていました。
花怜くんのパフォーマンスを観て、僕は本当に泣いてしまいました。あの横浜アリーナに1人で立ち、会場全体の注目が彼女に集まっている。その光景を見て、涙しました。
「花怜くんがシンデレラに選ばれてよかった!」そう思いました。
それと、もう一つだけ書きたいことがあって。今回、自分が思うようにパフォーマンスできなかった子が何人かいたと思うんです。でも、誰一人嫌な顔をしていませんでした。ここに”アイドル”の凄さを感じました。シンデレラメドレーでは、みんなが”このライブを楽しいものにする”という1つの目標に向かってそれぞれ全力で頑張っていました。その姿に僕は感動しました。
《終わりに》
やっぱりスタプラって最高!!!