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FAQ|施主支給、できますか?

回答「できないことはありませんが、モノによってはおすすめしないかも?」
 
たとえば、「エアコンは量販店で買って設置してもらいます」とか、「ウッドデッキを知り合いの大工さんにつくってもらいます」とか、「照明器具はインターネット通販で購入したのでこれ使ってください」とか、その程度のことであれば大きな問題はありません。 

しかし、「キッチンを自分で取り寄せるので、工事だけお願いします」みたいな話になってくるとちょっと躊躇するというか、お断りしたいのが本音。
施主支給に限らず、電気設備、給排水工事など、専門工事を知り合いの業者さんにお願いしたいというのも、弊社の下請けに入っていただくならよいのですが、分離発注という形になると難しいかもしれません。
 
なぜかというと、責任の所在が曖昧だから。
施主支給や分離発注した箇所で不具合が起きたとき、“誰が責任をとるのか”という問題に発展してしまうのです。
たとえば、キッチンから水漏れがあった場合、建物全体が弊社の発注・施工であれば弊社で責任をとるのは当たり前ですが、このキッチンが分離発注だった場合、この不良が施工の問題なのか、製品の不良なのかということを明確にしなければなりません。
 
また、照明器具などは施主支給のしやすいインテリアのひとつですが、これにも多少の注意が必要です。

照明器具はガラスでできたものなど、壊れやすいものがほとんど。
いざ設置しようと思って箱から出したら、破損していた。これが、いつ破損したかによって、責任の所在が変わってくるのです。
配送業者がお施主さま宅に届けるまでの間に破損したのか。お施主さまが受け取ってから破損したのか。あるいは、弊社の倉庫で保管中に破損したのか。
無用なトラブルを招くことのないよう、箱の中身は小まめに確認するようにしたいですね。
 
なお、施主支給の製品は住宅ローンに組み込むことができません。現金での出費が増えてしまうため、その点も踏まえてご検討ください。
 
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