しんぐー

京都に暮らす美大生。音楽と芸術とコスメが大好き。ビジネスにも興味を持ち始めた今日この頃…

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京都に暮らす美大生。音楽と芸術とコスメが大好き。ビジネスにも興味を持ち始めた今日この頃。いろんなことに興味の幅を広げて頑張り中です。

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『実物を見る』。現役美大生がボッティチェリを見て感じた、3つのこと。

どうも、しんぐーです。 誰もが一度は教科書で目にしたことがあるであろう、ボッティチェリの『春(プリマヴェーラ)』。 2019年9月、イタリアでこの歴史的な絵に対面した時、私は息を飲みました。 正直、写真と実物が変わらないような作品も世の中にはある。自分の視点の未熟さもあるのでしょうが、圧倒的な違いを感じる作品はそれほど多くないように感じます。 今回は私が『春』を例に挙げ、どうして感動したのか、そして『本物』に対面する意味性を考えていきます。 これを読むことによって、

    • 美術館での写真撮影について考えてみた。

      どうも、しんぐーです。 美術館で作品を鑑賞するとき、あなたはどのようにご覧になるでしょうか? ・一つ一つの作品をじっくり見る。 ・興味のあるものをゆっくり観察する。 人それぞれしっくりくるスタイルで鑑賞をしていらっしゃると思います。 私はよく、撮影可能な作品については写真を撮ります。 今後の制作のヒントになりそうなアイデアやエッセンスを抽出するためです。 ウフィッチ美術館の出口付近に、ある映像作品がありました。 作品の前に定点カメラが設置してあり、鑑賞する人々を観察する

      • 超絶怠け者の私が、やる気を出す方法を真剣に考えてみた。

        ・朝起きられず、ベッドでだらだらして気付いたらお昼になってる。 ・やらないといけないと思いつつ締め切りギリギリまで放置。 ・このままではいけないと思いつつも、新しいことが続かない。 ・なんかわかんないけどダルい。 思い当たる節がある方もおられるかもしれません。 これらが全て当てはまってしまう怠け者のしんぐーが、最近、やる気を出してnoteを始めました。それにともない、上記のすべての項目が、改善の傾向がみられています。 (昔から私を知っている方は突然どうした、と思われたことで

        • 『常識』『価値観』ってなに?教育から見る『考え方』の話。

          どうも、しんぐーです。 突然ですが、あなたはどんな価値観をお持ちですか? ・テストで良い点を取れば褒められる。 ・難関大学合格を狙う。 ・大手企業に入ることが成功だと考える。 色々な意見はあると思いますが、今社会的に一般とされている価値観の一部はこれに該当すると考えます。 私自身、進学校に通い勉強に追われていたし、勉強ができることが評価される環境にいたので、何も疑うことなく、偏差値を指標に人生を考えている部分がありました。 そんな価値観とは違う考え方に出会ったので調べ

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          『性癖』を晒すことで唯一になれる、3つの理由。

          『食べる女性』が性癖なしんぐーです。 かなり誤解を生みそうな表現ですが、今回は『性癖はあなたを救う』論を大真面目に唱えたいと思います。 あなたの『性癖』はなんでしょうか? 性癖とは人間の心理・行動上に現出する癖や偏り、嗜好、傾向、性格のことである。後述の通り「性的嗜好」とは異なる。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 性質上のかたより。くせ。「大言壮語する性癖がある」 出典:広辞苑無料検索 ここで話す『性癖』とは、性的趣向やフェティシズムで

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          現役美大生が海外のアートシーンに行って変わった、3つのこと。#アート・バーゼル 編

          南国に行きたい、しんぐーです。 私は2019年にほぼ初めての海外渡航でアートシーンを目撃した。 大きくこの2つである。 3月末 アート・バーゼル香港2019 9月  ヴェネチアヴィエンナーレ 変わったこととしては大きく3つだ。 ・作品が大きくなった ・問題意識を持った制作をするようになった ・アートのマーケットに興味をもつようになった 世界のアートシーンで活躍する日本のギャラリー・アーティストの作品を目前として、 日本のアーティストが頑張っていることに感動した。 まだ

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          美大受験に悩むあなたへ、美大をお勧めする3つの理由。

          現役美大生、しんぐーです。 私は美術系の大学で版画を学んでいます。 版画というと小学校で習った木版画を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、 私がしているのは『リトグラフ』という水と油の反発作用を使い、石やアルミ板に版を作る技法です。(イメージが湧きづらいと思うので、私の作品を貼っておきます。) 結論から言うと、美大受験に悩むなら、受けてみるべきです。 その理由を3つに分けてお話します。 1、わかりやすく伝える技術(デザイン)が学べる 美大生というのは少ないです

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          1/6,強い自負心にご用心っていう話。

          大人になるってなんなんでしょう…、どうも、しんぐーです。 人はしばしば、自分スタイルを過信し過ぎて失敗するという話を聞きました。 経験を積めば積むほど、それは自信とともに足かせにもなると。やりたくない仕事をすればするほど、その感覚は強くなっていき、自分スタイルは融通のきかないものへ様変わりしてしまう瞬間があると、その人は言いました。 子供の頃、大人になればできることが増えていく、なんでも自分がやりたいように自由になると思っていたので、大人がとても羨ましいものでした。早く大

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          『下戸なしんぐー・二十歳の飲み歩き日記』#2

          日本酒飲み会に衝撃を受けた話 二十歳になった途端、私はディープでホットな場所を発見してしまったのです… それが『かどや酒店』。 ネットでたまたま見つけて恐る恐るエントリー。 店主の角本さんが月1回気まぐれで開く飲み会に緊急参戦いたしました。 参加費2000円とアテを持参とのことで、アテって何持っていけばいいのかわからなかった私はコンビニによってささっと調達しました。 かどや酒店についてみてびっくり。 お客さん方が持ち寄ったお手製のおつまみの品々がずらっと並んでいて、お寿司

          『下戸なしんぐー・二十歳の飲み歩き日記』#2

          『下戸なしんぐー・二十歳の飲み歩き日記』#1

          二十歳になって解禁されたもの、お酒。 冷蔵庫に貰い物の缶ビールがあっても、いつの間にか賞味期限切れになって流しに捨ててしまうような家庭に育った私にとって、 お酒はとても遠い存在でした。 そんな私がひょんなことから、去年から日本酒のPRに携わることになりました。去年は一滴も飲まずにお酒の売り子とプロモーションをしていました。酒米の田植えをして、稲刈りをして、酒粕のレシピを考案しました。それまで全く興味も関心もなかったお酒の世界に、つま先だけでも踏み込んだことで、飲まないと分か

          『下戸なしんぐー・二十歳の飲み歩き日記』#1