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リーダーに願う「言葉より行動」で証明すること

こんにちは、守屋です。

ある中小企業の中間管理職の男性は、上からはノルマを、下からは給与や労働環境の改善を言われる、いわゆる板挟みの状態に苦しんでいました。

4月、新入社員が入社してきました。モチベーションも高く、業績を上げることに前向きな姿勢を見せてくれていました。

頑張るがゆえに残業時間が増えていました。そこで中間管理職の上司は

「もう少し気楽にやってね。最近は残業が多いから早めに帰宅できるようにして欲しいな。」

と優しく新入社員に伝えました。しかし新入社員はいまが勝負ところだと思っており、

「どうにか残業させて下さい。それが難しいなら提案ですが、せめて火曜と水曜だけは直帰を許可してくれませんか?」

と提案をしてきました。中間管理職の男性は「分かった。上と相談してみる。」と伝えて去っていきました。1週間が経過し、新入社員はある社員からこんなことを言われました。

「お前、上司(中間管理職)に要望を言ったらしいな。噂になっているぞ。」

新入社員は驚きを隠せませんでした。なんと提案したことが生意気な社員と上には報告されていたとのことでした。信用できなくなった新入社員はそれ以降、モチベーションも下がり、1年後には辞表を提出し退職しました。

言葉より、結果の有無より大事な行動で示すこと

リーダーと呼ばれる立場の人は職場でも家庭でも、2人以上の組織であればまとめる役として存在することが多いです。

そんなリーダーに求められる一つが、行動で示すことだと思っております。もちろんリーダーに相応しい人格や実績も必要かも知れません。

ですが言葉よりも行動の方がよりまわりは信頼を強めてくれるものです。なぜなら、言葉は誰にでもできますが、行動は結果の有無に関わらず難しい場合が多いからです。

新入社員という立場の人間が、組織のシステムを変えることは容易ではありません。ですがリーダーという立場であれば提案に対して改善しようと行動することは少なからず新入社員よりはできるはずです。

新入社員が求めているのは提案がすべていい方向に進むことではなく、提案に対して上の立場の人間が行動で示してくれること。それが重要なのです。

クラブを応援する立場のサポーター。戦術や起用方法、クラブが発信するSNSやスタジアムグルメ等、色んなことに言いたいことは山ほどあります。

そしてすべての意見を了承して欲しいわけではなく、行動で示して欲しいということなのです。

行動一つは些細なものかも知れません。結果の有無に関わらず、行動してくれること、それが分かれば自分の意見が伝わっていることが理解できます。

ですが言葉だけで納得させられ、最終的には無視されるような態度は不信感を強めてしまいます。

ぜひリーダーと呼ばれるような立場の人間には、すべての意見をいい方向に結果を出そうと思うのではなく、言葉で解決することより行動で示すことが重要だと頭に入れておくと良いかも知れません。


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