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渕上舞5thAnniversary LIVE ♡これからもみんなのアイドル♡における「innocent starter」とライブグッズのうちわ、そしてコロナ禍の終わりの関係性について

再びこんにちは、こんばんは。カクトひかりみずです。
本日二個目の記事になります。
本記事も、渕上舞さんのライブに関するお話となりますが、今回はセットリストの最後、アンコールの中にあった「innocent starter」の話になります。

※なお、本記事の内容は多分に憶測、推測を含んでいる、いわゆる「考察」記事となっております。苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。


1.前置き

さて、「innocent starter」と聞いて、知っている方は「おや?水樹奈々さんの曲だ」と気づかれたことでしょう。
渕上舞さんと水樹奈々さんの関係性については、以下の記事をご参照ください。


さて、そんな水樹奈々さん、いや奈々ちゃん大好き渕上舞さんが、今回のライブで生バンド演奏カバーをされた「innocent starter」。
この曲を歌う際に、実は密接に関係している、あるライブグッズがございます。それが「うちわ」です。

2.うちわについて

うわ!アイドルって感じのうちわだ!!

販売がアナウンスされた当初、このうちわについては「舞さんらしい」「流石」「買います!」などというコメントが各所で飛び交っていたわけで、私も購入した一人です。まさに、「みんなのアイドル渕上舞だよ~」といういつもの決め台詞に恥じないグッズを販売してくださったわけです。

ですが、このうちわ、実は実は、凄い秘話が秘められていたのです。

渕上舞さんがお若いころ(中学生?高校生?渕上舞さんは年齢非公開ですのではっきりしません。私も含めてはっきり申しません苦笑)の頃、地元福岡で行われる奈々さんのライブに参加したということは、この記事をご覧になっている方は結構ご存知のことかと思います。
そんな折、舞さんのご家族が「せっかくライブに参加するのだから、何か買いなさい」と、お小遣いを少しくださったとのこと。当然そのころは舞さんは自由に使えるお金なんてないわけです。
その”なけなしのお金"で買ったグッズが、奈々ちゃんのうちわだったわけです。私はそのうちわのことは存じ上げませんが、おそらく、奈々ちゃんのお顔がどーんと映っていた?のでしょう。

それが渕上舞さんにとって、最高の思い出ともなるライブで、うちわはその思い出の品となります。今、アーティストとして活躍する舞さんが、その時の思い出の品を同じくグッズにしたいという気持ちから、この舞さんのお顔がどーんと映ったうちわが販売されたのです。


3.「innocent starter」

さて、そんな舞さんがグッズについて紹介をしてくださったところで、カバー曲の「innocent starter」を歌ってくださいます。
何度か奈々ちゃん曲をカバーされている渕上舞さんですが、やはりここは自分にとって大好きな曲を歌いたいということなのでしょう。5周年を飾るのにもふさわしい楽曲です。

ちなみにですが、この時舞さんのバックには現代的な高層ビルが青空のもとに立ち並ぶ様子が描かれております。

これってなんだろう?と思う方もいるかもしれませんが、敏い方はお気づきのはず。

「魔法少女リリカルなのは」の主題歌でもあるため、オープニング映像でもこのように使われています。

MVやオープニングをかなり意識した演出だったことでしょう。

さてさて、この楽曲を歌ったことについて語りたいのはそういうことではありません。

思えば、今回のこの5周年ライブは、久々の「声だしOK」ライブとなります。コロナ禍が過ぎ去り、ようやく、3年近くぶりに声出しができるライブとなりました。
ずっとできなかった「Crossing Road」のコーラス「らーらーら」もようやくできましたし、それ以外にも様々なことができました。
特に復活できたのは「まいまーい!」「舞さん!!」といった、渕上舞さんを呼ぶ声。
これがなかったのって、結構辛いよね、というところです。

そこで、この「innocent starter」の歌詞を見直してみましょう。そういえば作詞は奈々さん本人である。


さて、ここで注目したいのは、終盤の歌詞。
ここで、とある観客のツイート、またその方からいただいたお話を引っ張ってきます。

「声出し解禁の現場でinnocent starterの『僕の名前を呼んで あの日のように笑いかけて』で終わる歌詞」
「初めて行ったライブでうちわをなけなしのお金で買った、それは『始まりをくれたきみ』」

そう、今回のこの曲について、渕上舞さんにとって「innocent starter」というのは、うちわ、コロナ禍の夜明けという点で非常に、というか正直なところ非常に偶然なレベルでそれを表現している歌詞があるのです。
これが舞さんにとって意図的であったかというと、意図的ではないが、なんとなく感じてもいるのではないだろうか?というくらいです。

なお、奈々さんも、声出しライブ時は「なーな!なーな!」というアンコール時の際に「いっぱい名前を呼んでくれてありがとう!」と言っていたようです。私は一瞬、この発見に「ただ偶然かな」とも思ったのですが、有識者から上述の奈々さんのライブのアンコールのコールについて聞いたとき「もしかしたら、舞さんはその様子を見ていて、印象に残っているのかもしれない」とも思いました。
歌詞が奈々さん本人であると考えれば、時間を超えての奈々さんからの舞さんへの贈り物(うちわ)、それが「innocent starter」なのかもしれない。つまり、うちわはinnocent starterだ(?????)。ごめんなさい。


声優・渕上舞さんにとって、大好きな水樹奈々さん、そしてその曲「innocent starter」という曲は、渕上舞さんの始まり(うちわ・5周年)、そしてコロナ禍の終わりを表現するのにぴったりな楽曲であった。
それが窺えるのでした。

4.終わりに ライブタイトルを振り返って

色々と述べましたが、ここで更にライブタイトルについても振り返りたいと思います。
今回のライブタイトルは「これからもみんなのアイドル」というもの。表向きには、それはみんなのアイドル渕上舞はこれからも続いていく!という意志表明がでてくると思います。というより、そう受け取るべきなのでしょう。
しかしそんなライブタイトルのライブにおいて、渕上舞さんがかなり終盤の大事な局面において、水樹奈々さんの曲をカバーしたというのは、深い意味を感じられます。なぜなら、渕上舞さんというのはセットリストとライブタイトルは非常に密接して考えるお方で、そこに合わない曲というのは入れない方だと思っています。結構そこはこだわりのある方。
それなのに奈々さんの曲を入れ込んだのは、裏を返せば「これからも(私の)アイドルは奈々ちゃんだよ」という、「憧れの気持ちは”これからも”ずっと持っていくよ」という、尊敬と感謝の念を感じられるような気がしています(この考えに至るのは、フォロワーのMさんからのご意見によるところが大きいです。ありがとうございます)。
ただ、もちろんその意味は、表には出さない。つまり今後出ることのないお話のような気もしています(本来この記事の中でも書くことではないのかもしれませんね)。
そんな風に感じると本当にエモい。

これをお話したあたりで、今回はこれくらいにさせていただきます。エモさを感じるお二人の、不思議な関係。今後も色々進展というか、秘話が語られると嬉しいです。

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