見出し画像

仕事机 兼 (なんちゃって)DTMデスクを作る その1 設計編

仕事机を作りたい

前回、こんな記事を書きました。

その中で、働きやすい環境を作るプロジェクトの一環として、自分が求める仕事机がないので作ってしまおうと考えているということを書きました。記事の中で既に設計がほぼできている段階でCADの画面を載せてましたが、本格的に作成を開始することにしました。
ということで、前回のDIYの記事の内容も踏まえて、作成過程をこのnoteでも書いていこうかなと思っています。

仕事机を作ろうと思ったきっかけ

仕事机を自作しようと思ったのはこの動画を見てから。

前回も書いた通り、DIY自体は好きでちょいちょい自分の欲しいものを作ったりしていました。ただ、この動画を最初に見た時は、金属フレームを曲げたり、溶接したりで、正直自分には無理だなと思ってました。
それでも、将来的には自分の思い通りの机を作れたらなぁ、なんて思いつつ、机の自作について調べ始めました。そんな中で、アルミフレームを使って机を作っている人を見つけて、これなら自分でも作れると思ったのが、仕事机をDIYすることを決意したきっかけでした。

仕事環境に求めるもの

で、じゃあどんな仕事机が欲しくて、既製品ではどんな所が合わないのか、というDIYするモチベーションの部分です。机という製品は本当に多様で、おそらく、99%の人のニーズを満たすような製品が販売されています。
そんな中で、自分のニーズを満たすような既製品がなかったのは、こんなことを求めていたからです。

  • 29インチのウルトラワイドディスプレイを上下に並べられること

  • ディスプレイは可能な限り壁に寄せ、目から離すこと(老眼のせいだ!)

  • ディスプレイの左右にMacbook Proを各1台並べられること

  • ディスプレイの上に棚が設置できること

  • 88鍵盤の電子ピアノを机の下に置けること

  • モニタースピーカーを良い感じにレイアウトできること

この要件を満たすような製品ってないですよね。上4つだけでもなかり厳しくて、ほぼ存在しないわけです。で、下二つはDTMデスクというジャンルの机がモニターを横に並べる製品はかなりあるのですが、縦に並べる製品はないのですね。
ちなみに、電子ピアノを下に置くのはDTMデスクと言われるものですが、自分はDTMはほとんどやっておらず、単にピアノを弾きたいというニーズです。なので、なんちゃってDTMデスクなとなります。モニタースピーカー使ってるのは、シンセの音作りのためだったりします。

現状の仕事スペースは?

では、現状の仕事スペースはどうなっているかというと、こんな感じです。

それほど小さな机ではないのですが、ディスプレイのせいか圧迫感がありますね。Macbook Proも2台を左側に無理やり設置してます。スピーカーも天板に直置きで音的にはかなりよくない状況です。
加えて、机の周りはこんな感じです。(ディスプレイ周り改造前の写真ですが)

鍵盤に囲まれてかなり狭い範囲で仕事をしています。これを中央したにある電子ピアノを机したに置くことで少しスペースを改善しようという魂胆です。
この環境を働きやすい環境に改善するための、デスクDIYです。

参考にしたサイト

今回、アルミフレームを使用した机を作成するのに参考にしたサイトがこちら。

DTMデスクのDIY界隈では非常に有名な方です。こちらの方がアルミフレームを使用してDTMデスクをDIYしているのを見て、参考にさせていただくことにしました。こちらの方を参考にDTMデスクを作成している人が多く、もちろんそう言った方々のDIYも多分に参考にしています。
もちろん、単にDTMデスクを作成するわけではないので、かなり独自の設計もしています。DTMデスク+ディスプレイ積み上げに対応するために縦方向に伸ばしています。加えて、時代も少し経っているので、レール周りなどもまた違う仕組みを採用しています。

設計に利用したツール

そんなこんなで、設計したのがこちらのフレームです。前回の記事で掲載したものです。

このフレームですが、SUS株式会社のSFシリーズというアルミフレームです。このSFシリーズはSUS株式会社が提供しているUnit DesignというCADツールでデザインして、そのCADファイルのまま発注を行うことができます。

部品を選んで組んでいくだけなので、CADに関して詳しくなくてもデザインしてくことができます。
ただ、SUS製品は個人で購入するのが難しく、CADファイルから発注をするには法人か個人事業主でなければいけません。私の場合はマイカスピリットとしてSUS株式会社に直接発注しているのですが、個人の場合は切断をしてくれる代理店を探す必要があります。もしくは、アルミフレームを切断する気合があれば定尺のものはAmazonやモノタロウなどで購入することができます。

今後の予定

さて、設計ができて発注まで済んでいて、アルミフレーム自体は明日納品の予定なのですが、天板が現在の木材不足の影響のためか納期が結構かかり、6月中旬の予定です。それまでに細々とアルミフレームを組みつつ、今の机で仕事をしていきたいと思います。
その過程を随時記事に書いていくよていです。併せて、DIYしている机だけではなく、特殊な仕組みをとっているディスプレイやオーディオ周りのことも書いていこうと思っています。
ということで、しばらくこの「仕事机 兼 (なんちゃって)DTMデスクを作る」シリーズにお付き合いください。

続きはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?