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99%暴落した仮想通貨『LUNA』

また、投資界隈をにぎわせる事件が起きた。

仮想通貨『LUNA』の急落だ。詳細を知りたい人はリンクで飛んでほしい。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2205/12/news166.html

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トップ10に入る人気仮想通貨の突然の99%急落は『悲劇』という言葉で収まりがつくはずもなく。SNSで垣間見えた阿鼻叫喚はまさに地獄の惨劇だった。これは文章で語るよりも被害者を直接見てもらった方がわかりやすい。

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怒りの矛先があろうとも、5年と700万が消えた事実は残酷にも変わらない。



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4000万という大金は痛いが、それ以上に大事な宝物を再確認できたようだ。


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3億7000万という重みと切なさがツイートから伝わってくる。なぜLUNAなのか、なぜ私なのかと。。。


これはほんの一部にすぎない。被害者の声をあげればキリがないし、損した人間がいれば得した人もいる。だが得てして、こういう事件の時は損する人間が圧倒的に多い。

何もこのような事は今に始まったことではない。オイルショック、ブラックマンデー、リーマンショック、スイスフランショックと金融危機は定期的に起こっている。最近で言えばコロナショックやウクライナ危機は、経済や政治に関心がなくともみんな実感しているはずだ。

金融危機や世界的な事件が起きる度に多くの市場参加者が振り回され、人生を急転させるほどの地獄を見る。

借金、倒産、破滅、自殺。負の感情が飛び交い、マーケットにチャートとして現れる急激な動きは市場参加者の『悲鳴』なのだ。そして静けさを取り戻した後、生き残った者と新しく投資に入ってきた者達でまた新しい世界(相場)が創造される。マーケット(市場)とはその歴史の繰り返し。そして現在に至るまで多くの人間が儚くも養分となってきた。

そして今回の事件もまた、一つの仮想通貨の歴史として語り継がれることになるのだ。

本当は、この記事のタイトルは『これから【投資】を始めるあなたに伝えたいこと』だった。けれど、想像よりボリュームが大きくなってしまったため、ここでは前編としてまずは最近の大きな事件を取り上げた。

知っていたよという人も、初めて知ったという人も、これから投資の世界に関わるならば、『人気仮想通貨でも一晩で無価値になりえる』という事を胸に刻んでほしい。

「私は株だから関係ない」、「FXは仮想通貨より安全」、「そもそも自分は少資金だから」と思っている人もいるかもしれないが、全くもって他人事ではない事を次回の記事で書くつもりだ。

私もまた生涯トレーダーとして、この仮想通貨『LUNA』の99%暴落を忘れない事をここに誓う。

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