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20回目の献血を終えて


献血とは、病気やけがで輸血を必要としている人のために、自発的に無償で血液を提供することです。 日本での献血の受け入れは、国(厚生労働省)から唯一、採血事業者として許可を受けている日本赤十字社が行っています。     献血とは何ですか?


なぜ献血を始めたのかという理由を自分の中で探っていくと、まだ20代だったこともあり、「ドリンクやお菓子が食べ飲み放題」という何かの記載に惹かれて行った程度だ。


でも、献血に実際に行ってみると思っている以上に高齢者が多くて若い人は少ない印象を受けた。

継続して献血を行ってきた年数は6年と6か月間、無償で献血を輸血を必要な人に提供してきたことになる。


自然災害が多い日本の中で、自分は今まで大きな自然災害に直面した経験はほとんどない。台風・雪による影響や洪水などで何かしらトラブルになったこともない。


「テレビやメディアから伝えられる他人事」


と感じる部分が無いと言えば嘘になる。特別偽善者でも無ければ情が全くないかと言えばそんなことも無いと自覚している。


ニュースなどでは募金で集めたお金がちゃん災害を受けた人々に届いていなかったという記事があったり。自分に何が出来るだろうと考えた時、自分の選択肢は献血という手段だった。


年に3回、400ml献血の場合は献血ができ、自分にとって誰かの為に無償で行う行為として忘れないレベルだと考えた。


献血をすることで自分にとってもプラスなことは多い。年に三回献血をすることにより、データが取れてどんな推移で自分のコレステロール値や赤血球数が減少したり増えたりしているかが分かる。


誰かに献血を積極的に勧めたいとか、ボランティアでもいいから何かに取り組んだ方が良いと言いたいわけではなく、自分に出来ることを継続して行うことは自分の為になる。


その結果が周りの人(名前も顔も知らない困っている人)の役に立つならそれでいいじゃないかと思う。


何かを継続して行う(そこに情熱があればなおさら良い)のはまず自分の為で、その次に周りの人の為になるのではないかと感じる。


毎回、血を抜かれながら

(この血を誰か困っている人が貰ってくれているのかなぁ。でも、昨日はにんにく食べたから血が臭いとか言われたらどうしようかな。)

なんて考えていたりいなかったり。


高校生の頃にサッカーの試合で膝の前十字靭帯断裂を経験して以来、病院とは無縁でいたって健康な人生を過ごしている。注射は年に3回(予備も含めれば6回)刺されているが嫌いじゃない。


決してM(マゾ)ではない。イニシャルなMだけど。


せっかくだから献血50回は目指してみようかなと思う。自分の為に、そして名前も顔も知らない困っている誰かの為に。


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