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サッカーの様々な仕組みを徹底分析【part3】

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記事一覧

スポーツが教えてくれたことが「暴力で人は変われる」だったとき

こんにちは、守屋です。

最近、こんな記事が目に止まりました。

男児は木村容疑者からサッカーを教わっており、母親と男児は「サッカーの時間に遅れたから怒られて殴られた」と話しているという。母親の顔にもあざがあることから、県警は木村容疑者が親子に暴力を振るっていた疑いがあるとみて、調べている。

 逮捕容疑は5月下旬、自宅で男児の顔を平手で数回たたくなどし、両目打撲の傷害を負わせたとしている。

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表面に反応してしまう習慣の怖さ

こんにちは、守屋です。

時間をかけて情報を探しに行く

学生時代の自由研究ではありませんが、分からないこと、知らないこと、気になることを現地に足を運び、実際に目で見る。耳で聞く、身体で感じる。

そんな風に時間を割いて情報を知るということから、離れていく人も多いのではないでしょうか。

ニュースやSNSのキャッチなコピーに反応し、内容も読まずに批判や賛同してしまうこと、一度は経験があるかも知れま

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没頭する感性、低下していませんか?

没頭する感性、低下していませんか?

こんにちは守屋です。

「1日、1日と生活していく中で、さまざまなことをそれなりにこなそうとすれば、どうしてもバランスを取ろうとするため、ひとつのことに深く取り組む、すなわち没頭することができない。そして、それを一定の期間継続すると、没頭するという感性を忘れてしまうのである。」

他の事をかえりみず、一つの事だけに熱中すること。 没頭

多種多様な生き方と共に、多彩なサービスが蔓延している世の中で

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”教える”と”伝える”を教わる子どもの成長

”教える”と”伝える”を教わる子どもの成長

こんにちは守屋です。

あるサッカー少年団では、コーチ不足ということもあり高学年の子どもたちが低学年に教える日が平日に月1回はあります。

コーチが2時間の練習のうち、1時間は遅れてくるため、その間は子どもが子どもを教える時間となります。もちろん親が校庭で見守っています。親の承諾もありコーチは練習メニューを6年生に渡して取り組ませていました。

最初は2人1組。ウォーミングアップから基礎メニュー。

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もしも相手との温度差を感じてしまったら

もしも相手との温度差を感じてしまったら

こんにちは、守屋です。

これを読んでいるあなたは、どんなときに人との温度差を感じるでしょうか。

ある小学生の子どもを持つ家族は、分散登校日の前日でも子どもが準備しようとしないことに苛立ちを覚えて怒ってしまいました。当日、子どもは「学校に行くのは面倒だから行きたくない」と駄々をこねてしまい、母親は怒りがピークに達してしまい責任放棄も考えたと言います。

あるサッカー部の生徒は、久しぶりの全体練習

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無観客試合の直後、オンラインで選手の鼓動に触れることは可能になるのか

無観客試合の直後、オンラインで選手の鼓動に触れることは可能になるのか

こんばんは、守屋です。

先週、ドイツブンデスリーガが再開されました。

試合は無観客で開催され、ゴールの際にも選手は一緒に祝うことを推奨されていないという条件があるものの、試合を待ちわびていたサポーターにとって試合がある日常は、スタジアムに足を運ぶことができなくても、嬉しいのではないでしょうか。

日本でも多くのスポーツが再開する方向で進んでいるものの、条件付きになるのは混乱を避けるため、仕方な

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【Fリーグ】ポルセイド浜田、山本監督にZoomでお話を伺い、思考を探ってきました。

【Fリーグ】ポルセイド浜田、山本監督にZoomでお話を伺い、思考を探ってきました。

こんばんは、守屋です。

ご縁がありFリーグDivision2、ポルセイド浜田の山本尚希監督とZoomを通じてお話を伺う機会を頂きました。事前にアンケートにもお答え頂いたのですが、印象的だったのが「いま、一番知って欲しいことはなんですか?」に対する回答。

