小さなことこそ大切に(習慣化の観点から)

note をはじめて一週間が経ちました。

なんとはなしに毎日更新が継続しています。書き出すまで頭の中は大抵真っ白なのですが、エディタに手を添えて真っ白な note の画面に向かうと不思議と言葉が紡がれていきます。

ですので、私自身も「今日の私はどんなことを書くんだろう?」と楽しみな気持ちで過ごしています。 note、楽しいです。

note の更新はなんなく、30分以内に書くというルールを設けて運用しています。それ以外のルールはあえて設けていません。書くことが面倒になることを避けるためです。小さなことですが、これは重要です。というより、小さなことこそが重要なのです

合気道には、投げ技、決め技を入れても10個前後ぐらいしか技の数がありません。形を覚えるなら簡単にできてしまいます。しかし、それが実際に「使える技」、「効く技」にするためには膨大な修練が必要になります。そして、効く技と効かない技との違いはパッとみた感じわかりません。特に素人さんには。

その違いは一挙手一投足のわずかずつの、小さな動きの違いの集大成によって生まれます。目線の置き場所、腕の取られ方、相手との距離・角度、一歩目を踏み出す距離・角度、小指と薬指の使い方、重心の落とし方、膝の使い方、呼吸、etc...と膨大な小さな違いの集積によって大きな違いが生まれます。見た目にはわかるような大きな違いはないのです。まず、見た目にわかるような大きな違いがあったら相手に悟られてしまいますし、行うのも大変です。

そしてこれは、武道(合気道)だけに限定される知見ではありません。大きな違いを生み出したければ、小さなことをたくさん行うことがコツなのです。たくさんということをある程度の時間の範囲を伸ばして考えるなら、小さなことをたくさん行う=小さなことを毎日行うと考えることができます。言い換えれば習慣化するという事です。

大きなことは習慣化することが難しいです。なぜなら大変だからです。しかし、小さなことであれば毎日行うことができます。習慣化がしやすいわけです。

大きな結果を出すためには習慣化がしやすい方がよく、習慣化をするためには小さなことを行う方がよい。ですから、私は note の更新は 30分以内という以外にはルールを設けないのです。それが、更新というタスクをもっとも簡単にする、小さくする方法だと考えるからです。

2019年、新しく何かを習慣付けたいと志すなら、ぜひ小さなことを意識してみてください。小さなことを大切にすればそれは自然と習慣になります。お試しあれ。



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