洗車ツール、カーディテイリング用品の専門メーカー・株式会社本荘興産、代表取締役の平井新一と申します。カーショップ、整備工場、ガソリンスタンドに向けて車の美容事業のノウハウやアドバイスなどを情報発信してまいります。

写真は出張先の大阪で食事をした焼肉屋さんのテーブルです。こちらのお店、なんと各テーブルに飲み放題用のビールサーバーが設置されています。飲み放題プランを注文すると、ビールサーバーで好きなだけ注いで飲めるシステム。もちろん満場一致で飲み放題プランに決定。仕事仲間たちとビールのうまい注ぎ方で盛り上がりました。
 
テーブルにサーバーがあることで、店員さんを「すみませ～ん！生ひとつおかわり～」って何度も呼び出すストレスもないですし、お店側も効率的。（そもそも焼肉屋さんって、肉もお客さんがセルフで焼くのでビールのセルフ化も違和感ないですよね）しかも、いつも以上に飲んでしまい、酔っ払うから食も進むし会話も盛り上がる。たくさん飲んでたくさん食べて楽しかったという記憶が刷り込まれたことで、また大阪で会食する際は、ビールサーバーの焼肉屋さんに行く可能性が高まるわけです。
 
どんな業界も人手不足や材料高騰による値上げなどの問題を抱えていますが、今までの方法や仕組み、売り方をそのまま維持することはかなり難しくなってきているのだと思います。きっと、これまでの常識にとらわれない非常識（逆転）の発想が求められているのです。各テーブルにビールサーバーを設置する…常識で考えていたら辿り着けないアイデアですよね。また、単に非常識の発想だけではなく、働く人やお客さんの気持ちや想いを起点にして考えられているところも素晴らしいと思いませんか？
 
人の気持ちや想いを起点にして考えられた、非常識だけど面白くて楽しい商品やサービス。自動車業界でやるなら、果たしてどんなことができるでしょうか？