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【失敗談】36点→得点調整で1次合格。受験生に伝えたいこと。

平成30年の中小企業診断士1次試験問題みました。

経営法務...地雷でしたね。。

「は?ふざけんなよ...」
「どうやって対策したらいいの...」
「予備校意味ないだろ...」
「得点調整きてください...」
という受験生の声が聞こえてきそうです。

ぼくなら間違いなくそうなる。

というか、得点調整で合格した経験があるから...

荒れ狂った1次試験結果で直接サポートできることはないのですが、36点だったけど得点調整で1次試験を合格した経験や、そこで学んだことは伝えることができるので、書いてみました。

得点調整で1次試験を合格した過去の話

わたしが1次試験を受験したのはH25年です。その年は、経済が超難化し...なんと36点をとってしまいました。足切りです。

7科目合計で420点を超えていましたが、事もあろうことか経済で36点を取ってしまい足切りにあいました。最悪です。。

自己採点している時は手が震え、36点とわかっても何度も何度も確認しました。

そして絶望しました。。

・・・

1年間何やってきたんだろう...

と放心状態になり、

そして悔しい気持ちが「出題者ふざんけよ」「診断士試験なのに、経済をここまで難化させる必要があるのか?」と怒りへと変わってました。

・・・

ただ、希望はありました。

その年の受験生が入力するTACの統計データをみると、経済の平均点が40点台前半で例年に比べ異常に低かったのです。そのため、得点調整が入る可能性が高いといわれてました。

・・・

1次試験合格発表当日

予想通り得点調整が入り、無事合格できました!が、2次試験がボロボロの出来で不合格となりました。

今でも忘れることができない失敗経験です。

ということで、今年の1次試験はわたしが1次を受験した年に酷似しているので、そこで学んだことをお伝えしたいと思います。


得点調整を願う受験生に伝えたいこと

わたしの失敗経験から今の受験生に伝えたいことは3つ...

①出題傾向の変化に動じない(責任転嫁しない)
②得点調整のことは一旦忘れて2次の勉強に集中する
③冷静さを失ってはいけない

です。

なぜかというと、
1次試験終了後から合格発表までの約1ケ月間、無駄な時間を使い、勉強効率が下がったからです。

得点調整がある場合は、1次試験合格発表と同時に公表されます。

ところが、

「得点調整がある」根拠をみつけようと他の受験生に聞いたり、ネットで調べたり...無駄な時間を使っていました。


得点調整の有無なんて公表されるまで誰にもわからないので、どれだけ調べても結果は変わらないですからね。。

・試験制度にケチをつける
・得点調整の可能性を調べる

こんなのをしても結果は変わらないことが分かっているのに、調べてしまう。...要は冷静さを失っていましたんです。


とにかく2次試験対策に集中!

420点に1点足りない方、法務が36点足切りになりそうな方...

「どうか得点調整がありますように...」

当時のぼくと同じで、気が気でない状態かもしれません。でも、2次試験対策はぜひ続けてくださいね。

H30法務の平均点をみていると得点調整が入る可能性が高いと思います。万が一、得点調整が入らず不合格となったとしても、2次試験対策の勉強は無駄にはなりません

1次試験は明確な答えがありますが、2次試験にはそれがありません。また1次合格者の中から、さらにまた8割が落とされるのが2次試験なのでかんたんな試験ではありません。

(参考)中小企業診断士の難易度

今年または来年に合格できるように、2次試験対策はしっかりやったほうがいいです。絶対に。

得点調整があるかないかで合否が決まる状況では、勉強するモチベーションの維持が難しいと思います。でも、やるんです!


絶対にあきらめないで!

ぼくも受験生時代、1次試験で足切りにあいそうになったり、2次試験で落ちたり...悔しい思いをしました。

朝早く起きて勉強したり、土日を削って勉強したり、教材にお金がかかったり、、たいへんでしたが、今では良い思い出です。

受験勉強中は辛いかもしれませんが、合格すると変わります!

合格すると何かが変わるのか?については「中小企業診断士に合格して変わった4つのこと」「中小企業診断士に合格して3年。稼いだ方法と収入実績」で紹介していますので、勉強の合間にでも読んでいただけるとうれしいです。

1次試験を終え燃え尽きてしまっていたり、2次の問題を見て愕然としてモチベーション維持が大変だと思いますが、

今は勉強に集中して、とりあえず早く合格しましょう!

絶対にあきらめないでくださいね。

ではでは!

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