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知っておきたい! WHOがフィリピンなどで監督した「闇中絶」

<殺虫剤、除草剤メーカーでもある農業グローバル企業が、研究計画への資金提供:ロックフェラー財団、規制緩和:国務省、農務省など米国政府、広報担当:国連、世界保健機関(WHO)とともに、GMO(遺伝子組み換え作物)や遺伝子組み換え家畜によって劣等人種の削減を進めてきた>ことを暴露した「マネーハンドラー ロックフェラーの完全支配 アグリスーティカル(食糧・医薬)編」(ウィリアム・イングドール著 為清勝彦訳 2010年徳間書店)は、是非読んでいただきたい本です。古本では高値で取り引きされているようですが、蔵書にしている図書館は少なくないと思います。
今回は、彼らが“劣等人種”の人口削減を真剣に考え、ためらいもなく実行してきた歴史の一端を紹介します。目を疑う話ですが、被害国政府が直接調査したり、マッド・サイエンティストの私信が有名雑誌にリークされたり、カトリック系調査団体によって明らかにされたり、定評ある医学雑誌で追認されたりした、陰謀論の余地のないものばかりです。
女性にこそ、知ってほしい話です。どうか、目を背けないでください。
 

アフリカ系ブラジル人女性の90%が避妊手術


キッシンジャーの秘密計画は即座に実行に移された。人口削減の優先目標となった十三の国は、以降の三十年間に大幅な変化を経験することになる。これから何が起きようとしているのか気付いていた国はほとんどなかった。
その中で、NSSM200の実例として最も明確に記録が残っている国がブラジルである。(略)
ブラジル政府は、十四歳から五十五歳までの全ブラジル人女性の推定44%が永久不妊処置をされていたことを発見してショックを受けた。(略)全てのプログラムは米国国務省の米国国際開発庁(USAID)の庇護と指導の下に実施されていた。(略)
いくつかの報告によれば、このプログラムによりアフリカ系ブラジル人女性の90%が避妊手術され>
 

出産年齢層のプエルトリコ人女性の推定35%に無断で永久避妊


<ヘンリー・キッシンジャーとブレント・スコウクロフトが人口削減を米国政府の正式な外交政策とする何年も前に、ロックフェラー兄弟、特にJDR(ジョン・D・ロックフェラー)三世は、人間モルモットの実験に忙しかった。(略)
JDR三世は、プエルトリコの貧民に避妊手術をして人体実験していた。(略)新設された人口評議会を通じてJDR三世は最初に、人口削減の実験をいくつか実施した。これが後に、キッシンジャーのNSSM200の国務省の世界政策となって結実する。
JDR三世は、彼の人口調節のアイデアを試すため、一九五〇年代からプエルトリコを巨大な実験室にした。一九六五年のプエルトリコ島の公衆衛生省の調査によると、その年までに出産年齢層のプエルトリコ人女性の推定35%が永久避妊されていた。ロックフェラーの人口評議会と、米国政府の健康教育福祉省(ネルソン・ロックフェラーが次官をしていた)が、避妊キャンペーンを指揮した。彼らは、避妊は、女性の健康を守り、子供の養育期間が少なくなれば女性の収入も安定するという虚偽の論理を展開していた。
プエルトリコの貧しい農家の女性は、米国が建設した衛生的で新しい病院で出産することを奨励された。そこの医者たちは、子供を二人生んだ母親の卵管を括ることで不妊手術するよう指示されており、通常、母親たちは何をされているのか知らないままだった。>
※シン・説註:人工中絶は女性の権利を守るためといったロックフェラーに都合がいいだけの虚偽の理論が、いまだに一定の支持、米国の場合は米民主党支持者の多くが支持しています。
キッシンジャーのNSSM200とは、ジョン・D・ロックフェラー三世の勧告を受けたニクソン大統領がキッシンジャーに指示した調査。国務長官時代に特定の閣僚だけに送った「国家安全保障検討覚書200」という秘密文書です。米国が人口削減計画促進のため直接間接的に最前線戦に立つべきと考えを示し、産児制限と引き換えに貧国を援助するのですが、米国が直接動くか、国連やIMF、世界銀行を代役に立てました。
さらに続いて、ロックフェラーが昔からプエルトリコを人体実験場とみなしていた具体例として、一九三一年ロックフェラー医学研究所が故意に癌細胞を被験者に感染させる実験(被験者の8人が死亡)に資金提供していたと言います。
米国の保護領プエルトリコの恐ろしい人体実験の歴史です。米国の従属国日本が無傷でいられたでしょうか?
2010年4月8日参議院厚労委で、家西悟参議院議員がこのような発言をしています。
「日本は世界で最大のタミフル消費国であるということ。正確ではありませんけれども、何か聞く話では、タミフルの世界で消費される四分の三近くが日本で使われるというような実態がある」
ブッシュ息子政権の国防長官に就く前のドナルド・ラムズフェルド氏が、タミフルの特許を所有していたカリフォルニア州に本拠を構えるバイオテック企業ギリアド・サイエンシズ社の会長を務め、保有株の評価額は500万ドルから2500万ドルの間であることが、同氏自身による連邦資産公開申告書で明らかになっています。※
 

