こんにちは、守屋です。

人にしても企業にしても、何かをやり始めたときには「やり始めたこと」だけでも嬉しく感じるものです。

・自分の好きなことを仕事に出来る喜び。
・自分の好きなチームを応援できる喜び。

それも時間の経過とともに薄れだし、少しずつ欲張りになってきます。

・自分の好きなことで莫大な利益を生み出したい。
あれもこれもしたいと欲が出てくる。

・自分の好きなチームが勝利し続けて欲しい。
一度の負けでチーム批判をするようになってしまった。

人間や企業の欲は果てしなく続きます。そんなとき、忘れてはいけないのは謙虚な姿勢では無いでしょうか。

振り返る。改める。なぜやり始めたのかを考える。

誰だって何かをやり始めたときは、そのこと自体が楽しくて仕方ないはずです。時間を忘れて夢中になって取り組みます。

知る・体験が刻まれていくことで、少しずつ最初の感動は薄れ、より貪欲に新しい欲求を満たそうと思い始めてしまいます。

起業した人間。最初は地域のためを思ってやり始めたサービスが軌道に乗り始めました。すると途中から「これはもしかしたら日本中でサービスが浸透するんじゃないか？」と思い、全国展開に乗り出します。

しかし勢いでサービスを提供していったため基盤ができておらず、管理体制も脆く借金を抱える結果となりました。

欲はときに活力となりますが、ときに自分自身の信念を揺るがすことにもなります。つねに自分はなんのためにやっているのかを振り返り、改めて自分の姿勢が変わっていないかを確かめること。

もし自分では分からない場合は、信頼できる人間に自分の行動や態度が変わっていないかを聞きましょう。その言葉を真摯に受け止め、つねに謙虚でありながら前へ進んでいくことをお勧めします。

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