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8年間ゴミ拾いを続けているのは、ポイ捨てを無くしたいのと、思いがけない出会いと、小さな冒険。


みなさんは、ゴミ拾いのボランティアをしたことはありますか?
いまでは私は、毎月最低2回はゴミ拾いを渋谷でしています。

そんな、私の挑戦について、書いていきます。

ゴミ拾いを始めるようになったきっかけは小2の時にゴミ箱近くで友達が菓子袋を捨てたことから

私がゴミ拾いを始めるようになった1番のきっかけは、小学校2年生の時に友人がポイ捨てしているのを見て、注意できないところから始まった。

駄菓子屋の前で、みんなでお菓子を食べた後、ちょっと歩けば、ゴミ箱があるのに、駐車所の死角に捨てる友達。そして、それを注意できない自分。

明らかにいけない行為なのに、友人で仲が良いからこそ、注意できない自分がいて、めっちゃ歯がゆかった。

駄目なことをしているけど、注意できない自分も嫌で嫌でしょうがなかったことを覚えています。

昔から、長期繁栄とか環境問題に興味がとても強くあって、そこからポイ捨てに対する問題意識がより強まったという流れです。

「自分は何で生きているのか?」

という中2病の問いから出た答えが、「長期繁栄」という言葉でした。

そういった問題意識として、自分自身が強く持っているけど、自分自身が注意できない自分の弱さが本当に虚しい気持ちでした。

そこから、自分は高校生まではずっとサッカーやっていたんですが、大学になったときに、自分の時間が出来て始めるようになりました。

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(高校3年生)

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(大学四年生)

大学で入ったサッカー部が朝練のみでやっていたから、平日の夜の時間や、土日の空き時間を活用してゴミ拾いのボランティアに参加するようになりました。

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(大学2年生)

ここまでが私がゴミ拾いのボランティアに参加するようになった理由です。

ここからは何故グリーンバードで続けているのかという理由です

ゴミ拾いのボランティアを大学1年生から始めてた2012年から今の2020年まで時間が経ちました。

なんで続けられてるのかっていう魅力について伝えていきます。

1つ目は、ポイ捨てが良くないことを直接注意をしなくても啓発することができるから

今まではポイ捨てをしないで欲しい事を伝えるためには、
自分の友達に対して、直接ポイ捨てがいけないんだということを注意しなければいけないと思っていました。

「ポイ捨てはいけません。」
「ゴミ箱にちゃんと捨ててください。」
「分別をちゃんとしましょう。」


個人的には当たり前のこと過ぎて、何で言わないといけないのだろうということと、
言ったことによって、相手に煙たがれる顔を想像して、言うことが出来ませんでした

でも、グリーンバードだったら、

「一緒にゴミを拾おうよ」
「一緒にグリーンバードやろうよ」
「BBQしようよ」
「他の大学生来るから、一緒に来てよ」
「女の子くるから、話し相手してよ」


と、声をかけることで、ポイ捨てに対する啓発ができるということに気づきました。

(私が一緒にしていたリーダーの一人は飲み会あると言って、集合したらゴミを拾わせている人もいました。笑 仲が良いからこそなせる技。笑)

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(大学3年生)

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僕にとって、これはとっても大きい事でした。
いつもだったら正義感を振りかざして注意をし、相手から嫌われながら注意喚起をしていく。

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(大学3年生)

相手からも嫌がられて、自分も傷つきながら啓発するのは心が疲れて、しんどかったです、、、


僕にはそこまで気持ちが強くなかったんで、この一緒に来やろうよって言う誘い方はとても良かった。

それがまず1つ目です。



2つ目は思いがけない出会いを提供してくれるからです。

グリーンバードって、楽しくゆるくゴミ拾いをするからこそ、気軽な関係性で人とつながることができます。

中には思いがけない出会いから、仕事や、友人、恋愛にまでつながっています。

私自身、これまでも営業系の人だったり、社長をやっている人だったり、コピーライティングの仕事をしている人だったり、素敵な大人や、若くて尊敬できる後輩と出会うことができました。

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(大学2年生)

みんな、それぞれが1つのことに向かって楽しく、志を持って頑張っている人たちで、ゆるくゴミを拾っていながらも、
たまにそういった熱い話を聞いて、自分の刺激になっていました。

