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群馬の森クラフトフェア

どうしても出たかった念願の群馬の森クラフトフェア、無事終了しました。

数年前にとあるイベント会場で「君にあのイベントはまだ無理だよ」と鼻で笑われ、見てろよ出てやるからと制作に闘志を燃やすきっかけとなったイベントです。

コロナにより中止や延期が続き、出店者もお客様も待ちに待った3年ぶりの開催。

結果としてはとてもとても充実した2日間でした。

1日目はまさかの雨、しかもとても寒く止むことなくずっと降り続ける雨。


部屋の中で雨音を聞きながら植物たちが水を浴びて生き生きする様を眺めたり、地面が濡れてじんわり香る土の匂いを嗅いでみたりするのは好きなのですが、クラフトイベントは可能な限り晴れがいい。

この天気ではお客様も来ないだろうなぁ…と半ば諦めモードでしたが、さすがかの有名なイベント。あえて雨の日に来ることで混雑を避けようというお客様がたくさんいらっしゃいました。

さらに嬉しいことに  Ramaさんのこのリングが欲しくて来たんです‼︎と言ってくださる方や、このイベントには何度も来てるけどこんな作品は初めて見る!と目の肥えたお客様がじっくりと見てくださったりと、手作りの物が好きなお客様+雨で人が少ない日 だからこそお客様1人1人との距離が近く、雨にも関わらず充実した時間を過ごせました。

そして2日目。
朝から木漏れ日がサラサラと降り注ぐ気持ちいい天気。
さぁ今日こそ本番だと早めに準備を始めていると、開始時間の9時よりも早い8時半過ぎから足取りも軽やかにお客様が続々とやってきます。


真鍮工房Ramaのブースにも、Ramaさんのリングが欲しくて1番に来ました!という方、欲しいリングを調べて来たんです、これください!とキラキラした目で差し出してくださる方、フォローしててお会いしたかったんですと言ってくださる方など、最初から最後までお客様の足が途絶えることはありませんでした。

これは私が突然人気者に成り上がった訳ではなく(笑)、群馬の森クラフトフェアに来るお客様はクラフトにかける情熱が半端ないのだろうと思います。

私はお客様と話す時間が好きで、お客様が何に惹かれてどんな感性を持ってらっしゃるのか、いつもいろいろとおしゃべりします。
クラフトイベントに来られるお客様は基本的に手作りの物が好きな方ですが、群馬の森クラフトフェアに来るお客様は「これだ」と感じる感覚が研ぎ澄まされているというか、一つのものを見る時にあらゆる情報を瞬時に取り入れる目をお持ちの方が多いように思います。

私の作品は説明しないと分からない隠れキャラやくるくると動いたりする物があるのですが、今回のお客様方は説明せずともご自分で見つけてらっしゃりとても感動しました。
ちょっとしたことですが、作品を作っている側からすると大事な部分。
そこを感じ取ってくださるのがとても嬉しく心地良くもありました。

厳選されたクラフトマンの集まりと言われる群馬の森クラフトフェア。
その場に参加させていただけて、本当に幸せでした。

2日目は座る時間もないほどで帰る頃には足も腰も痛くてヘトヘトでしたが 心は充電MAX状態、とてもとても楽しかったです。

余談ですが
「君はまだ無理ww」と言ってきた方のブースにも行ってきました。私は実はとても根に持つタイプなので(笑)、2日目の接客の合間にひと言 お礼参り的な事…まではいかずともオカゲサマデス〜くらい言ってやろうかと思っていましたが、ブースの奥の方でとても暇そうにしてらっしゃり、それを見て気が晴れました。私、嫌なやつですよね(笑)
その方の嫌味な言葉のおかげで奮起できたのだし感謝しなきゃね、と踵を返し自分の持ち場へ帰りました。

私はなぜか何かと嫌味を言われやすいのですが(私が生意気なのか舐められてるのか 笑)、今も楽しく制作を続けられているのは私の作品を手に取ってくださるお客様のおかげだと常々感じています。
必要とされている、欲しいと思ってもらえる
その事が私が活動していく原動力です。

この2日間を思い返し、来年の群馬の森クラフトフェアにも出れるように新しい技術も身につけ頑張ろう、と珈琲を飲みながら思いに耽っています。

ご購入くださった皆様、お立ち寄りくださった皆様、本当にありがとうございました。

次回の出店は4月22,23日の福の島クラフトフェア
福島県ワンダーファームでのイベントです。



群馬の森クラフトフェアに来られていたクオリティの高いクラフトマンや地元で活躍されていたり関西の有名なクラフトマンもたくさん参加します。お近くの方はぜひお越しください。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

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