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fripSideライブに参戦してきた話

第2期fripSide最後のライブが4月23・24日、さいたまスーパーアリーナで行われた。私はさすがにSSAまではいけなかったが、ツアーの神戸に参戦してきたので今日はそのお話。

といっても私は特別なファンというわけではない。CDだって1枚も持ってないし、曲も10曲程度しか知らない。

ただ、fripSideは自分にとっては昔から少し特別な存在の一つだ。

その理由としては、友人がfripSideをすごく好きだった事に大きく起因する。その友人には10年近く前から何度もライブに誘ってもらったのだが、当時の私は土日といえば、ほとんどビリヤードの試合を予定に入れていた。出れる試合は全試合参加するくらいの、もはやアマチュアを凌駕する意気込みで選手活動をやっていたからだ。

だから、予定が物理的になかなか合わなかったのだが、機会さえあれば一緒に行きたいと思っていた。fripSideが好きというよりは友達付き合いとして行きたかったのだが、残念な事にその機会は訪れる事がなかった。

そのまま月日も流れ、互いの環境も変わり、離れ離れになり、連絡の頻度も減ってしまい、今ではもう数年連絡もとっていない。

だが、今回ライブに参加できたのは皮肉にも自分の病気のおかげだ。神戸にまで通院している病院があり、診察の日とライブ日程が重なった。というよりは重ねた。2期最後のライブラストチャンスだったからだ。

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今、俺がfripSideのライブに行ったとその友人が知ったら喜んでくれるだろうか。そして彼もまた、さいたまスーパーアリーナに参加していたのだろうか。

fripSideの曲もそうだけど、友人との思い出もフラッシュバックされてタイムリープしたような感覚にもなったライブになった。

アンコールのfinal phaseからのsister's noise、締めのonly my railgunという怒涛の3連曲は、色んなものが走馬灯のようにこみあげてきて感極まった。

13年間一度もいけなかったけれど、最後の最後でライブにいけてよかった。

南條さん、思い出を感動を勇気を元気をありがとう。

私が今 私であること 胸を張って全て誇れるよ。










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