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異文化交流で得られた「かわいい」習慣

こんにちは!
春っぽくなってきて、
外遊びシーズンがやってきました!

昨日はゴールデンウィーク1日目!
私は、いつも通り仕事をしていました。

ですが、いつもの仕事ではなく!
ゴールデンウィークに合わせた
イベント企画が開催されました。

イベント内容は祭り!
私は出店の店番という役割
担うことになりました。

うまく作れない

呼び込みに始まり、食べ物をつくって
お客さんに無料で渡す。懐かしい気持ち。

私が担当したのはわたあめです。

素人がわたあめ作りをすると、
なかなかうまくいかない。
ふんわりとした状態で渡したいですが、
なかなかふんわりならず、苦戦

何とか昔の飲食業で鍛えた?
腕前を見せようとするもうまくいかない(汗)

小さい子に「やってみる?」と
声がけし、やってみさせると
自分より全然上手!!!

くそ~と思いながら
黙々と、作業をしつづけた1日。

そんなこんなで、1日お祭り対応。

と言っても、
ずっと人がにぎわっている状態ではないので、
結構な空き時間がありました。

空き時間に
派遣バイトで来た女子高生と
話す機会がありました。

もちろん初対面です。

普段、職場の人と家族とぐらいしか
一緒にいたり、喋ったりしない。

自分にとっては、女子高生と話す。
しかも2人きりというのは、
完全なる異文化交流でした。

最初は普通に
「お客さん来ないですね」
「そうですね」

「時間過ぎるの遅いですね」
「そうですね」

「うまく作れましたか?」
「いや、全然ですね」

みたいな飲食店のバイト同士あるあるのような
会話をずっとしながら、2人で店番。

しかし、
途中からちょっとしたピークがあり
行列ができるくらい混む。
次々に対応しないと、
店がまわらない状況に!

「次のザラメ用意できていますか」
「半券もらいましたっけ」
「掃除しないとやばいですね」
「袋、補充してきますね」

などなど
30~40分くらい忙しく作業しているうちに
だんだんと一体感が生まれてきました。

ピークを乗り越えて
なんとかひと段落。

一山越えて少しづつ打ち解ける

すると、普段思ってるようなことや
自己開示をして話すように

フィーリングも合うなと思いながら、
年齢ひと回り以上違う者同士。

何気なく話していると、
向こうの方から質問が飛んでくる。

何で結婚したんですか

ずいぶん直球だな、と思いながら
受け答えをしていく。
「同棲していたんだけど、その時に
5年後も一緒にいたら結婚するか、
約束をして~~~」のような感じで
と順番に経緯を話した。
結婚については、以前あげた
こちらの記事に載っています↓

特に、なんの脈絡もない中、
そういった質問してくる人は
なかなか珍しい。

めちゃくちゃ結婚に興味があるのかと
思いきや、そっけない態度。一言、

「そうなんですね」と
すぐ話が止まった(笑)

3億円あったら何しますか?

これも急にきた鋭い質問。
実際目の前にないから
なんとも言えない。

最初は答えに迷いましたが、

「うんまあ、旅行でもするかな」など
無難な答えを言って切り抜けました。

ちょっと質問の意図は
よく分からないまま話が
終わってしまった。お客さんきたので。

今なんかネットで課金してるものってありますか。

これまた、なかなかZ世代っぽい。
(こういう風にくくられるの嫌だろうけど)


まあ、アベマTVとか見てるよ。
ああ、アベマ面白いですよね。
唯一と話しに乗ってくれた(笑)

「アベマで何見てるんですか」
「えっと、ニュースとか。。」
「え、それテレビでいいじゃないですか」

だんだんツッコミをしてくれるように

魔法のワード「かわいい」

慣れてきたので、自分も質問。
「学校でなに流行ってんの?」
「映画でおもしろいのある?」
「インドア、アウトドア派?」
↑言葉使いはもちろん敬語で。

わりと話すようになって、
しきりに可愛いを連発してきた。

男「髪にめっちゃわたあめ付きましたよ」
女「え、かわいい」

男「さっき通った子ども手振ってくれた」
女「めっちゃかわいい~」

男「ワタあめの形ボロボロだ~汗」
女「え、かわいいですよ」

そんな可愛いか!?(笑)


とにかくかわいいを連呼してくる!

本当にそう思って言っているのだろうか?
気になったので、聞いてみた。

学校の休み時間とか
友達としゃべっているとき
反射的に「かわいい」って言うらしい。

「前髪切ったんだけど」
「あ、かわいい」

「ポーチ変えたんだよね」
「かわいい」

正直そこまでかわいくないものも
まず、かわいいと言うらしい。

調べたら、
いろんな心理状態があるらしく、
どれに当てはまるのだろう。

理由はどうあれ、
まあポジティブな意味で
使っているんだろう。

ボギャブラリーが少なくなるのは問題だが。

いい習慣だな!と思いました。
(いわゆるアハ体験)

日常生活で気づけば
何かネガティブなことを言ってくる人より
全然いいなと思いました。

普通の会社員の男が
「かわいい」を連発する
気持ち悪いかもしれないが
その口癖はいいなと思いました。

そういった肯定の言葉で相手を
良い気持ちにさせる
というか、
その場の雰囲気を高めていけるような
空気を出し合うのはすごくいいなと。

・たのしくなる
・お互いしゃべりやすくなる
・存在を受け入れてもらえている
・相手にも返したくなる

一瞬で相手の価値を認める
いい言葉だなと思いました。


1日で「かわいい」を何回聞いたでしょうかww


途中から洗脳され、
自分もついつい可愛いと
言い始めてしまいました汗

年下からの学びは大きい

何より明るい女子高生でした。
若いエネルギーをもらえたような
そんな気持ちになりました。

年を重ねると
だんだん新しいものを
受け入れるという価値観が
なくなってきます。

現状の自分の価値観だけに
凝り固まるのではなく
どんどん新しい考えに
触れて新陳代謝をしていかないとな~
と気づかされました。

以上、
1日わたあめやさんで得られた
女子高生からの気づきでした。

コンフォートゾーン(快適領域)
から抜け出すとたのしい!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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