見出し画像

第58回 JBCF東日本ロードクラシック DAY1 E2/E3

第58回 JBCF東日本ロードクラシック DAY1 E2/E3 27位


群馬2連戦の初日

相変わらずクソコーチの死にそうなインターバルをこなす日々。調子はよくも悪くなく、なんとも言えない日々を過ごす。

E2カテゴリーは両日ともレースがあったため連戦になるが出走。

数年ぶりの正回り群馬。個人的には逆周りより正回りの方が相性はいいイメージ。

コースは1〜2分の坂を繰り返し、最後に心臓破りと言われる激坂を登るコース。時間自体は短いので我慢すれば最後までついていけるのでは…と考える。

数年ぶりの正回り群馬



E2/E3 6km x 11周= 66km


使用機材

 フレーム BRIDGESTONE RP9

ステム VIBEスーパーライトステム

ホイール WH9270-C50-TL

タイヤ corsa pro 26C

ハンドル PRO VIBE AERO SUPERLIGHT 380mm

サドル prologo SCRATCH M5 PAS CPC NACK

ギア比 54-40×11-34

ヘルメット OGK KABUTO AERO-R2

ウェア サンボルト

アイウェア OAKLEY sutro light


初日はFもE1もないので、単独かなと思ったら思いのほかチームメイトが集まり、湾岸からは3人が出走(田山、宇井、井東)

チームメイトが集まり試走。木が伐採されており、途中で周りが開けて風をモロに受ける区間が生じていた。しかも登り返しで開けるので、常にドラフティングを意識しくことに。

出走117名なので試走終わらせたらすぐ自転車を並べて前をキープ。

混走だがそれよりも、Uの割合が高く、チャレンジサイクルロードレースで優勝した人も居るので強度の高いレースになると予想。

天気は晴れだったが北風で寒く感じる。寒いと極端にパフォーマンス下がるのでニーウォーマーとフルフィンガーグローブを装着。周りは夏装備が多かった。若干暑かったかもだが、流れるコースで風を感じることが多かったので、この装備で正解だった。

服装しくじったかもと思ってた笑



スタート直後クリートキャッチをしくじる。今年に入ってからクリートキャッチミスが多くて緊張してるのだなーと思う。

ローリング中に再び前に上がる。ローリング中に後方で落車が発生。チームメイトが1人巻き込まれる。怪我はないようなので良かった。アクチュアルスタートが予定よりかなり遅れたところで開始。それと同時に集団が縦に伸びる。

最初の3周くらいは全てを賭けてでも前をキープして集団に残らないと、千切れることは身に染みてるので前をひたすらキープ。

途中でチームメイトの田山君も上がって来て、お互いのどちらかが、常に前に居るようにして存在をアピール。

自然と連携出来てた


予想通り5周目から若干集団が落ち着いた印象だった。先頭でトライクリングと明星大の2人組が散発的にアタックを仕掛けて、もう1人が集団をコントロールするなどのチームプレーをしていた。

いずれも吸収はされたが、そのせいで集団はやや疲労してる様子。もしかしたら最後の方でアタック決まるかもと考える。

今年から湾岸に加入してくれた田山君は持続パワーが凄いので「あの人が逃げに行ったら一緒に行っちゃおう。似たような脚質だから決まる可能性高いよ」と伝えておく。

ラスト2周回入る前の心臓破り前の坂で、田山君がマークしてた人に逃げを提案。相手も笑顔で答えていたので協調成立したと判断。集団コントロールのために前に上がる。

絶妙なタイミングで2人が抜け出す。集団も追いかける様子はなかった。

心の中では「よしそのまま行っちゃえ!!」とガッツポーズをするが、心臓破りで逃げが崩壊。2人とも集団に戻る。

しかし、ここで田山君が踏み辞めずにスルスルと前に出てさらに踏み始める。これにはチームメイトの私も驚く。まさかまた行くのか!?って思ったが彼ならやれるかもしれない。

ラストラップ入る時には5秒ほど離れていたが目視は出来る距離だった。降った先でも距離は変わらずという感じで走りも垂れてる様子はなかった。

ここで、自分のスプリントは捨てて彼の逃げ切りを信じようと決断。

流石にまずいと思ったのか集団から何人か飛び出してブリッヂしようとする動きが出る。

2人以上出たらすかさずチェックに入るということを繰り返して集団をコントロール。最後の力を振り絞って追いつこうとしてる人に着いて行くのは本当にキツかった…

あんまりやったことがないことだったが、これはかなり消耗するなと実感。

心臓破りでも目視で見える位置に田山くんが居て、強烈なアタックが2名出る。ここで出し惜しみしてもダメだと思い必死に喰らいつく。

ちょっと離れたけど集団とのブリッヂは成功。ここで踏めたのはインターバルの効果だったなと今では思う。辛いところからのもう一踏が出来たのだ。この一踏みが出来るようになったのは嬉しかった。

登り切ったところで集団がまとまりお見合いが始まった。この辺りで逃げ切りは確定だろうと思ったが、なにが起こるかわからないので、カラカラの脚に鞭打って集団真ん中あたりをキープ。

集団の頭を取るか!?と思ったがそんな余裕はなかった。

最終コーナー曲がってゴールが見えた時に、田山君が両手をあげてゴールしてる後ろ姿を確認。

最高にかっこいい後ろ姿だった


チームメイトの優勝に感極まって雄叫びを上げる。解説の人にその様子を拾われて後から少し恥ずかしかった笑

公式動画でもその様子が写ってて嬉しさ半分、恥ずかしさ半分だった笑
リンク貼っておきますので、時間のある時に見てください笑

カラカラだけどそれを上回る嬉しさ



ゴール後に田山君の優勝を心から祝福。レース後に聞いた話だが、後ろを見てちゃんと距離を確認していたとのこと。私が集団をコントロールしてることも察してくれてたみたいで素直に嬉しかった。

田山君とは1回しか走ったことはなく、お互いにどういう走りをするのかあまり把握はしてなかった。

けど不思議とレース中にどちらかが仕事をして、どちらかが休むと言った連携が自然と出来た気がする。

上位カテゴリーに比べたら稚拙かもしれないが、チームプレーで優勝が取れたことが心から嬉しかった。

田山君は本当に強いので、私が居なくても勝てたかもしれない。私の抑えはあんまり効果がなかったかもしれない。

そんな気もしたが彼から「抑えてくれてるのがわかったので行けました。」という言葉が聞けて、お世辞でも本当に嬉しかった。

初日参加したメンバーで写真を撮り、表彰を盛大に祝う。

優勝者よりテンション上がってしまってた笑


自分の結果は良くなかったが、久しぶりに心が満たされるようなレースだった。

やっぱりロードレースでチーム戦をやると本当に楽しい。自分を犠牲にしててでもチームメイトが優勝してくれるとこんなに嬉しい。ニセコ以来の気持ちだった。

改めて田山君優勝おめでとう!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?