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訪問リハビリの様子をチラッと紹介します

利用者様は要介護5で、立位保持が難しく、
これまでのリハビリでは、手すりにつかまって30秒保持といったトレーニングをしていた。

起立筋にセンサーを貼り、起立動作時のデータを取得した。
被験者本人は立っているつもりでも、起立筋が力んでいて、身体的にはまだ起立動作の途中であることがわかった。
つまり、立ちきっていない、ということ。
だから筋肉が疲れて立位を保持できないのだ。
ということがわかったので、
起立トレーニングにて、立位保持時の姿勢を重視することにした。
しっかりと腰を立てる、腰をビシッと伸ばす!
特に特別なことをしたわけではないが、姿勢を重視するようになってから、立位保持は余裕で1分以上できるようになった。
まだ、途中の声掛けとか腰部へのサポートが必要ではあるものの、
以前の、手すりにしがみつくように立ってなんとか30秒持ちこたえる、という状態からはかなり進歩した。
更に、立って片手バンザイもでき、ボール投げもできるようになった。

今までよりできるようになったので気持ちが明るく前向きになり、
またチャレンジ精神が湧いてくる。
さて、次は何に挑戦しようかな、と。

ご利用者様おひとりおひとりの状態をよく観察し、
適切なリハビリを行なうよう努力して参ります。

訪問看護リハビリステーション スマイルうつのみや
https://www.instagram.com/smile_utsunomiya/

訪問リハビリの様子、起立からの立位保持

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