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2019年を振り返って~「10年の重さ」と「一歩踏み出す大切さ」~

相変わらずバタバタと過ごした2019年も間もなく終わり。
最後ぐらいはちゃんと振り返って、noteに残しておこうと思います。
紅白見ながらw

2019年度の私的心揺さぶられワード

2019年。
“平成の終わり”と”令和の始まり”ももちろん大きなトピックだったのでnoteに残しておきましたが、それを置いても心を揺さぶられたワードは以下の4つでした。

「10年の重さ」
「ONE TEAM」
「一歩踏み出す大切さ」
「あと半分」


「10年の重さ」

2019年10月1日、私も役員を務めており、親会社からのスピンオフにも携わった株式会社バンダイナムコオンラインが設立10周年を迎えました。

親会社であるバンダイナムコゲームス(現バンダイナムコエンターテインメント)からの出向者 20名強、親会社のフロアを間借りする形でスタートしてから、10年で社員数は170名超に。

2019年10月6日、10周年を祝うパーティを初代社長を含めた歴代役員、お世話になった方々、何より社員とご家族の皆さんを招いて開催できたことは本当に感慨深い出来事でした。

会の中で壇上から社員のみんなに話す機会があったのですが、一人一人の顔を見ながら「本当に多くの心強い仲間が集まってくれたなぁ」と胸が熱くなりました。

さらに、パーティの最後に集合写真を撮ったとき、小さなお子さんたちも含めたそのご家族の多さを改めて感じ、10年の重さと、そこにいる社員のみんなと一緒に会社を守り成長させていかなければいけない責任の重さをひしひしと感じ…心揺さぶられました。


「ONE TEAM」

ラグビーワールドカップで、日本 V.S. スコットランド戦のチケットが当たり、見に行くことができました。

自分のくじ運が生まれて初めてぐらい最大発揮されましたw

ベスト8を決める大事な試合だったのももちろん、素晴らしいプレイの数々を目の当たりにし、本当に盛り上がりました。

そして、月並みかもしれませんが、「多様なパーソナリティ、キャラクターが真に一つのチームとしてまとまったときの強さ」を強く感じました。

チーム作りの難しさを感じる日々ですが、引き続き悩みもがいていこうと思っています。


「一歩踏み出す大切さ」

私の弟はいま、遠くフィリピンの地で美容師として働いています。

美容師一筋、約25年勤めた地元近くの(埼玉で美容室を経営する)企業を辞め、40過ぎで初めての転職をするだけでも勇気がいることだったはず。
そればかりか海外、それもアメリカでもヨーロッパでもない地域に。
英語も話せないのに…。

きっかけは、西野亮廣さんのオンラインサロンに参加したこと。
そのサロンでいまお世話になっている会社の代表の方を西野さんから紹介いただき、その会社がフィリピンで経営するサロンで働くため渡比したのは、社長さんと出会ってから1年も経たない2019年4月。

2018年9月、最初に「フィリピンに行こうと思う」と相談(?もう決めてたようですがw)された時には流石に驚きましたし、「なんでフィリピン?」でしたが、不思議と心配や反対の気持ちは出ず、「自分で決めたならいいんじゃない?」というのが最初のレスポンスでした。

渡比してからは、やはり苦労も多いようですが、なにか楽しそうだし、充実感・「生きてる」感を感じているようで、本当に良かったなと。

フィリピンに行ってからも、西野さんや社長さんに気をかけていただいているばかりでなく、多くの素敵な出会いやこれまでになかったような経験ができているようで。

「多くが頭髪にシラミを持っているフィリピンの子供たちにクリスマスにシャンプーをプレゼントしたい」と初めてクラウドファンディングを立ち上げ、西野さんや社長さん、現地で出会いに恵まれた方々と共に、同じくフィリピンでご縁をいただいたグラミー賞アーティスト The Black Eyed Peasのapl.de.apさんの財団が主催するクリスマスドネーションに参加し、シャンプーを届けていたり…と、本当に素晴らしい体験をしているようです。

日々悩み苦しんでいたからこそ、オンラインサロンという場にアンテナを張りに行くことができたと思うし、そこで得た出会いとチャレンジの機会を逃げることなく受け止めて大きな一歩踏み出したからこそ、現地で得難い経験と素敵な新しい出会いに恵まれたと思う。

「一歩踏み出すこと」が大事なことだということは、私も含め誰でも頭では分かっていますよね。
ですが、「日々の忙しさにかまけて漫然と生きるだけでなく、常に可能性にアンテナを張り、そこに掛かった可能性やチャレンジの端緒を恐れずに掴むということが本当に大切で素敵なことなんだ」ということを弟を通じて改めて感じ、心を揺さぶられた2019年でした。


「あと半分」

私は2017年6月、大腸のS状結腸部分に悪性の腫瘍(いわゆる癌)が見つかり、切除手術を受けました

ステージⅢa。腸の粘膜から腸壁に少し浸潤し始めており、内視鏡で切除できる段階を過ぎており、かつ単発ながらリンパ節転移が疑われたため、腹腔鏡で大腸と周囲のリンパ節を切除する手術を受けました。

自宅静養も含めて3週間ほどお休みをいただき仕事でご迷惑をかけたのももちろんですが、家族 特に妻に大きな心配と心労をかけてしまったことは本当に申し訳ない出来事でした。

…術後6か月間の服薬による抗がん治療では、(私は軽いほうだったと思うのですが)副作用で胃もたれがひどく食欲がなくなって、図らずも数年前の(ベストに近い)体重に戻ったのですが、それがほぼ復活してしまったのは内緒ww……い、いや、気を付けます……。

手術から2年半。
先日の定期検査でも転移などの問題は見つからず、術後の経過は順調です。

「癌では術後5年間再発しなければ、完治したと見なす」ことになっていて、あと2年半の継続的な経過観察が必要になります。
現在、半分。あと半分。
心揺さぶられることなく、心落ち着けて、養生していきます。


2020年、東京オリンピックイヤーがやってくる!

まもなく2020年。
東京オリンピックイヤー。

ラグビーの方にくじ運を使い切ったのか、1次販売・1次で全外れの人向け敗者復活販売・2次販売とも全戦全敗でチケットが取れず、現地観戦ができる可能性はだいぶ狭まっていますが(泣)、日本全体が盛り上がりますね。

そして、2020年は自身が所属する会社としても勝負の年。

10年の重みを双肩でしっかり受け止めチームとして勝負に挑めるよう自身の役割を果たし、自身としては「一歩踏み出す」勇気を忘れず健康に気を付けつつ精一杯2020年を生き抜き、走っていきたいと思います。

2019年 お世話になった皆さま、ありがとうございました。
2020年も引き続き、よろしくお願いいたします!!

2019年12月31日 23:55
品川 淳司

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