見出し画像

あなたの輝くフィールドを知る

 自分が最も輝けるフィールドはどこだろうか。この問いかけにこたえることができる人はとてもこの先が楽しみな人です。中国の兵法で有名な孫子も「己を知り、相手を知れば百戦して危うからず」という有名な言葉を残しています。まさに自分のことを知って、自分がどの領域で輝くことができるかはとても重要なことです。

 個人においても、会社のような組織においても重要なポイントは3つの領域を把握しているかどうかです。その3つの領域とは自分(自社)、競争相手(競合他社)、価値の提供先(顧客)の3つです。

 この3つがしっかり把握できていると、自然と自分(自社)が活躍できるフィールドが鮮明になってきます。把握するのはそれぞれの領域における価値。自分、自社が提供できる価値は何か。他の人、競合他社が提供している価値は何か、顧客が望んでいる価値は何か。この問いに答えていくと、3つの領域が鮮明になってきます。

 さて、この3つの領域を明確にしていくと、
① 顧客、相手が望んでいて、
② ライバルが提供できない、
③ 自分、自社が提供できる価値
が明確になってきます。すなわち自分が活躍できるフィールドであり、自分が輝きをはなてる領域です。マーケティングでは“バリュー・プロポジション”と言われたりもします。

 例えば、自分が日本料理を学び、海外の人達に料理教室を開催したいと思っていたとしたら、
① 顧客:日本料理を得意になりたい海外の人
② 海外留学や海外移住の経験を活かした日本料理の伝え方
③ 日本と海外の文化の両面を知っていること
がバリュー・プロポジションになってきます。

 もっと時間をかけて深掘りしていくと、自分だけのフィールドがより明確になっていきます。3つの領域に対する視点をもって、ぜひ自分だけの輝けるフィールドをもってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?