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デザインの基礎を考えよう。第1回:色の効果のお話。

この記事はデザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~と、How to Design いちばん面白いデザインの教科書 改訂版を読み、自分なりにデザインの基礎について語る記事です。

初めまして。記念すべき第一回のnoteです。

突然ですがみなさま。何かを作るときに色を決めるのは得意ですか?私はデザイナーですが配色が苦手です!!!!!

しかし!色にはその色が持つイメージがあるらしく、それをうまく利用することができれば、配色マスターに近づけそうな気がしたので簡単にまとめてみました。

まず、色についてのちょっとしたクイズを行います。みなさんはこれをみて何を思い浮かべますか???

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そうですね。某国民的パンのヒーローと、ヒロイン的なパンと、敵キャラですね。(少し前にこういうキャラクターを当てるゲーム流行りましたよね)

ではもう1問。このnoteのトップページってどんな風な構成だったか覚えていますか?メニューの順番は?アイコンの位置は?最初の記事のタイトルは?などなど。多分完璧に答えられる方は少ないのではないでしょうか。

でもnoteのロゴの色を覚えている方は多いと思います。詳細な色は出てこなくても赤だったか青だったか緑だったかくらいはきっと答えられると思います。

こんな風に色の組み合わせだけでキャラクターを連想できたり、内容は覚えていなくても大体の色は覚えてられたり、色のもつ力の凄さが少しわかったのではないでしょうか。


それぞれの色のもつイメージ

続いて本日の本題、色のもつイメージのお話をします。

例えば赤と青の2色を見て「どちらが暖かいですか?」と質問されたら、大体の人は赤い色の方が暖かく感じると思います。ちなみに超余談ですが、赤いパンツを履いた時と青いパンツを履いた時は、赤いパンツの方が3℃ほど体感温度が高く感じるらしいですよ。

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こんな風に、色には「暖かそう・寒そう」「重そう・軽そう」など大体の人が同じように感じる 固有感情 と「好き・嫌い」「綺麗・汚い」というような人によって印象が変わる 表現感情 の2種類があります。

デザインをする時はそのサイト(ポスターとかも)をみてどんな感情を持って欲しいかで色を決めていくと良さそうですね。

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実際に確かめてみましょう。

赤は活発で暖かい色、青は誠実で冷たい印象を持つ色です。

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いかがでしょうか。上記のは全く同じイラストなのですが、印象が違って見えませんか?

こんな風に色は大体の印象が決まっているのことがわかりました。制作物は暖かいものなのか冷たいものなのか。春っぽいのか夏っぽいのかなどを少しずつ絞って考えていくとうまく色を決められそうな気がしてきましたがいかがでしょうか。

目指せ配色マスター

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