僕はそこから派生してたくさんの友人や仲間が生まれました。

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リーダーから誘われる飲み会や、違うチームの人とのつながり、初めて参加していた方の地元が近かったり、同じような仕事をしていて情報交換をできたり、ホント良い出会いを提供してくれています。

最近では、コラボレーションのイベントを通じてインフルエンサーの方や、企業、漫画作品、映画作品、といった自分が普通に仕事をしていたら出会うことのない人たちともつながっています。

ここから直接、恋愛が出来たっていうことは私はありませんが、
こういう活動から、前向きに作ろうと思うきっかけにはなりましたし、アドバイスも沢山もらえました。感謝です。

※グリーンバードから結婚した人もいます。グリーンバードで会った友達から派生して遊んだり、その友達と合コンしたりを含めるとカップルなら累計100~1000組ぐらいいっているんじゃないかなって思います。


最後の理由は小さな冒険

何言ってんだこいつ。と思うかもしれませんが、これは活動を良く捉えています。

グリーンバードはチームによって活動時間や時間帯が違うんですけど、大体、1時間から2時間位は活動しています。

最近は、毎回参加するときにiPhoneに記録された歩数を見てるんですけど、大体5000歩から10,000歩位は歩いています。

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カロリーにするとおにぎり1個分から2個分位は消費されています。

こういう風に、ただ人と出会うこともやりつつ街を散策して健康的な活動にもなり、日々変化する街並みや人との関わりを続けられることって、良いなって思います。

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正直、ゴミ拾いはぜーんぜん、難しくありません。
誰にでも平等で、おんなじ世界で、おんなじトングを使って活動します。

8年前の僕のゴミ拾いのスキルと、今の僕のゴミ拾いスキルは全く変わってません。めっちゃびっくりですよね。

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つまり何が言いたいかと言うと参加した時点で皆さん最強で、対等なんです。


最近では、企画を立てて頭で考えたり、コミュニティ作って人の輪を深めたり広げたり、変わりゆく街並みと出会う人との会話を楽しんでいます。

上手く行かないことも多いけど、その分、自分が得られる体験は貴重だと感じています。

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小さな冒険。という言葉は渋谷にあるシーシャ屋の店員さんからいただきました。肩の力を抜いて遊べるので、おすすめです。いまいちな一発芸を披露しましたが、楽しくいじってくれます。



てか、なんでそんなに環境問題に対してこだわるのか

私は環境問題について、
本来であれば長きにわたって、みんなが楽しく時間を過ごせるのを短期間で消耗していると考えています。

例えばアイスが目の前にあったとして3日間で楽しむのか。3人でシェアをするのか、それとも1人が1日で全部を消費してしまうのか、こういう違いです。

いつか私に子供ができたり、僕の大事な友達に、子供ができたときにその子供たちにとって持続性のある環境であるのかどうか。

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長きにわたってサッカーをして楽しんだり、ゲームをして楽しんだり、猫や犬それ以外の動物植物を大事にしているのかどうか。

関係者みんなが仲良くできているかどうか。ということに関わるからです。

何が言いたいかと言うと僕は先を見ているけど、今の私からつながっている友達や家族先輩後輩を大事にしたいだけなんです。

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未来にある命や時間を守るために、私はこういった取り組みをしています。

ここについては、熱い思いなんだけど、実際に来る時は楽しんでもらいたいと思っているのでこの話は別でしましょう。


なぜ渋谷にこだわるのか

最初にお伝えしておきたいのが、僕はそのうち遠くない将来で地元の座間もゴミ拾いすることを考えています。

だから、地元や自分が生まれ育った街を大切にしたいっていうのもあります。知らん土地で活動を続けてもあんまり意味がありません。
(渋谷で働いてて、渋谷に住んでいたこともあります。)

その上で、なぜ渋谷かということなんですが、渋谷は地元民や実際に働いている人ではなく、他所から来る人たちがポイ捨てをしています。

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僕はよくこの話をするのですが、あなたはゴミポイ捨てを自分の家の前でしますか?

