PowerPoint作成好きの私が誰でも簡単にできる見やすいスライドを公開します！
下記の構成で説明していきます。

スライドデザイン

大事なポイントは一貫性です。

乱雑な部屋より片付いた部屋の方が綺麗ですよね。
PowerPointも一緒
とことん揃えます！！！

今回のPowerPointは
游ゴシック Regular (本文)　の太字体　のみで作成しています。

基本的なスライドデザインは３種類あればいいです。

１.　タイトル表紙

シンプルにタイトルとプレゼンター、場合によっては企業名や日にちなどが載る場所です。
この後目次を付け足すことが多いでしょう。

目次は誰が作っても同じなのでスライドの種類から省きました。

２.　各章の扉絵

各章に入る前の区切りとして設置します。
これによって聞き手は内容理解が容易になります。

３.　メイン説明

最も多く使われるスライドです。
上に各章のタイトルを載せることで、わかりやすくなります。

スライドマスターを手作りするのは難しいので、テンプレートでは上記を切り替えられるようにしてあります。

ホームタブの左上にあるレイアウトから選択してください。
（MacOS のため他のOSで不具合あれば教えてください。）

色使い

色を揃えるだけでグッと見やすくなります。
初心者の方はここの意識から始めましょう。

テーマカラーは３色あれば十分です。

色を使う目的は「他の事項との差別化」なので
カラフルにしようとすると視線をやるべき部分が不明瞭になり
かえって見にくくなります。

色あいは基本の２色を決め、
・その２色に系統の似た色で強調
・その２色の対称色で強調
のどちらかをおすすめします。

寒色系のみ、緑に近い系のみ、など枠を絞ることで
テーマの統一感が出ます。

図形での色の使い方は２種類あり
・塗りつぶし
・外枠線
の色を決めた色から選ぶことで、弱めの強調を作り出すことができます。

図形の書式設定は図形上で右クリックをすることで出すことができます。

このウィンドウで色を調整します。
上級者になると、線の太さや透明度も駆使できるようになります。

配置

綺麗なパワポは綺麗な配置から
部屋の整理も物の置き場所が大事ですよね

配置で気をつける点です。

１.　１枚のスライドに情報を載せすぎない

スライドに小さく文字を敷き詰めても
基本的に聞き手は読めません。

プレゼンを聞いているとき
「読み終わる前に次のスライド行っちゃった」
「小さくて読めない！」
そんな経験ないですか？

スライドはメモです。
視覚的助けをするものなので
カンペではありません。

勇気を出して、
載せるものを削る！
次のスライドに載せる！！
この気持ちが大事です。

具体的な説明は口でしましょう。

２.　強調したいものは大きく

PowerPointの強調の基本は大きくすることです。
色を変えるよりもよっぽど効果があります。

人間は大きいものに目が行きます。
このスライドならどこに視線をやるべきかすぐわかります。

３.　並列関係は揃えて同じ大きさで

揃えるのが基本です。

文字の開始位置や言葉選びまで気をつけましょう。
配置のポイントのスライドの文字の位置が３枚とも同じなことに気づいてもらえると思います。
スライドを送った時に揃っているとズレがないので違和感を発生させません。
（“１枚のスライド「内」でも”と文字が変換できてないです。すみません。）

PowerPointはスライド自体も、図形も、文字も
コピー＆ペーストができます。

スライドを複製してから文字を打ち直す
図形を複製してから文字を打ち直す

そうすることで位置をズラさず作成できます。

揃えている例）

目次も図形の幅や位置が揃っていると思います。

上手くなるコツ

この２つに尽きます。

１.　人のプレゼンをよく聞く

アイデアはあらゆるプレゼンに転がっています。
いいところや悪いところを分析して
自分のパワポ作りに活かしていきます。

２.　自分で作ってみる

自分で手を動かしましょう。
慣れてこないと新しい昨日を試す余裕は生まれません。

私も、最初は先輩の真似をしました。
いじれるようにならないと機能を理解できないのが
PowerPointやExcelです。

時間をとって自分のプレゼンを良くする努力をしましょう。

視覚に優しいプレゼンは
理解も早く、うまいプレゼンに見えます！

話し方も上手くなります！！

皆さんも試してみてください。

おまけ

実際に大学の発表で使用したスライドの冒頭を公開しておきました。
テンプレートをダウンロードして研究してみてください。

テンプレート配布

今回の説明をしたPowerPoint

作成時に使えるテンプレート

ご要望やご意見あればお気軽にお申しつけください！！

個人的には、感想をもらえると嬉しいです。
それではみなさん頑張ってください！