近況報告

「大学院に進学します」って張り切ってツイートしてから、1年が経ちました。近況の報告だけ簡単にします。

結論から言うと、だめでした。試験が上手くいかなかったとか、面接で喋れなかったとか、そういう次元ではなく、だめでした。
慶應の試験は、一次試験の合否を確認することすらせずに諦めました。
学習院の試験は、一次試験の途中で試験を辞退しました。

責めるなら責めてください。それだけのことをしました。何のために受験料を払って受験したのか。何のために1年間を勉強に費やしたのか。何のためにゼミの教授に手伝ってもらったのか。何のために親に院進するって啖呵を切ったのか。

何もかもが無駄になりました。無駄どころか、いろんな人に迷惑をかけました。失礼なこともしました。がっかりもさせました。こんなクソみたいな自分に腹が立ちます。心の底から自分が嫌いです。

試験勉強をすればするほど心が擦り切れていって、勉強が嫌いになりました。たかだか修士課程の試験で。
試験会場の周りの人達はしっかり解答用紙を埋めていたのに、自分はたったの数行だけ。試験中にそんな自分が恥ずかしくなって早く終われ、早く終われとばかり祈っていました。

どうしてこんなことになったのだろうと思うけれど、答えは簡単で、他人に頼らず全部自分でやろうとしたから。
塾とか予備校にも通わなかったし、教授にわからない問題を聞きに行ったりもしなかった。誰にも相談しなかった。今思えば本当に愚かだった。
親にはもっと頼ってほしかったなんて言われて、友達にはいつでも相談しろよって言われる。
すごくありがたいことなんだろうけど、素直にそれを享受できない。
そんな自分にも嫌気がさす。

でも、これからも相談する気が起きない。特に親には。
それが強さだと思い込んでいた、自分の一番の弱さなんだと自覚する。

人間が嫌い。人間社会が嫌い。お金なんていらないし、昇進なんて興味もない。狩りをしてその日暮らしをするような時代に生まれたかったと心底思っている。

高校生の時からずっと死にたいと思っていて、どこかに見せかけの生きる理由を探したり、誰かに支えられたりして今まで生きてきました。
その糸が切れたような感じで、ここ数ヶ月は脱け殻みたいでした。今も。

院試の数ヶ月前からこの状態は続いていて、勉強なんて手につかないし、どうなってもいいやと思って過ごしてきました。1年くらい何もしなくても生きてけるでしょって。

でも、父親に頑張りなさいって言われて、「頑張れ」なんて今一番聞きたくない言葉なのに、明日から行動しろって言われて、自分には心の充電が必要なのに、そのつもりでいたのに、だけど父親の言うことは正論で、反論すらもできなくて、だったら死んじゃいたいとも思うけど、そうもいかなくて、辛い。

もちろん父親は言葉を選んで言ってくれて、子を思ってのことだっていうのも十分わかるけど、でも根本から間違ってるというか、求めていた言葉ではなかった。
それすらもエゴで、何様だよって言われたらそれまでだけど、今はそうでもしなきゃやってられない。
橋を渡ってるときは飛び降りようかなって思うし、道路を走る車にぶつかってみようかなって考えるし、天井の電気から垂れる紐で首吊れそうだなとか、そういうことばかり頭に浮かんでくる。

まあ、死なないけどね。死んだら負けだし。

でも、自分らしく生きていたいな。誰かの言いなりじゃなくて。
そういう時代になっていくべきだと思う。


おわり

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