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ミステリー以外3選(自分ランキング)

どうもこんにちは。

金曜日の夜に、たまには読書をしてみてはいかがでしょうか。

ということで、普段はミステリー小説しか読まない、ドンデン返しマニアだったり、SF小説で妄想しがちなワタクシですが、たまには違うジャンルの本も読みたくなるのです。

そんなことはほんとにどうでもいい。と言われる前に、ミステリー以外おすすめ3選、行ってみましょう。

1.希望の国のエクソダス

「コミュニケーションできません。」有名なセリフで衝撃的なテーマである予見小説の一つである。

ざっくり言うと、子供達が自分達で独立国を作り、オトナ達を翻弄する革命チックなお話で、終始、オトナ達を小馬鹿にしている訳では無く、ホントに会話が成立しない、いわゆる「プロトコルが違う」系の噛み合わなさが浮き出る現代予見小説。

だって、これ、20年ぐらい前(?)に出版されているので、今読むと答え合わせのような不思議な感覚で読み応えがあります。

いつの時代もジェネレーションギャップはありますよね。

いつまでも若いと思うな。「最近の若いヤツは」というセリフに気をつけよう。


2.自転しながら公転する。

これ。タイトルと表紙につられて衝動買いしてしまったのですが。
読み進むにつれてのめり込んでいく読みやすさと続きが気になるのどかさがとてもいい調和で読後感がスッキリできる良書です。

一応、レンアイ小説にカテゴライズしてしまいましょう。

その方が読みやすい。

まあ、ほんとに平凡な中にも悩みがあり、幸せがあり、葛藤があり、なんだかんだ言ってほっこりする系小説でした。

ということで、すさんでいる人や癒やされたい人に向いてる。笑


3.傲慢と善良

読み始めはサスペンスチックで続きを予想したくなりがちな小説です。

でも、読み進むにつれて、サスペンス、ミステリー小説のテイをした婚活に対する社会問題小説なのかと思うぐらい情報量が多かったです。

また、現代の若者たちの結婚に対する価値観、仕事に対する向き合い方をほんのりしみこませた社会派ミステリーとしても楽しめます。

というか、何度も言いますが、この表紙。イイです。笑

ということで、いかがでしたでしょうか。

結局ミステリー小説を読むことになりますが、たまには違うジャンルの小説を読むことでますますミステリー小説の良さがわかる。というあまのじゃくな思考で恐縮ですが、よりよい読書ライフ、読書週末をお過ごしください。

ワタクシは、大量のミステリー小説を仕入れてしまったので、積ん読におびえながら今週を乗り切りたいと思います。

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