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今日も明日も1年後も同じ。決まりすぎた習慣が及ぼす影響とは

こんにちは守屋です。

多くの人の生活習慣はある程度決まったサイクルの中にあるものだと感じています。

・平日は働き、週末は休む。
・平日に練習して、週末に試合をする。
・決まった時間にお店を開けて、決まった日に休む。

ほとんどの人が1週間、もしくは1か月単位で決まった生活習慣の中で過ごしているものです。

そして心の洗浄が必要となったとき、連休を確保して旅行したり家族と過ごしてリフレッシュしようとします。

決まったことを、決まった時間にやる毎日というのは自分で決めようが、人に指示されようがある一定の期間を超えると慣れが生じてきます。

その慣れは心に安定をもたらしてくれるもので、大半の人はその安定に居心地を感じると新たな刺激を求めることをしなくなってしまいます。

・決まった時間にいつもの定食(3種類くらい)を頼む人が、新メニューを食べてみたけどやっぱり違うと感じいつもの定食に戻ってしまう

・仕事の就業時間のルーティーンを自分なりに作ったものの、新しい上司が不規則なタイミングで仕事を振ってくるために終わりの時間の計算がしにくくなった。

・サッカー選手が練習場で普段のルーティーン(着替えからストレッチなど全体練習前まで)で行動しようと思ったら、新しい選手が話しかけてきて集中できる環境を作りにくくなった。

決まり過ぎた毎日は、崩れた時に修復不可能に

ルーティーンの重要性は以前にもお伝えしましたが、決まった時間に決まった行動をすることに対して、「決まりすぎている」場合はそのルーティーンが何かしらのアクシデントでできなかったとき、心の余裕がなくなり不安を感じることになってしまいます。

・受験生が毎日、決まった時間の電車に乗って通学していたが、受験日は電車が週末だったために一本遅れてしまい普段のルーティーンが崩れてしまい不安心理が働いてしまい受験当日に落ち着かない状況になってしまった。

日々の生活に変化が多い(出張、部署が変更しやすい、移籍が多い、新しいもの好き)のであれば変化に対応しやすい脳になっていますので、慌てることもないでしょう。

ですが、決まりすぎた毎日であった場合、一度崩れてしまうと修復不可能になる場合もあります。

思考の固定化を防ぐため、脳にスキマと柔らかさを

じゃあどうすれば決まりきった毎日の生活習慣に、異なる刺激が入ってきたときに慌てないようになるかと言えば、脳にスキマと柔らかさを作っておくことです。

例えばジムでいつものマシンで鍛えてランニングマシンを終え、シャワーを浴びるというルーティンがあるとします。

しかし、最初のマシンはスムーズに出来たものの、次のマシンは最初に利用している人がおり、なかなか使えない状況になったとき脳にスキマと柔らかさがあれば、

「空くまで別のマシンを使っていつもと違う筋肉を鍛えてみよう。」

「今日はあのマシンは抜きでランニングマシンに行こう。」

という形で決まったルーティーンから外れても苛立ちなど無く切り替えることができます。

そんなこと簡単だし出来ているよ。と思うかも知れません。

でも、周りを見渡せば小さなことでも自分の思うようにいかなければ苛立ちを隠せずに文句を言う人や、自分の時間を奪われたと不機嫌になる人など多くいます。

もちろん嫌がらせであった場合はちゃんと断ったり話し合うべきですが、相手に悪意がない場合は苛立つことがおかしいのです。

確かに自分の中のルーティーンを壊されることって凄く嫌だなって思う反面、それが遂行されなかった場合に簡単に心が折れてしまったり崩れてしまう自分のほうが嫌だなと私は感じます。

決まった日々のルーティーンは心に安定をもたらしてくれますが、決まりすぎたルーティーンは崩れたときに余裕が無くなり心に悪影響を及ぼすこともあります。

ぜひ、自分自身のルーティーンがある方は、少しだけ脳にスキマと柔軟性をもち、たまには寄り道して思考の固定化を防ぐことも大事かも知れませんね。

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