（続き） そもそも、暴力的なアーサーを育てた両親に息子が引き取られるということは、今後息子がどうなってしまうか想像がつく。 奇跡体験アンビリバボーなら大団円で終わってもおかしくないが、そうはならない。 フィクションなのに辛すぎる。 ジャック・ケッチャム『オンリーチャイルド』

ジャック・ケッチャムの『オンリーチャイルド』読了。『隣の家の少女』といい、この小説も後味の悪い話でした。 息子ロバートに対して性的虐待をする夫アーサー。妻リディアは裁判で親権を争うが息子は夫の両親に引き取られることに……。 法によって守られてほしい人が守られない。 （続く）

『絶対正義』読み終わった。内容が強烈。正しいか、正しくないかが判断基準の範子に人生をめちゃくちゃにされる4人の同級生たち。もちろん、彼女たちがやったことは法律から見ると違法なんだけど、範子が正義を振りかざすことによって人生がめちゃくちゃになる様子を想像して怖くなった。

「劇薬書籍」をふり返る 第三弾。

どうも、大関です。（@nobooknolifeso） これまでに読んできた劇薬書籍をふり返る企画第三弾です。 これまでに書いた劇薬書籍はこちらから。 第一弾。 https://note.mu/shin1oozeki/n/n10cdd01c4119第二弾。 https://note.mu/shin1oozeki/n/nf87b51e95f81 新版 家族喰い 尼崎連続変死事件の真相 (文春文庫) / 小野 一光 この書籍は尼崎事件のルポ。 尼崎事件 https://ja

手湿疹を治したい その２

ビオチンを飲みはじめてから、約１ヶ月経ちました。 相変わらず完治には程遠い感じがしますが、体感したことを書きたいと思う。 変わったことお風呂に入るたびに起こっていたかゆみが起こらなくなった。 これは、自分にとってはものすごい大きい変化。 温まる ↓ かゆくなる ↓ 掻く ↓ 皮が剥ける というループ状態だったので、悩みの一つが気にならなくなったのは嬉しい。 今後気候の変わり目になるので、保湿に気をつけたい。 #手湿疹

孤立死は他人事ではない

『孤絶 -家族内事件』を読み終えました。 説明 内容紹介 「なぜ、助けを求められなかったのか」?介護殺人、ひきこもり、児童虐待、孤立死……問題を内に抱え込んでしまった家族に起きた悲劇。いつ誰の身に起きるとも限らない事件の背景に迫る。 目次 第1部 介護の果て 第2部 親の苦悩 第3部 幼い犠牲 第4部 気づかれぬ死 第5部 海外の現場から 内容（「BOOK」データベースより） 介護殺人、ひきこもり、児童虐待、孤立死―周囲から孤立した家族の中で起きた悲劇。事件の

手湿疹を治したい その１

あくまで一個人の体験であり、症状が良くなることを保証するものではありません。 どうも、大関です。 何年前からかは覚えていないのですが、手湿疹になりました。一時的に良くなることはあるものの症状がぶり返しています。 手のひらや指に水疱ができる。皮が硬くなり捲れる。温度差がある場所に行くとかゆみがでる（僕の場合は入浴時に痒くなることが多いです）。 2019/09/05 左手の様子 2019/09/05 右手の様子 皮膚科に行ったり、薬を塗ったりしてきましたが、良くなってはま

習慣にするには、仕組みにすることが必要。考えなくてもやってしまうようにする。これが、まあ難しいのだけど……（笑）。 例……部屋の整理。物の置き場所を決める。

むらさきのスカートの女と黄色いカーディガンの女

『むらさきのスカートの女』を読んだ。 内容（「BOOK」データベースより） 近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない“わたし”は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導する。『あひる』、『星の子』が芥川賞候補となった話題の著者による待望の新作中篇。 主人公は「むらさきのスカートの女」ではなく、わたしこと「黄色いカーディガンの女」だ。わたしの独白形式で物語は進んでいくのだけど、この独白形式によって物

『ボダ子』を読んだ

赤松利一さんの『ボダ子』を読みました。 これが内容がエグい本。 作者の実体験をもとに書かれているということで、主人公大西浩平が金や女に溺れて転落していく様に対して「ざまあない」という言葉を投げつけたい気持ちもある反面、「何ていう劇薬を世に放ってくれたんだ……」という気持ちもあった。 どこかで「これはフィクション、妄想に過ぎません」と言ってくれないかな。じゃないとしたら酷すぎる……。 人が落ちていく様はエンターテインメントでもある。しかし、それは裏を返せば自分の身にも降り

時間を増やす方法 〜２０歳の僕へ〜

どうも大関です。@nobooknolifeso 〜20歳の僕へ〜 今回のテーマは時間の使い方についてです。 「時間が足りない！ もっと時間が欲しい！」 と君はストレスを抱えているかもしれない。 時間を増やす方法なんてタイトルを付けたけれど、時間を増やす方法なんてものはない。 「なあんだ……」と思うかもしれないけれど、大切なことだから君に伝えておきたいことがある。 自由に使える時間は「平等ではない」誰にでも1日に24時間が平等に与えられるけれど公平に時間が使えるわけでは

お金の話 ～２０歳の僕へ～

どうも大関です。@nobooknolifeso ～20歳の僕へ～ 今回のテーマはお金に関しての話です。 君は色んなことに苦労するだろうけど、僕がなかでもアドバイスしておきたいのはお金についてだ。 覚えていてほしいのはお金を稼ぐことが人生の目的ではないということ。 でも、お金は生活に不可欠だといっても過言ではない。 君はこの先、持っているお金が少ないことにストレスを感じるだろうし、もっとお金があればいいなと思うだろう。 まず、お金に対して悩むことは貯金だと思う。 貯金につ