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【TRAVEL】東国三社弾丸ツアー

ここわずか数年ですが、千葉県と茨城県にまたがる東国三社(鹿島神宮・香取神宮・息栖神社)へお参りしています。ちょうどトライアングルのような形でとても周りやすいところでもあり、今回は限られた時間内で超弾丸でしたが、三社巡りをしてきましたので、そのお話をしたいと思います。


①鹿島神宮

奥宮になります。

まずは鹿島神宮。広大な敷地内が緑で覆われていて、それだけで気持ちが安らぎます。ちょうど地震が多発している時期でもありましたので、「要石」にもしっかりお願いをしてきました。以下に簡単な紹介を公式ホームページより抜粋しました。

鹿島神宮は、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を御祭神とする、神武天皇元年創建の由緒ある神社です。奈良、平安の頃には国の守護神として篤く信仰されるようになり、さらに、20年に一度社殿を建て替える造営遷宮も行われました。そして中世~近世になると、源頼朝、徳川家康など武将の尊崇を集め、武神として仰がれるようになります。

鹿島神宮公式ホームページより抜粋

武道の神様だけに鹿島アントラーズの寄せ書き発見!

サッカーだけでなく、プロ野球でもキャンプ地近辺にある神社へのお参りをされていますよね、なんだか日本らしい風習ですね。

神宮の森に癒やされる

有り体な表現には成りますが、やっぱり人間には「緑」が必要だな、と痛感。「フィトンチッド」と呼ぶそうですが、木々が発する香り成分(といっても香りはあまり感じませんでしたが・・・)を体全体に浴びることで沈静効果はきっとあるんじゃないでしょうか。さらには木漏れ日もまた「癒やし」効果ありだったように思います。ちょっと余談ですが、やっぱり森を削ってソーラーパネルを敷き詰めるのは・・・どうなんだろう?って思いましたね。

②息栖神社

お次は息栖神社。車で20~30分程度だったように思います。鹿島・香取神宮よりは知名度がそこまで高くないような気もしますが、個人的には逆に両神宮ほどの派手さがないところが気に入っています。実は東国三社の中では居一番好きな神社です。では簡単に紹介から(公式ホームページより抜粋)

息栖神社は鹿島神宮・香取神宮と共に東国三社の一つと称され、上下の信仰の篤い神社であります。主神である久那斗神は古く国史にも見え、厄除招福・交通守護の神であり、井戸の神でもあります。また相殿神である天乃鳥船神は交通守護に、住吉三神は海上守護にご神徳が顕著であります。

息栖神社公式ホームページより抜粋


ここでもまた「緑」の力が!

那岐の木(すべてが円満に収まるようにという和ぎのパワーを!)

両神宮に比べると小ぶりな神社なのですが、境内には由緒ある木がいくつかありました。まずは「すべてが円満に収まりますように」という「那岐の木」。そして「幸運をもたらす精霊が宿る」とされる「招霊(オガタマ)の木」。さらに、咲き始めは淡い緑色がかった珍しい桜で、次第に中心部が赤く染まっていくのが「御衣黄(ギョイコウ)」という木もありました。残念ながらいずれも花をみることはできませんでしたが、それでもこうした木々が一カ所にあるというだけで、パワーを感じるような気がしました(一部、公式ホームページより抜粋)。

周囲は海水なのに、一カ所から真水が噴水~忍潮井

そして不思議なのが忍潮井。息栖神社から徒歩2~3分の場所にある真水の井戸です。当時は周囲が海だったそうで、この場所だけが真水を噴水していたというのです。面白いですよね、こうした神秘的な現象って。もしかしたら、そうした場所だからこそ、神社をこの場所に作ったのかもしれませんね。

③香取神宮

いよいよ3カ所目は香取神宮です。またまた紹介用に公式ホームページより抜粋させて頂きました。

古くから国家鎮護の神として皇室からの御崇敬が最も篤く、特に『神宮』の御称号(明治以前には伊勢・香取・鹿島のみ)を以て奉祀されており、昭和17年、勅祭社に治定され今日に至っています。香取大神を御祭神とする神社は全国各地に及んでいて、広く尊崇をあつめています。一般からは家内安全、産業(農業・商工業)指導の神、海上守護、心願成就、縁結、安産の神として深く信仰されています。さらに、その武徳は平和・外交の祖神として、勝運、交通 安全、災難除けの神としても有名です。

香取神宮公式ホームページより抜粋

凄いですよね!「神宮」という御称号はなんと全国で三カ所だけ。しかもそのうち二つが非常に近距離にあるというのも・・・。さらに両神宮ともにさまざまな信仰がありますが、いずれも「勝運」にまつわるというのもまた興味深いところです。そして鹿島神宮とならぶ「要石」があり、この両神宮で地震を起こす「大鯰」を抑えているという伝説は有名ですね。

ご神木の一つ「三本杉」

あまりに大きすぎたため、解説の看板のみになります・・・

東国三社いずれもご神木がたくさんあり、そうした木々に囲まれ、さらに守られているということを痛感しました。繰り返しますが、日本の古くからの信仰によると木々にも魂が宿ると考えられると思うので、やっぱりむやみやたらに伐採しちゃダメですよね(もちろん間伐等であればよいとは思いますが・・・)。私などは単純に「この木は何百年、何千年ものあいだここにあるのか-」とそれだけで感動してしまうと同時に、巨木に育ったご神木の数々への敬意(と触れさせていただくことで少しでもパワーを頂ければ・・・という気持ちもありですが・・・)を持った次第であります。


④まとめ~人間には緑が必要だ!

神社仏閣を回るようになって数年が経ちます。当初は仕事での躓きからでした。閑職となったことで時間的余裕が出来た点、さらには自分の中でどうしても解決できない「もやもや感」を少しでも払拭したいということから、休日を使ってちょこちょこと周り始めたのがきっかけでした。俗に「パワースポット」という言葉も流行っていましたので、そんな流行に乗っかる面も否めませんでしたが、そうした気持ちよりも「心が落ち着く効果」だったり、度々、自分自身と「対話」することで、ちょっとずつ方向が見えてきたということもありました。

そして何より、「緑」による癒やしの効果は絶大だな、ということも大きいと思います。多くの神社仏閣は周囲を森で囲まれており、そうした緑が人間にもたらす効果は非常にあったように思います。ちなみに海や河口に開けた神社やお社もあり、そういう場所では広大な海や川(の河口)が人々の気持ちを落ち着け、心を穏やかにしてくれる効果があるように思います。今回の三社は緑の効果(息栖神社は河も近いですが)が大きかったと思います。今後もパワースポット効果云々は良くわかりませんが、定期的に回っていきたいと思います。

そういえば、これを書いていて思ったのですが、確かに昨年夏からの転職や今の生活を考えると、当時全国あちこちのスポット巡りは効果があったのかもしれません(笑)。ま、信じるも八卦・・・の世界ですけどね。皆さんはどうですか?




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