メキシコ、ニカラグア、フィリピンでWHOの中絶ワクチンプログラム


<ロックフェラー財団の人々は、GMO種子と作物を世界中に広げ、世界の飢餓問題を解決したいと大真面目に考えていた。ただ、彼らが当然の前提とした手法が、「供給」を満たす側での解決ではなく「需要」を減らす側を対象としただけである。彼らは、人間の生殖活動そのものを狙うことで、人口を制限しようと躍起になっていた。
そんな意図を持つわけがないと疑う人がいれば、国連WHOとともに財団が、メキシコ、ニカラグア、フィリピン、その他貧しい途上国でやってきた業績を見るだけで十分である。それらの地域でロックフェラー財団は、犯行現場を押さえられている。財団は、目立たないようにWHOの「性と生殖に関する健康」プログラムに資金を出していた。このプログラムは革新的な破傷風ワクチンを開発した。(略)
グローバル・ワクチン研究所の報告によると、一九九〇年初めにWHOは、ニカラグア、メキシコ、フィリピンで、破傷風に対する大規模なワクチン接種キャンペーンを監督していた。メキシコのコミテ・プロ・ビダ(ローマカトリックの在家団体)は、WHOのプログラムの背後にある動機に疑いを持ち、夥しい数のワクチン瓶を検査することにした。すると、ワクチンには、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)が含まれていたことが判明した。錆びた釘による傷や、土壌中の細菌との接触から感染して発生する開口障害(破傷風)を予防するよう設計されたワクチンにしては、奇妙な成分だった。それに破傷風が流行していたわけでなく、どちらかと言えば、珍しい病気であった。
HCGは、妊娠を維持するために必要な天然のホルモンであるという意味でも、奇妙であった。しかし、破傷風のトキソイド(毒素)のキャリアと一緒になると、HCGに対する抗体を組成するよう刺激し、女性は妊娠を維持できなくなる。一種の闇中絶である。HCGホルモンと絡んだワクチンに関する同様の報告が、フィリンピンとニカラグアからもなされている。(略)
コミテ・プロ・ビダは、さらに真相を調査した結果、JDR三世の人口評議会、世界銀行、国連開発計画(UNDP)、フォード財団他と協働したロックフェラー財団が、二十年もの間、WHOと一緒になって、破傷風の毒素とHCGを使った中絶ワクチンなど複数のワクチンを開発してきたことを知ったのである。(略)
WHOは一九九三年の中頃までに、稀少な研究資金から合計三億六千五百万ドルを、HCGを破傷風ワクチンに埋め込む研究費用など「性と生殖に関する健康」という遠回しな名前をつけたプロジェクトのために費やしていた。(略)
WHOは、コミテ・プロ・ビダの暴露を、「生存権とカトリックの立場」に由来する嫌疑であると、いかにも大きな偏見にでも基づいているかのような言い方で、軽くあしらおうとした。内容が否定できない場合は、とりあえず相手の人格を貶めていこうという姿勢だ。
フィリピンの女性に使用された破傷風ワクチン瓶が追加で四本、マニラの聖ルカ医療センターに送られ、四本とも全てHCGに陽性という検査結果が出ると、WHOは担当替えをした。そして、今度は、HCGは製造過程で混入したと主張し始めたのである。(略)
※次の節に進みますが、もう少し引用します。※
<米国と英国政府が遺伝子組み換え種子の世界拡散に執拗に支援し続けたのは、実は、ナチスの優生学研究(つまり、大規模な人口削減と、アングロサクソンの白人エリートによる有色人種の支配)にロックフェラー財団が資金援助した一九三〇年代以来の、財団の永年の政策の実施に他ならなかった。この集団の一部が気付いたように、人口削減の手段としては、戦争はコストが高く、あまり効果的ではなかった。
 
※「コロナワクチンにも不妊作用があるかもしれない」と素朴な疑問を持つのは陰謀論でしょうか。人口削減を推進しているグローバル勢力の広報機関WHOには、疑念を持たれて当然の黒歴史があることがおわかりいただけたと思います。もちろん、世界の保健行政を司るに足る透明性も公平性もまったく持ち合わせていません。※

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