良い部分では無く、ありのままの現状です。

この言葉を通して感じた山本監督のありのままと現状を、少しでも多くの人に伝えることができれば良いなと

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10万円の給料と、バイトをしながらサッカーを続ける前に知っておく大切なこと

10万円の給料と、バイトをしながらサッカーを続ける前に知っておく大切なこと

こんばんは、守屋です。

「プロといっても、給料は驚くほど低かったです。チームメイトがいくらで契約をしていたかは知りませんが、全員が何かしらの副業をしていました。私の月収はアルバイト込みで20万円弱でした」(服部氏)

 月収の内訳は、チームからの支給が週に1回のスクールコーチ代込みで12~13万円、他チームのスクールコーチ代が3~4万円、空き時間にしていたテレアポのアルバイトが1~2万円だった。

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学生に伝えたい。サッカーにおける、準備に費やす時間を考える

学生に伝えたい。サッカーにおける、準備に費やす時間を考える

おはようございます、守屋です。

だから僕は、この時間をポジティブに捉えようと思っている。
今までできなかったインプットの時間を増やそうと、家族との時間、政治や経済の勉強、語学そして基礎を中心としたトレーニングの時間に充てている。

誰もが同じ状況に置かれてる今、見据えているのは必ず終わりが来た日、コロナウイルスとの戦いが明けたあとのことだ。
この時間で新しいエンジンを備え、ガソリンを入れ直し、タ

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今後、起こりうる町のサッカー少年の出場機会問題

今後、起こりうる町のサッカー少年の出場機会問題

こんにちは、守屋です。

子どもたちが試合に出ることに資格などいらない。そうではなく、試合に出るというのは、所属している選手みんなにある権利だ。そして子どもたちの成長には十分な出場機会が必要というのは、育成における考え方の何よりのスタート地点だ。

全員出場は理想ではなく最低条件 育成年代の「出場機会」問題

ドイツで15年以上指導している中野吉之伴さんが書かれたコラムのテーマ「育成・新スタンダー

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他人の世界ではなく、自分の世界に入ること

他人の世界ではなく、自分の世界に入ること

おはようございます、守屋です。

最近、気が付けば時間を忘れて没頭することが多くなったなと感じています。このような事態の中、不謹慎かも知れませんが自分と向き合う時間を多く作ってくれたことに感謝の気持ちを持つようになりました。

今までも定期的に自分を見直す機会を作るようにしていましたが、今回はほぼ強制的に行動を制限されることで自分と向き合わざる得ない。そんな状況にこのタイミングで巡り合えたのも何か

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恥をかけるというのは、とても強い。

恥をかけるというのは、とても強い。

こんにちは、守屋です。

今日のような事態の中、自宅の中で部屋の整理整頓はもちろんのこと、今までなんとなくで課金していたようなもの、断捨離をする良い機会になっているのではないでしょうか。

物やサービスが溢れた世の中で、本当に必要なものは何か?と考えるきっかけと同時に、いま自分にできることは何か?を考える時間にもなっているはずです。

そんな自分もnoteを再スタートさせていますが、本業とは別でコ

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”習慣”がもたらす、恐ろしさと素晴らしさ

”習慣”がもたらす、恐ろしさと素晴らしさ

こんにちは、守屋です。

以前、こんなブログを書いたのを思い出し、読み返していました。

習慣と先入観によって、行動を制限してしまうこと。もしかしたらこれを読んでいるあなたにも思い当たる節があるかも知れません。

習慣(しゅうかん、英: habit)とは、

日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。
(心理学用語)反復によって習得し

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もしも自分が、あなたの立場だったら

もしも自分が、あなたの立場だったら

シーズンがまもなく始まるJリーグ。こんな記事が目に留まりました。

その前にこの映像をご覧ください。

両チームのサポーターはもちろん、選手にとっても忘れることのできない「世紀の大誤審」と揶揄する人もいるかも知れません。完全にボールがゴールに入っていたにも関わらず、判定はノーゴール。プレーは続行されました。

主審を務めたのは山本雄大レフェリー。

試合中も抗議は受けました。試合が止まっている間に

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