こんにちは、守屋です。

「あの人は私のこと（頑張っている姿勢や陰で気遣いをしていることなど）、全く分かっていない」

そんな風に指導者に対して選手が、上司に対して社員が思うことは多々あります。人間関係が築けていないとき、可視化されない行動を評価することは非常に難しいです。

結果がすべてでは無いですが数字や可視化されない限り、どんなに頑張っていたとしても意味がないもの。というように評価しなければいけない場面も出てくるからです。

「俺がどれだけ頑張っているか理解していない…」という言葉が出てくるのは本人のせい？

結果を出す過程は人それぞれアピールの仕方も異なります。積極的に評価する人間に対してアピールする人もいれば、黙々と取り組む人もいます。

その中でも結果が出ない状態で、評価する人が「君は全くアクションを起こさないね。」というような影の努力や動きを全く知らないで表面だけ見て伝えてしまうことは、相手のことを深く知ろうとしていない発言とも受け取れます。

たとえばレギュラーになれないでいるサッカー少年が、全体練習の後に一人残ってシュートの練習をしているとします。

それでもレギュラーになるのは厳しい状態でした。しかし、そんな取り組む姿勢を指導者がちゃんと見ているならサッカーノートやメモ書きでも構いません。

「居残りでシュート練習する姿は素晴らしい。でも、その蹴り方は本当に合っているかどうか。正しい蹴り方を知るともっと上達するよ。」

とレギュラーを保証させる言葉ではありませんが、子どもにとって「見てくれているんだ。」という安心を与える言葉になることは間違いありません。

教える立場の方、これから人間関係を築こうとしている人は何気ない「あなたのこと、見ているからね。」という言葉を伝えることによって、相手との距離が縮まり、相手に安心感を与えることに繋がるはずです。

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