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マーケティングトレースin福岡2019/06/11

マーケターの筋トレ「マーケティングトレース」のミートアップが福岡で開催されるとのことだったので初めて参加しました。

題して 【マーケティングトレースミートアップ@福岡】

ひとことでいうと、まさに上記の通り「マーケターの筋トレ」です。
詳しくは生みの親であるブランディングテクノロジー社長室長の黒澤友貴さんのnoteへ。


今回は以下、3社の事業紹介から、自分がやってみたい会社のマーケティングトレースを行いました。

LINE Fukuoka
QUEQ
AUTHENTIC JAPAN

僕は説明をしていた責任者の久保田さんのキャラと事業の面白さでQUEQさんを選択。

マーケティングを仕事にしてまだ数か月ですが、マーケティングを学ぶにあたり、黒澤友貴さんのTwitterやnoteは拝見していたので、マーケティングトレースはちょくちょくやっていました。
ですが、「果たしてこのアウトプットは良いのか?悪いのか?」
それがわからず、、、
といったときに、マーケティングトレースがまさかの福岡で開催!!
もちろん秒で申込み。

さて、話を戻してQUEQさんをマーケティングトレース。

まずはQUEQさんをざっくりと概要から。
※以下URL先詳細
https://yindeed.asia/queq

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◆QUEQ概要
・タイで5年前に発足した「行列をなくす」サービス
・日本には今年4月に進出して、福岡を中心に展開準備中
・スマホアプリを通して半径2キロ圏内で店舗などの待ち時間や待機人数が可視化される
・店舗側は2万円/月で導入可能

◆ユーザーメリット
・行列の状況がわかるため、従来みたく並ばなくてもOK
・今まで並ぶことで発生していた時間を別のお店に行くなどして有効活用できる

◆導入店舗側メリット
・ユーザーデータをクラウドに蓄積できる
・月額料金で店頭にディスプレイを導入できる(ハード部分の提供)

◆成功実績(タイ)
・タイで同様のサービスはトップシェア
・75万回/月の利用
・平均で30%/月がアクティブユーザー

◆課題感
・半径2キロ圏内のため郊外にある大型店舗や病院などは利用が難しい
・日本人は行列に並ぶことで「自分が選択したものが間違いではないと確認」「行列=おいしい店」といったことが認知されている
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ざっくりと概要はこのくらいで。
さて、次は4P分析から「もし自分がCMOだったら」を仮説ベースで展開します。
(ここが一番難しい、、、けど、、、一番楽しい!!!)

Product:商品
ユーザー側視点(メリットを活用)
・行列の状況がわかるため、従来みたく並ばなくてもOK
・今まで並ぶことで発生していた時間を別のお店に行くなどして有効活用可能
店舗側視点(メリットを活用)
・ユーザーデータをクラウドに蓄積できる
・月額料金で店頭にディスプレイを導入できる(ハード部分の提供)

Place:小売・流通
福岡市と協業して中洲、長浜、天神に点在する屋台に導入
※どうやら、福岡に点在する屋台は福岡市が管轄しているそうです、なので屋台の所有権限は福岡市にあるんだとか...

Price:価格
屋台1店舗から導入するのではなく、福岡市が屋台10店舗から取りまとめて契約する

ex)福岡市が100台の屋台を持っている
10台=2万×10=20万/月

屋台は1人あたりの%を成果報酬型として福岡市に支払う。
QUEQは福岡市から20万を徴収する。

今回、屋台を契約する目的は大きく2つ。

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①屋台の半径2キロを巻き取る
 ⇒屋台の半径2キロ圏内のショッピングセンター、病院、ホテル、その他飲食店に導入できる可能性が広がる
②屋台で導入実績を作る
 ⇒導入実績により、さらに販路を拡大できる可能性が広がる
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※屋台で資金を回収するのではなく、あくまで屋台導入も投資の一部


Promotion:広告
・ユーザー側に行列に並ばないで済むメリットを訴求
・クーポンを発行で利用促進
・ポイント制を導入して、利用額に応じて且つ、近くに立ちよるとポイントゲット
・キャッシュレスと協同して、利用するとポイント2重取り
 ※屋台はキャッシュレスが進んでいる

といった感じでQUEQさんをトレースしました。
まとめると、、、

・ユーザー側、導入店舗側にも双方のメリットが発生
・屋台で半径2キロ圏内を網羅し、販路を徐々に拡大
・屋台から成功事例を作って拡販
・キャッシュレスとポイント2重取り戦略

※使用したメモ


荒くやり方もめちゃくちゃかもしれませんが、今回は、あえて精査せずミートアップ内で洗出したことのみを記載しました。
20分ほどでしたが、短い時間でどこまでいけるか試したかった。という理由は20%もなく、残り80%は自分の実力を披露する羞恥心です。
1カ月後、これを見た時に恥ずかしいと思えるくらい成長しておきます。

また、今回、ミートアップを開催していただいた黒澤友貴さんはじめ、ご関係者各位、本当にありがとうございました。
今後、マーケティングトレースの認知拡大から今後の福岡発展へと繋げて行ければと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

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