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優れたフォロワーシップ

「入社したばかりで意見を言うことなんてできません」「経験がないのに出しゃばると周りから良く思われません」

会議などで発言が少ない人、業務を改善する提案がない人に声をかけると、このように返事をされることがあります。

たしかに入ったばかりの職員が、「自分が知っているこの方法が正しいのではないか」と今までのやり方にモノ申すのは、従来の方法を否定するような面もあり、先輩職員との信頼関係を築く弊害にもなるでしょう。

「業に入れば業に従え」という言葉があるように、職場に慣れるまで、周囲との関係が築けるまでは、「今取り入れているこのやり方を一から吸収しよう」という姿勢で取り組むことは大切です。

その会社、その組織が採用しているやり方は紆余曲折を経た結果できあがったものであって、その会社や組織が培って来た歴史を尊重することは大切です。

だとしたら、入社間もない職員は、どのように自分の意見を主張すれば良いのでしょうか?

何も言わずに黙っているしかないのでしょうか?

厳しい現実社会では「何も発言しなければ、そこにいないのと同じ」とみなされるので、自分の存在価値を見出だすことができません。

ここでは、新入職員や発言する勇気を持てない職員が、どのようにすれば上手く主張できるのかについて考察します。

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