起業推薦図書

しんいちと申します。現在板橋区で、小さなプログラミング教室を営んでおります。私が起業にあたり参考になった本を紹介いたします。

しょぼい起業で生きていく

1冊目は宗教YouTuberとして有名なえらいてんちょう(@eraitencho)の著書である『しょぼい起業で生きていく』です。

これは衝撃的でした。ざーーーーっくり言うと、「元手が少なくても起業はできる!固定費を極限まで下げ、仕事と生活の共通集合を持ちなさい。そしたらなんとかなります。」という本でした。

この本は、えらいてんちょうが経営や生活に関して、経験してきたこと、関わってきたことがよくまとまっており、非常に読みやすく書かれています。

中でも驚いたのは、『生活の資本化』という概念です。自分の生活の一部を商売の一部としていくこと。商売の一部を自分の生活としていくことでリスクを低減できる。

実際にやると本当にしょぼいけれど、非常に手堅い生存戦略だと思いました。この考え方は本当に様々な気づきを与えてくれ、広範囲に渡って応用できます。

私の起業の背中を押してくれた一冊でした。

しょぼい起業は世の中で話題になるような派手な起業とは異なり、畑に種を撒いて、大事に大事にゆっくりと育てていく、そんな起業の方法です。大切に育てるほど太く強く根付き、枯れにくくなります。私も今の教室を大切に育てていきます!

この本の中にしょぼい喫茶店というお店が登場しますが、私はしょぼい喫茶店に大変お世話になりました。そこの店長(オーナー)も本を出されています。こちらも大変読みやすく、自分の気持ちに寄り添ってくれるような、そんな暖かい本です。


小さな会社儲けのルール

次に紹介するのは『小さな会社儲けのルール』です。

先に紹介した『しょぼい起業で生きていく』が起業の枠であるとするならば、こちらは中身の本です。

我々弱者が取るべき戦略が数多く詰め込まれています。少々日本語に難があるところが所々ありますが、理解に問題はないと思います。

この本の中に出てくるランチェスター戦略の解説が秀逸です。

地域に根付く起業について多くの気づきと知識を与えてくれます。

しょぼい起業で生きていくとセットで読むと起業の方法についてより具体的に深掘りができると思います。やはり起業するからには基本的な戦略は固めておいた方が良いです。戦略といってもそんなに難しく考える必要はなく、自分がどう行動して、地域に認知され、認められ、来てもらえるかということを考えれば良いと思います。

まとめ

私が起業において必読だと思う本は

・しょぼい起業で生きていく
・小さな会社儲けのルール

の2冊です。逆に、この2冊で十分だと思います。自己啓発本や起業本は読む必要はありません。特に自己啓発本は意識を高く保てという内容が多く、自分の首を締めることになりかねません。自分は自分です。気楽にやっていきましょう。もし、これ以外に読むとすれば元気が出る本ですかね。いくらしょぼい起業でも元気が無ければやっていけないですから。

紹介した2冊は楽しく元気に起業していけるヒントが数多く詰まっています。ぜひ読んでみてください!


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