期待を超えると感動が生まれる
「人にやってもらうにはどうすればいいのだろう?」「商品を購入してもらうにはどうすればいいだろう?」
他人に頼みごとを聞いてもらったり、商品やサービスを買ってもらうためには、何が大切なのでしょうか。
人が行動に移すまでには、頭で理解するだけでなく、「よし、やってみよう」という心のスイッチを押さなければいけません。
人は心のスイッチを押され、心が動くことで、はじめて行動に移すのです。
その心のスイッチは、期待以上のものを感じた時に発動します。
今日は、その「期待以上」について考えてみます。
期待を超えると感謝する
人には、あらゆる物事に対して、「だいたいこんなものだろう」という基準があります。
ファミレスの料理なら、「だいたいこのくらいなのかな」という料理の美味しさを想定します。。
資格を持っているのなら、「ある程度その分野の知識はあるだろう」と想定します。
新社会人であれば、「新人なのだからどんな仕事も素直に引き受けるだろう」と想定します。
この自分が作り上げた基準が、相手に期待するものであり、その期待を超えるか超えないかによって、相手に対する評価が分かれます。
期待通りであれば「普通」、期待以下であれば「不満足」、期待以上であれば「満足」といった具合です。
期待という基準は、「できて当然のもの」「やって当たり前のもの」という見方をすることもできます。
「ファミレスのお子様セットにはドリンクが付いているものだ」という期待を持つ人にとっては、実際にドリンクサービスが付いているのは当たり前のことになります。
そこにオモチャまで付いているとなると、期待以上のサービスとなり、嬉しさを感します。
期待に応えるだけでは、当たり前のことをしただけという評価になりますが、相手の期待を超えて応えた場合、それは当たり前ではない有難いことになり、感謝の気持ちが生まれます。
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