答えはNOですよね。

自分の家の前にゴミを捨てる人は間違いなくいないはずです。

渋谷だと、全く関係ない知らない土地だから知ったこっちゃねーぞと、ポイ捨てする人がホントに多いです。

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これは世の中の縮図だなと思っています。

知ったこっちゃないからいいやとか、
また会う事は無いからいいやとか、
もう来ることはないからいいやとか、
自分事になっていなくて、他人事です。

責任転嫁です。押し付けです。

でも実際は、つながっています。

飲食店を経営されている人の前にポイ捨てされたとして、
もしかしたらあなたの友達がそこのお店の熱烈なファンかもしれないし、
そのお店の店主のお母さんがあなたのお母さんの親友かもしれない。

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(写真は高校生です。高校生限定の活動もあります。)

世の中はどこかで必ずつながっています。

これが、1つまたいでつながることもあれば、
1つ2つ3つと4つと間を挟んで、つながることもあります。

このつながりが離れていたとしても、つながっていることには変わりはありません。

渋谷は他人の土俵で好き勝手やってる人がたくさんいます。
私もHUBに行ったり、クラブに行ったり、居酒屋に行ったり、楽しんだりする事はたくさんありました。

それでも、最低限のマナーやモラルだけは守ってきました。人様に迷惑をかけてはいけないと言う母の教えからです。

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(この動画は、誕生日の日に渋谷のHUBでビンタを3発くらいます。迷惑はかけていませんが、頬は腫れました。いやー、痛いめでたいっ!)

今後やりたいこと...そのために遊びに来てください!

1つはオンライン化の促進、2つ目はコミュニティーとしての拡大と連携強化、3つ目はプロジェクトオーナーの拡大。

これまでは参加人数が平均60から80人ぐらいで、
多い時で130人の参加者がありました。

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数にものを言わせてインパクトのある見せ方でやっていましたが、社会情勢を踏まえて、健康上考えるとそれでは続けられません。

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※いずれの写真も2020年1月以前

そのため、これからはオンラインを活用した新たな環境問題に関わる取り組みや仕組み作りをしていきたいと考えています。

遠隔でゴミを拾ったり、オンラインゲームのチャリティー大会を開いたり、することを考えています。

次は、コミュニティ形成について。

今すでにやっている事として、学生限定掃除や、高校生限定掃除、学生コミュニティの形成をしています。

他にはオールイングリッシュクリーンナップと言うことで英会話に興味のある人を中心にコミュニティー形成もしており、英語だけでゴミを拾っています。

最近なんかは部活として、フットサル部や、スマブラ部、カラオケ部、銭湯・サウナ部というように、共通の趣味でより深められるようにしています。


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今後は1つコミュニティが出来れば、それらを掛けることが出来ます。高校生×大学生、大学生×外国人、飲食×外国人、などなど。

特に若い人にとって、ゆるく繋がれる、サードプレイスにしていけると良いと考えています。

これからは外国人だけに特化したゴミ拾いや、飲食、営業、ビジネスオーナー、なども進めていきます。いやー、人手が足りません。

ちなみに、私はこんなnoteを書いている通りで、ネットワーク商材とか、宗教勧誘とかを許しません。


ゆるくて、健全で、前向きなつながりにします。

キャッチコピーは、

『誰とでも、ゆるく繋がれる、クリーンなコミュニティ』です。

私も8年間。と書いてはありますが、リーダーとして活動をしているのが8年間ではなく、行ける時に行く、という時期もありましたし、行かなくて怒られるなんてことは一切ありません。

最後に

めっちゃ真面目な話を展開しましたが、実際にやっている取り組みとしてはめっちゃ楽しいイベントをやっています。

そもそも僕がいるんで間違いなく楽しいです。

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※(多分大4)

そこは保証します。何より、あなた様が来てくれれば、それは他の僕の友達も来ると言うことです。


あなたが来れば他のあなたも来ます。
おおーー、あなたばかりです。

そうやって人との出会いもこういう場で作っていきたいのでぜひまた遊びに来てくれればと思っています。

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(2020年度)


お会いできる日を楽しみにしています!

活動のスケジュールはこちらから。(初めての方でも歓迎します。note読みました!って言ってくれるとめっちゃ喜びます。)

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他にはこんなnote書いているので、面白そうだったらぜひ~













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