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数学は山!数学を苦手科目から得意科目に

 まずはじめにこの記事を読んでいる人はおそらく数学に苦手意識があったり、点が伸び悩んでいたりしている人だと思います。
 おそらくこの記事を読んだだけで苦手意識がなくなったり、急に点が取れるようになったり、することはないと思いますが、苦手意識を無くすきっかけや点を伸ばすきっかけになればいいなと思っています。

 いきなりですが、私は数学は山と一緒だと思っています。
 話すと長くなりますが、例えば誘導付きの問題は舗装された登山道、裏技や知ってると便利な公式はロープウェイや登山鉄道、同じ山でも登山道がいつくかあるように数学も解き方はいくつかあったり、登り始める場所(途中まで車で行けたり)が変えれる山があるようにスタートが違くても途中から同じ解き方になる問題があったり、いくつもの山が連なる連峰のように何個かの分野にまたがる問題があったりします。(すこし長くなってしまいました。)

 それでは本題に戻ります。
 数学が苦手な人はどのようなところに苦手意識があるのでしょうか。

⚪︎公式が覚えられない
⚪︎同じ問題は解けるが類題は解けない
⚪︎問題のどこから手をつけたらいいかわからない
⚪︎途中までは手をつけれても途中からわからなくなる
⚪︎なかなかやる気が出ない

などでしょうか。
 ではこれを山に例えてみようと思います。
⚪︎傾斜の歩き方、地図の見方がわからない
⚪︎同じ登山ルートなら1人で登れるが少し違うルートだと1人では登れない
⚪︎登山道の入り口がわからない
⚪︎途中までは1人で登れるが途中で迷子になる
⚪︎山を登る気力が出ない

といったところでしょうか。(上から順に対応しています。)

 まず1つ目から見ていきましょう。
 『傾斜の歩き方、地図の見方がわからない
 んー…
自分は登山家ではないので書いてることが正しいかはわかりませんが、これは実際にやってみるのが早いのではないでしょうか。
 実際に傾斜を歩いて体験してみる。地図を持ちながら歩いてみる。
 数学も同じだと思います。
 単に公式のみを英単語のように暗記していては問題では使えません
実際に問題で用いてみながら覚えていく、なんなら問題で何回も使っていくうちに公式を覚えた。という感じになればいいですね。
 また、覚える公式は最低限で大丈夫です。
 最低限ってどのくらいかというと、基礎的な公式でもう少し詳しく言うとその公式さえ覚えておけばその分野の他の公式を作ることができる必要最低限ということです。
 なぜ最低限でいいかというと、最低限さえ覚えていれば他の公式はそこから作ることができるからです。(だいたい変形や合成、代入などで)
覚えるのが苦手な人は最低限の公式のみを覚えることをおすすめします

 それでは2つ目を見ていきましょう。
 『同じ登山ルートなら1人で登れるが少し違うルートだと1人では登れない
 どのような状況なのかいまいちわかりませんが、ペース配分や岩のある道の登り方、崖の登り方などでしょうか。
 先ほども述べたように登山家ではないので詳しくはわかりませんが、おそらくパターン(例外はありそう)みたいなものがあると思います。
 そのパターンを頭に叩き入れこの道、この崖がどのパターンに入るのかなどを普段の登山でも考えながら登るが大事かと思います。
 これを数学にあてはめてみると、問題の解き方のパターンを頭に叩き入れ、そのパターンを普段問題を解く時から考えるという感じですかね。
 付け加えていうなら、「この問題をどうにかしてあのパターンにできないだろうか」などと考えることも大事だと思います。

 続いて3つ目を見ていきましょう。
 『登山道の入り口がわからない
 「がんばって探してください」でおわってしまいますね…
 立ち止まって辺りを見渡すだけでは到底見つかりません。
 とりあえず地図を見ましょう。そして地図通りに歩いていけば見つかるはずです。
 数学も同じですね。
 そもそも問題文を読まないと解けるはずがありません。
 もちろん読み間違えてしまっても解けません。(地図を見間違えているようなもの)
 とりあえず入念に問題文を読んでみて何ができるか考え、手を動かしましょう
 この時何を考えるかというと「この問題はどの分野だろうか」(いくつかの分野が組み合わさっている場合もあるので注意)と考え、わかったら「どのパターンで解けるだろうか」もしくは「どのパターンにしていけばいいだろうか」と考えていきましょう。

 さて次は4つ目です。
 『途中までは1人で登れるが途中で迷子になる
 どこかで聞いた話なのですが山で迷子になったらとりあえず頂上を目指すといいらしいですね。
 まずなぜ迷子になってしまうのか。
 これは登山になれていないから、もしくは登山道以外を登ったなどが考えられます。
 もし途中で道を間違えてしまった場合は違う山を登っている可能性もあるので注意が必要ですね。
 数学も同じです。
途中で手が止まってしまったら、答えがどのような感じになるのか考えてみることも大切です。(例えば三角関数の問題なのに確率が出てくることはおそらくないですよね)
 数値が聞かれているのか、式で答えるべきところなのか、もしくは最大値最小値が聞かれているのか。
答えがどのような形になるのかわかれば解法の筋道も立てやすくなると思います。(問題文見た時から考えるべき)
 また注意が必要なのが本来(考えていた)の解き方からは大きく外れていて全く違う答えに辿り着いてしまうことです。(滅多に起こり得ませんが)
 こうなる前に解いてて「おかしいな」などと気づくことが大切ですね。
 また数学の問題を解いてて起こり得ることとして、頑張って解いているのに全く進んでいないことがあることです。
 例えば、連立方程式立てているのに式が足りず、ずっと文字が消えないまま連立方程式を解いている状況などが考えられます。
 これに関しては気づかないことがあるほか「もう少しで解けそう」と考えてしまい無駄に時間を使ってしまうことがあり注意が必要です。解いてて「おかしいな」と思ったら一旦手を止めて考えるようにしましょう。

 最後に5つ目を見ていきましょう。
 『山を登る気力が出ない
 登る気力が出ない人は無理をしないのが1番ですが、、、
 少しでも気力を出すには「山を登ったらこんな綺麗な景色が見れる」などポジティブに考えるのがいいと思います。
 また、山を登り切ったら達成感がすごいです。1度その達成感を感じたらおそらくまた登りたいなと思うようになるはずです。
 数学も同じですね。
 やる気がないうちは集中力もないし問題を解いても全く意味がありません。
 やる気が出てから解くのが1番です。
数学も山と同じで解ききったあとの達成感はすごいです。また難しい問題ほどその達成感は大きいです。山と同じように1度その達成感を味わったらハマって数学を解きたくなると思います。
 なので何か自分の得意分野の問題を解いてみて「数学って楽しいー!」って感じるのがいいかもしれないですね。

 どうでしょうか。
 少しは意識が変わってくれたでしょうか。
 少しでも苦手意識が薄れてくれて、数学は山だということに少しでも共感してくれれば嬉しいです。(中には数学が山ってなんだよなど思う人もいるかもしれませんが)
 閲覧ありがとうございました!




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