こんにちは守屋です。

人を動かす行動力。それは時にお金を上回るものだと思っています。「プロフェッショナル仕事の流儀」で広島カープ、スカウト統括部長・苑田聡彦さんの流儀を放送していた回のことを書いたときにもお伝えしました。

誠意は行動でしか証明できない

スポーツ選手に限らず、魅力的なオファーを受けて想像を超える額を提示されれば心が動くことだってあるはずです。

実際にJリーグはオフシーズンとなり、所属していたクラブからの熱烈な残留オファーよりも、分かりやすい金額で提示された年棒を一つの評価として移籍する選手もいます。

決してその行動が悪いとは思いません。自分の生活のため、家族の為にお金が必要であることは言うまでもありません。ただお金で動いてしまう、お金で動かそうとする関係を築けば、今後もお金が基準となって関係を崩すことも考えられます。

黒田さんは苑田さんについて、

「昔から自分のピッチングをずっと見続けたことに対してね、そのひと言ひと言が説得力があって口先だけではね、いくらでも言えますけどそういう行動をされた方にはね、言ってもらえたってのが大きかったんじゃないかなと思いますね。」

と語っていました。小さな一つの行動は、大きく心に響くことは無いかも知れません。

ですが小さな行動も積み重ねれば、その行動は大きなものになり人の心を動かすことに繋がるはずです。

ネット上で気軽に繋がり、顔を見ることなく仕事が得られたり契約が出来てしまう時代だからこそ、人を動かす行動の根源にある「誠意」を大事にする必要があるのではないでしょうか。

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